真下みことのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
これが最後の仕事になる、の共通センテンスからスタートするショートアンソロジー。
ショートで色んな作家さんがかく中でインパクトを、となるとどうしてもドキッとするような内容に寄る。
そのなかで違う角度で楽しませてくれたのは
・半分では足りない/呉勝浩
→うぉぉーーー読み直したよ!
・闇バイト/柿原朋哉
→タイトルと違ってちょっとほっこり
・天岩戸の真実/高田崇史
→この作者さんテイスト満載
あとストーリー好きだったのは
・悪魔との契約/須藤古都離
→オチ!良き!
・魔法少女ミラクルミルキー/一穂ミチ
→ヒーローも魔法少女も辛い仕事。。。
・時効/米澤穂信
→この長さで収まる起承転結具合が秀逸! -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ書き出しが『だから捨ててと言ったのに』から始まる短編集。様々な作家さんがこの一言からそれぞれの物語を紡ぐので、本当にいろんなジャンルの話が読めるのが面白い。
個人的に印象に残っているのは多崎礼さんの『海に還る』、摩耶雄嵩さんの『探偵ですから』かな。短いからこそ、その世界にスッと入り込めてわかりやすい話が好み。『海に還る』は人魚の話で多崎さんの作品らしいファンタジーな世界観が8ページにまとまっていて良かった。『探偵ですから』はとにかくわかりやすい作品で読みやすかった。短い話なのに、物語の登場人物の心情もわかりやすかったし、飼ってる犬がしゃべりだすとか少し怖い感じもするけど、主人公が助かって良か -
-
Posted by ブクログ
名門大の理工学部に通う順子は、おしゃれに興味もなく勉学に励んでいるが、女子大に通う紗奈はおしゃれに着飾りインカレサークルに入り遊んでいた。
同じ高校だったときは、「上」の人間だった紗奈と「下」の人間だった順子は、話をすることもなく真逆の世界で生きていた。
「高学歴の男子」と交流する紗奈が、ある日性被害に遭い…助けを求めたのは順子だった。
全く関わりのなかった二人がだったが、ひとつの事件により頼り、頼られるようになる。
被害に遭った側と何もしないことより声を挙げろという側に同じ立場でないと気持ちはわからず、結局はどうすることもできなくて。
ただひとりにはできない、ひとりにしたらだめだと気づく -
-