真下みことのレビュー一覧

  • かごいっぱいに詰め込んで

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    ネタバレ

    おしゃべりレジというレジ打ちをしながら話しかけてくれるサービスを利用する人達のエピソード集。昨今セルフレジや食券機の普及で人との関わりが減りつつある。しかし人は誰かと話すことで悩みが解決したり気が紛れたりするので話をすることは大事だと改めて感じた。学校、職場で話せる人は良いが、定年後の老人、専業主婦の方はこういったサービスがありがたいのだろう。人それぞれ悩みはあると思うが一人で抱え込まず誰かに相談した方が心の健康に繋がると思った。

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    2025年06月08日
  • だから捨ててと言ったのに

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    短編なのでサクサク読めた。
    今回の書き出しテーマは『だから捨ててと言ったのに』…だいたい恋愛絡みか、夫婦関係こじらせ系が多かったように思う。
    誰に対して言っているかで、作者ごとに思い付く話が違い、個性があって面白い。
    アンソロジーは、知らない作家さんを知って、見つける機会にもなる。
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    ↓読んだ中で印象に残ったもの。

    ●良い話
    砥上裕將『母の箪笥』
    金子玲介『恋文』

    ●じわじわ来る系
    潮谷験『無理解』
    五十嵐律人『累犯家族』
    背筋『こわくてキモくてかわいい、それ』

    ●設定の世界観が独特
    黒澤いずみ『捨てる神と拾う神』
    舞城王太郎『食パンと右肘』
    多崎礼『海に還

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    2025年05月31日
  • かごいっぱいに詰め込んで

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    「おしゃべりなレジ係り」「ちいさな左手」「気をつけてください!」「なわとびの入り方」「不機嫌おじさん」5話の連作短編集。どこもかしこもセルフレジが増えてしまったけど、おしゃべりレジみたいなのも需要はあるのかも。個人的には「不機嫌おじさん」が好きです。

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    2025年05月21日
  • だから捨ててと言ったのに

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    「だから捨ててと言ったのに」という1文から始まるショートストーリー集。このシリーズは全て読んでいるが、毎回色んな作家さんの作品が読めるので楽しみ。今回のもバラエティに富んでいて面白かった。
    「パルス、またたき、脳挫傷」岡崎隼人
    「海に還る」多崎礼
    「探偵ですから」麻耶雄嵩
    この3編が特に意外性があって良かった。

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    2025年05月19日
  • かごいっぱいに詰め込んで

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    初読みの作家さんだが、とても面白かった。
    5話からなる短編集。第1話の専業主婦がやっと見つけた職場、そこを訪れる人それぞれの物語。

    表紙はとても穏やかでのほほんとしたイラスト、しかしこれに騙されてはいけない。
    不穏とまでは言わないが、これがなかなか、、、?!

    誰しも人には言えない悩みや苦労があるのだが、それを口に出せる場所って大切なのかもしれない。しかもそれは知人や関係者じゃなく、単なるスーパーの店員だと。
    全くの他人だからこそ、愚痴ってみたくなるのはわかる気がする。

    中でも私は「なわとびの入り方」のこの続きがとても気になる。夫婦の関係も友情も。
    「不機嫌おじさん」も、こういうおじさん、

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    2025年05月15日
  • かごいっぱいに詰め込んで

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    外からはわからない、人それぞれに抱えているのものがあるんだろうな。
    ほんの少しだけの人との関わりで、気持ちが救われることは確かにある。

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    2025年05月07日
  • 春はまた来る

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    ものすごく実話に近い。作者が早稲田大学卒のこともあるのかもしれないが、インカレサークルの実態がよく分かる。いわゆる飲みサーと言われるサークルの闇と性被害に遭った人が泣き寝入りしなければならない恐ろしさを強く感じた。終盤のシーンは少し無理があったような気がするが、とにかくサークルの話がリアルな話過ぎて怖かった。高学歴男子は女子大に対してこのような感情を抱いているのだろうか。本当なら怖いなと思った。

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    2025年05月02日
  • だから捨ててと言ったのに

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    色んな短編があって面白かった。
    ちょっと理解できない話や良く分からなかった話もあったけど、個人的には「母の箪笥」「海に還る」が好きだった。

    こわくてキモくてかわいい、それ 一体何だったのだろう…??

