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Posted by ブクログ 2014年02月17日
フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキーの中編2編です。
どちらも男性から女性への愛をテーマにしていますが、「愛すること」への苦悩が滲み出た作品になっています。しかし、男性目線から言えば、これはむしろ「面倒な女」「性悪女」に「問題あり」なのではないだろうか。(←わっ、ブーイングは赦してください。...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月24日
●白夜
ドストエフスキーの第11作。
1848年 27歳。
白夜のペテルブルグで繰り広げられる清新なロマンス。
青年の恋愛は、こうでなくてはね。
美しい中編。
佳品です。
25年ぐらい前に米川正夫訳で読んだ「白夜」は、冒頭が素晴らしかった。
それに較べると、この講談社文芸文庫版は、イマイチのよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月11日
えげつない、遊川和彦さんのドラマ(「家政婦のミタ」「〇〇妻」)みたいな、崩壊夫婦の葛藤と、死の物語。
大爆笑の失恋ドラマのような、19世紀最高の振られっぷり、と言いたくなるボーイ・ミーツ・ガール。
ドストエフスキーさん、敬遠するのはホントに勿体ないですねえ。
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ドス...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月27日
初ドストエフスキー。初めては罪と罰とかカラマーゾフの兄弟とか読むと思うけど、長編を読む自信がなかったので。。
やさしい女:妻が身投げしてしまい1人残された主人公の独白。思い込みが強くプライドが高くめんどくさそうな人間。これがドストエフスキーか。
白夜:衝撃だった。途中までは「ロシア文学にありがちな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月01日
『やさしい女』は、41歳の質屋の男が小金にものをいわせて16歳の少女と結婚するものの、ある日自殺されてしまい、死体を目の前にいろいろと回想する話。
この男、自分はえらくて妻や女を無意識に下にみてて、その癖なにも喋らなくても相手が自分を理解してくれるはずだし、愛してくれているはずとかいう謎の思い込み...続きを読む
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