唯川恵のレビュー一覧

  • 雨心中

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    ネタバレ

    印象に残ったのは2つ

    ①芳子の愛
    芳子の周也への愛は姉として生きることで注ぎ続けられる愛に置き換えている感じがした。
    キリスト教的な無償の愛に無理やり置き換えることで
    自らの欲望による愛を錯覚させてる感。。
    カオルの出現で見え隠れしていたけど。
    自分の欲望による愛を相手に見せなければ一生姉という立場で愛することができる選択は何となく分からなくもない。でももどかしい。

    ②音江の葛藤
    20年?近くシスターとして仕えてきた音江でさえ、人間的感情の自分と神様に仕えるシスターとしての自分との間で葛藤している。
    時に自分の感情を押し隠すのは神という万物を超越した存在を信じ、従うことで報われたいといった

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    2022年03月03日
  • ベター・ハーフ

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    結婚の現実に絶望を感じながら、小説内の時代と現代の価値観が変わっていることにすこし嬉しさと希望を感じた。

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    2022年02月27日
  • 瑠璃でもなく、玻璃でもなく

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    ネタバレ

    読みやすくて一気読みしてしまった。

    結婚していない、結婚しているの2通りだけじゃなくて、結婚していても、その先にいくつもの生き方があるっていうところには共感した。

    結婚していても仕事が好きな人もいれば、家族のために尽くす人もいて、人それぞれで良い。

    離婚した英利子さんの5年後は大人でかっこいいなと思った。あんなふうに元夫に堂々と会えることもかっこいいし、仕事や人生のトラブルにも「さ、行きますか」って感じで対応できるのもすごい。

    専業主婦になってからの美月が、友達が子供産んだ後正社員になって復職したことに動揺するけど、自分はこれからも家族のために時間を使うってなるところが良かった。元彼か

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    2022年02月13日
  • 永遠の途中

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    わかる、わかる。

    ないものねだり。隣の芝はあおい。

    いつも後悔。

    でも、やり直しはもうできない。

    でも、どちらも幸せで不幸せ。

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    2022年02月10日
  • セシルのもくろみ

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    ダイエットしようかな、とか新しい服買ってみようかな、とかそんな気持ちが湧いてくる本。春に読んだら服買いすぎそう。

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    2022年01月11日
  • 夜明け前に会いたい

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    金沢の東町に母親と住む銀行勤めの女性の恋愛物語。どうしようもなく惹かれてしまってる感情の表現がうまい。
    金沢出身の作者で金沢の方言や季節の表現がとてもリアル。

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    2022年01月01日
  • 雨心中

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    こういう女性を「堕ちていく」と表現するのかなと思いました。

    血の繋がりなどなくても姉弟の絆があるのは理解できる。
    弟だから可愛いのも理解できる。
    ただ、彼女の愛し方は正しかったのかと疑問に思ってしまう。

    真っ直ぐに一生懸命に不器用に生きる姉弟に、なんとか幸せになってほしいと思い、幸せってなんだろうとも思う。
    二人が願う幸せの形は同じだったのかな。
    掴みかけてはすり抜けていくようで、掴もうとしていないようで。
    なぜ幸せより奈落を選んでしまうんだろう。

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    2021年12月18日
  • ため息の時間

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    恋愛小説

    インスタで知って読んでみたいけど
    面白かった

    人間味が感じられる部分が沢山あって
    面白かった

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    2021年10月29日
  • 愛に似たもの

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    共感したくないと思いつつ、やっぱりどうしても自分がその立場だったら同じことしちゃうかも…となる。

    女性の怖い部分の本性が赤裸々に描かれた話

    たった一文でゾッとさせられる唯川さんの文章にハマる。物語の盛り上げ方とか、すごい。

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    2021年09月25日
  • ヴァニティ

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    30歳の頃、恋愛や将来に悩む私に、友人が貸してくれた本。
    読んでも読んでも内容が頭に入ってこなくて、途中で止めてしまった。
    現実は物語みたいに上手くいかなくて、苦しくて、人生の岐路に立つ主人公たちを追ってる余裕などなかった。

    それから数年後、結婚し、安定した生活を送っている今、ふと読み返してみるとサクサク読めてしまった。
    面白いと感じた。

    と、いうことで、絶賛人生迷走中の方には、読んでもしんどくなるだけなのでオススメしません。
    心が落ち着いている状態なら楽しめると思います。

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    2021年09月18日
  • ヴァニティ

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    女性の色々な恋愛を描いたショートショート、短編のアンソロジー。
    ふむふむと思う話もあれば、よく理解できない話もある。きっと女性ならそんなふうに感じる作品群かもしれない。

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    2021年09月19日
  • ただそれだけの片想い 始まらない恋 終わらない恋

