ドストエフスキーのレビュー一覧
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ネタバレ<登場人物>
ユーリヤ夫人
スタヴローギン
ピョートル・ヴェルホヴェンスキー
ワルワーラ夫人
マリヤ
リプーチン
シャートフ
キリーロフ
舞台
【物語】
スタヴローギンは、マリヤ・チモフェーエヴナと結婚している。
[レビュー]
狂言回しとしてのピョートル・ヴェルホヴェンスキー。
会話劇が面白くもあるのだが、婉曲的な物言いが、具体的に何の事を意味しているのか、僕にはわかりづらかった。
名作とされている作品の一つであるが、当初、内ゲバを描いた作品であるとの予想の激しい描写は無く、物語は会話劇を中心にゆったり動き、亀山氏の翻訳は読みやすいのだが、僕には面白味がわからなかった。 -
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ネタバレ『白夜』
不幸比べから始まり、どっちなのよ⁈という流れになり、やっぱりそっち行くんかよ!という結末。
ナースチェンカは、白痴のナスターシャのような、どっちやねん女だった。
『キリストのヨールカ祭りに召された少年』
かなり短いストーリー。号泣した。貧しく、母親がいなくなり、少年もまた孤独死。死んで母親と再開する。
『百姓のマレイ』
貧しいと心が荒んだりする。でも、ロシアの民衆にもこのような心の持ち主がいたんだとドストエフスキーは伝えたかったらしい。
『おかしな人間の夢 幻想的な物語』
『一八六四年のメモ』
この二つの短編は思想哲学的なものだけで面白いものではなかった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ地下室に引きこもった人が書いた恥ずかしい記憶の一部。
自意識過剰。そして性格がとても悪い。
愛を知らず考えがねじれている…
自分の中でこれだけ破壊してるのだから、辛いだろう。
かわいそうだけど、あまりにも極端なので少し滑稽だった。
なんでそんなこと言うの!大丈夫??って何回思ったか。
せっかく愛を出されても愛の受け取り方がわからず、酷い態度に。
自分を馬鹿にする人たちから「こいつはすごいな!」と思われたい一心。周りにそれを認めさせたいのだけど、上から目線で必死になって言うものだから、余計にバカにされ、反感を買い、本人は惨めになる。
自分の居場所が見つからないし、これ以上恥ずかしい思いをしたくないので、地下室にこもる。
認知療法して、自分をバカにしない人たちの中で生きていければいいんだろうけど、地下室にこもってしまったのなら、それはちょっと難しそう。
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Posted by ブクログ
村上春樹「騎士団長殺し」にドストエフスキーの悪霊の〇〇のような、との比喩があった。単身住まいで手元に本がないが、スタヴローギンのような、という文だったんだろう。
兎も角、そんな切っ掛けで悪霊を読んでみる気になった。
悪霊がどんな小説であるかは裏表紙にある。無神論革命思想に憑かれ破滅した青年たちを実在の事件を元に描いたと。冒頭には、プーシキンの悪霊に憑かれた姿を描く詩とルカの福音に描かれる悪霊に憑りつかれて湖に飛び込んでいく豚達の文が引用されている。
最初の登場人物はステバン氏。歴史学者で活動家と紹介されるが、卑小な存在だったとあけすけなく綴られる。そして、彼のパトロン、ワルワーラ夫人。登場人物は多数あるが、第1部は殆どこの二人の物語。ドストエフスキーの悪い癖で意味なく唯々、長い。物語が何処に向かうのかまったく見当つかない。
ワルワーラ夫人の子、ニコライ・スタヴローギンとステバン氏の子、ピョートル・ヴェルホーヴェンスキーの登場でやっと物語が前に進む。しかし、40年前の高校生の時分だったら「スイスでの他人の不始末」なんて持って回った云い方はピンと来なかったかも知れない。
一旦、決着着いたと思った話が、次のシーンでどんでん返し。あれ、ミステリーだった?ネタバレに注意しよう。
無政府主義の青年たちの心情の吐露が神についての問答となるのが日本人の自分には判りづらい。カソリックについての批判には納得するが、ロシア正教について無知だし、難しいなあと首を捻るばかり。
最初、伝聞として語られていたニコライが小説の中で動き出すと、どう説明して良いか判らない。婚約や決闘。彼はまともに行動しているつもりなんだろうけれど、正直、理解しがたい人物として存在が重くなってくる。
やっとの思いで、上巻を読み終えた。暫くしたら、ステバン氏のエピソードは何も頭に残っていないだろう。何のための長編だったかと云えば、疑問だらけ。ストリーテラーとしてドストエフスキーには根本的な問題があると思う。