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    2025年04月13日
  • だから捨ててと言ったのに

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    不穏な話は少なめ。金子玲介さん『恋文』、舞城王太郎さん『食パンと右肘』、多崎礼さん『海に還る』、麻耶雄嵩さん『探偵ですから』が特に好き。

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    2025年04月01日
  • 春はまた来る

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    タイプの違う女子二人が事件をきっかけに手をつなぎ… 心情を解像度高く描いた青春小説 #春はまた来る

    ■あらすじ
    東京の上位大学に通う理系女子の順子は、高校時代の同級生だった紗奈と出会う。順子は明るく華やかな紗奈を煙たく感じていたが、お互い女友達が少ない環境の中、少しずつ心を開いていく。ある日、紗奈がインカレサークルのイベントで乱暴されてしまう。紗奈は順子に助けを求めるのだが…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    地方から上京してきた女性たちの友情と成長、そして性被害の醜さと恐ろしさを描いた青春&社会派小説。ストーリーとしてはシンプルながらも、登場人物ひとりひとりの心情を解像度高く描いた力強い物語

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    2025年03月21日
  • だから捨ててと言ったのに

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    すべて「だから捨ててと言ったのに」から始まる、複数作家の短編集。
    同じセリフから始まるのに、こうも多様な物語になるのかと驚きました。
    ちょっとよくわからないなという話もありましたが、おおむね読みやすく、飽きずに最後まで楽しめました。

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    2025年03月16日
  • かごいっぱいに詰め込んで

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    読みやすくて、日常生活上誰にも起こり得る話で、明るい美奈子がスーパーのおしゃべりレジで働く姿が目に浮かんだ
    おしゃべりレジ、全国に普及するといいな
    子どもが手を離れ、何の用事もない一日、誰とも会話らしい会話をしない日もリアルにあって、仕事、家族、働く場所や世話をする人がいるって幸せなことだと気付く

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    2025年02月23日
  • かごいっぱいに詰め込んで

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    返却期限に間に合わず途中までしか読めなかったが、今の社会情勢、コロナとかマッチングアプリ とかも出てきて短編で読みやすかった。

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    2025年02月18日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    一生本を読んで暮らせるなら、
    人生と引き換えでもよいか?

    そこで得た報酬を娘たちに残し
    サラッと宇宙へ旅立てる?

    ふとそんなことを考えた。

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    2025年02月14日
  • かごいっぱいに詰め込んで

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    1997年生まれの作家さん。すごい。
    帯になっている町田そのこさんの言葉「いくつもの小さなふれあいが、人生には必要なのだと教えてくれる」その通りの一冊。

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    2025年02月08日
  • かごいっぱいに詰め込んで

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    おしゃべりなレジ係
    今生きてる世の中の生きずらさを5編の話で見れた
    それぞれ悩みは違い苦しい
    でもそっと声をかけてくれる人、寄り添ってくれる人がいると前を向ける
    日々に感謝、周りに感謝を忘れないでいたい

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    2025年01月31日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    見たことのある名前の作家さんがたくさんの、ぜいたくな1冊。
    私は呉勝浩さんのお話が1番印象的だった。他の本にもあたりたいと思う。
    多崎礼さん、岸田奈美さん、米澤穂信さんは何作か読んだことがあり、短編でも“っぽさ”が出るなと感じる。様々な「これが最後の仕事になる」が読めて良かった。

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    2025年01月21日
  • あさひは失敗しない

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    ネタバレ

    一気読み。
    子どものためを思う気持ちは実は自分が子育てを失敗したと思われたくないということの裏返し…

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    2024年12月07日
  • あさひは失敗しない

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    皆さんも経験あるのでは?という程度の違和感を与えてくる登場人物たち。そんな彼女たちの普通が何事もなかったかのように語られていく。こういう怖さもあったか…そう思わざるをえない一冊。初めて感じる読後感。

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    2024年10月17日
  • かごいっぱいに詰め込んで

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     町のスーパーを舞台に、人生の岐路に差し掛かった人たちのリスタートを描く連作短編ヒューマンドラマ。

     主人公は各話で異なるが、第1話及びエピローグで主人公を務める北川美奈子という中年女性が作品を通じてのキーパーソンになっている。
               ◇
    「よーし、転職するぞ!」
     リビングのソファでスマホを見ながら美奈子はそうつぶやいて、スマホに転職と入力して検索した。
     最初にヒットした投稿は、「主婦になって20年。そろそろ転職したい」というもので、それには「いいね」20000件のほか、返信もたくさんある。

     興味が湧いた美奈子がその返信を見てみたところ、
    「主婦は無職ということだ」

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    2024年09月23日