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    みずみずしいエッセイを、さらりと読みました。

    「始まらない恋、終わらない恋」に悩んでいるうちが花なのよ。
    いいなー、うらやましいいなー、と。
    若いっていうことにじゃなく、みずみずしいという感覚にです。
    まあ、感性はあると思っているから、いいでしょうかね。

    上品な優しい気持ちになる恋愛論です。
    女性の側からの切ない想いがよく書いてあります。

    男性の側からの気持ちも知りたいですね。あるかしら?
    男の想いっていうのもきっとある。
    そういえばそういう風なの読んだことないですねー。

    このエッセイを読んで、結婚は別れても「終わらない恋」と似ているなーと思われました。
    結婚と恋とが一致しないとしたら

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    2021年09月16日
  • めまい

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    「ふー」とため息をつきました。
    めまいと言うより、身体がむずむずしましたね。

    ありえないようで、ありうる日常に潜む事件事故を描いているような短編10編。
    ややこしい表現ですっきりしないですが。

    ホラーにうとい私には「そんなー!起こるわけがない!」と思いつつ、怖ーくなりました。

    なにげなく暮らしてる生活とか会話が出てくるし、そんなひと知ってる人に居そうなんだもの。

    だから解説で篠田節子さんが書いていらっしゃいました。
    鍛え抜かれた『作家魂とデッサン力のなせるわざ』だと。

    読ませる作家です。でもくたびれた。

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    2021年09月15日
  • ベター・ハーフ

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    結婚は逃げられない罠なのか?
    それはちょっと哀しい。

    唯川恵さんの作品はこれで4冊目。
    私が感じる作風、20代30代の女性の行動心理にはとても深いが、その他の世代の女性にはちょっと辛口。
    また結婚という制度にも辛辣。若い女性のせつない恋愛心理描写は抜群。

    あらすじをすこし。

    結婚式当日、ウエディングドレス姿の花嫁控え室で夫になる人の元彼女が、手首を切って騒動が始まる。
    こんなことがあっても結婚式は止めない。こだわった豪華なせっかくの結婚式だものと。

    当然新婚旅行もギクシャク。成田離婚かと思うと、皮肉な事情で結婚生活が始まってしまう。
    詳しくは書かないが離婚の危機の数々をくぐりぬけ、そし

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    2021年09月15日
  • テティスの逆鱗

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    ネタバレ

    こここ、怖い…!怖すぎる…!!美しさと女性は永遠のテーマだと思うけど、まさに、狂気じみた執着といえる。美しさを求める動機も色々あって、彼女たちの中では至極真っ当、ブレがない。すごいなあ、えげつない。けどそれを妖しく、美しく描き上げた、唯川恵さん、やっぱ面白い。

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    2021年08月31日
  • 瑠璃でもなく、玻璃でもなく

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    意外と初読みの唯川さん。
    すごく面白かったし20代の今考えさせられること(キャリア、恋愛とか)がたくさんで自分の人生についても立ち止まって考えるきっかけになった。
    でも不倫てこんな綺麗に終わるものなのか?と思ってしまった。

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    2021年08月21日
  • ナナイロノコイ

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    初読みの作家さんもたくさん。
    ミーヨンという人のお話しだけ、途中放棄。あんなに短かったのに。でも読むのが苦痛で諦めた。絵描き女性が自身の絵を購入してくれた男性とドライブに行く話し。会話のテンポが意味わからずギブアップ。

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    2021年08月15日
  • 孤独で優しい夜

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    うん。サクサク読める。

    昼ドラか、1990年代トレンディードラマか、ちょっと前の韓ドラって感じ。

    ある意味面白い。

    最近、不倫関連本にハマってる。
    現実にはできなさそうだから、本の中で妄想中。
    自分に置き換えて、考える。
    これは辛いなーとか。これはうれしーなーとか。

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    2021年07月16日
  • 泣かないで、パーティはこれから

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    就職氷河期の社会の暗さと女性の社会進出の難しさが随所に散りばめられた小説。誇張されているのかと思ったがあとがきで色んな会社の人事へのインタビューを元に書いたと言うから驚き。
    携帯もない時代だからか名刺交換して会社に私用の電話がかかってくるのが新鮮だった。(江國香織さんの本でもそういう描写があった)
    辛い状況を上手く乗り越えた主人公すごい

    67/100

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    2021年07月10日
  • 愛なんか

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    とにかく恋愛小説が読みたいな、と思って手に取った一冊。
    そしたらあとがきで作者が「とにかく恋愛小説が書きたくて始めた連載」と言っていて、なんだか嬉しくなった。
    「偏愛」や「霧の海」などが好きでした。

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    2021年06月14日