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Posted by ブクログ 2019年06月21日
怒涛の展開だった。なんともやりきれない話なのだけれど、引き込まれた。
相手のことを思うがゆえに、二人にとってよくない方向に進んでしまうのは、どこに原因があるのだろうと考えてしまう。素直に享受すればよいのに、どこかで自分を卑下してしまうのか、傷つくことに快を得るからなのか。
純粋な気持ちにも、いろい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月29日
『罪と罰』『カラマーゾフ』に続いて五大長編に取り掛かったが、一番読むのがつらかった。途中何度も挫折しそうになったが何とか読破。
結びの前の結末まで読み進めた時、ここまで読んできて良かったと思えた。
主人公のムイシキンには全く感情移入ができなかった。[完全に美しい人?]自分の価値観では、空気の読めない...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月08日
ムイシキン公爵とアグラーヤの諍いはアグラーヤがハリネズミをプレゼントして収まる。公爵を紹介するために開かれたエバンチン家主催の夜会で、公爵は恩人・パヴリーシチェフの改宗の話を聞いて興奮、自説を弁じたのちに発作を起こし、中国製の花瓶を割ってしまう。
アグラーヤとナスターシヤが面談、2人はロゴージンと...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月16日
かなりモヤモヤ感のあるラストでしたが、まああれはあれで四人にとってベストな結末だったのでは無かろうかと^^;。あと、ムダに長すぎる会話文も、あれはあれで、善と悪に分かれがちな各登場人物それぞれの多様な一面であったり心情であったりが読み取れて面白かったかな~☆…全ての作家があの方式を採用されるとちょっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月22日
完結巻。
終幕近く、正気を失くしたムイシキンとロゴージンが、ナスターシヤの遺体とともに夜を明かす場面は、象徴に満ち絵画的で、美しいとさえ言えるかもしれない。しかしムイシキンの無垢さ、純真さ、聖性は、その場でも遺憾なく発揮されるものの、そこに至るまでの悲劇を思うと現実に生きる人間たちには(ムイシキン自...続きを読む
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