唯川恵のレビュー一覧

  • テティスの逆鱗

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    整形にハマっていく立場が異なる女性たちの様を描いた物語

    歳を重ねても女として美を求め続けるのは素敵なことだけど、劣化することを恐れずに受け止めて生きていきたい

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    2021年03月07日
  • ヴァニティ

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    きっと、私は私に対して恥ずかしいのだ。鏡に映る私の姿に、鏡に映らない私がちゃんと追いついている自信が持てないのだ。

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    2021年02月01日
  • 淳子のてっぺん

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    この小説の主人公・田部井淳子さんの足跡についてはいくつかの著作を読んできたので大方知っていたが、小説として読むと、また違った側面を知ることになって新鮮だった。クライミングで使うシットハーネスは、その昔ゼルブストといっていたが、文中で出てきたので思わずニンマリしました。

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    2021年01月25日
  • 孤独で優しい夜

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    同じ会社での三角関係。
    邪魔をした親友が最低かと言えば、なんとも難しい。
    彼女もまた自分の恋に必死だったということ。
    フェアではないとは思いますが。

    盲目な恋をしているとき、人は冷静さを欠いてますね。
    序盤と終盤では主人公がだいぶ変わったなと。
    悔しい気持ちも腹立たしい気持ちも共感できます。
    客観的に見れるのは読者だからですが…自分が同じ立場になったら、どうするかなぁ。

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    2020年12月21日
  • 彼女の嫌いな彼女

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    中学生の時に、唯川恵さんの少女小説を読んでいたので懐かしく手に取りました。
    いつのまにか直木賞作家になっていて、小説の内容も大人っぽく。

    手に取ったきっかけは、帰任する駐在員からのお下がりの中にあった一冊で、駐在員本人のものと、奥様の読んでいたものと、タイトルを見るだけではっきりとどちらのものだったのかわかるのが面白いな、と思いました。
    読むものは人を表す。

    企業が舞台なものの、ライトな感じで読みやすく、女性が共感しやすい内容だと思います。
    ただ、私はここで年増として描かれるヒロインよりも、さらにずっと年上で、かわいいなぁと思いながら読みました。

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    2020年12月06日
  • 淳子のてっぺん

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    エベレスト登頂、と聞くと登った人だけで行ったのかと思うけど、その裏にこんなにたくさんの人の力とか登れなかった人の存在があるとは知らなかった。

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    2020年11月12日
  • OL10年やりました

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    金沢で短大を卒業後、銀行員(情報処理でコンピュータの仕事のOL)を10年勤めた唯川恵さん「OL10年やりました」、1996.3発行です。経験に基づく教訓が丁寧にユーモアたっぷりに描かれています。先輩OLのいじめや上司のセクハラ、不倫・・・。そして章立てのタイトルが素晴らしいと思いました。何が何だか一年目、慣れそうで慣れない二年目、三年目の憂鬱、五年目の宙ぶらりん、これでいいのか七年目、花も実もある十年目。解説は、酒井順子さん。「はっきり言って、OLに勝てる上司などいないのです」(^-^)

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    2020年09月21日
  • さよならをするために

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    「肩ごしの恋人」がとても面白かったので唯川恵さんの他の作品も読んでみたいと思い、手にとった次第。妊娠中から読んでたけど出産したらなかなか時間とれなくてやっと読み終えた。

    95年の作品なのでトレンディさ( )を感じる部分もあるが、恋愛の切なさや女のめんどくさい絶妙な感情などの普遍的な「さよなら」に向けた心の動きが本当に上手に綴られている。唯川恵さんは女臭さを書かせたらピカイチね!共感度高い短編5話。
    「さよなら」を昇華した女の清々しさよ。

    「広志が好きだった。好きだったから傷ついた。
    彼を憎んだ。そして憎んだだけ、広志は深く心に刻み込まれた。」

    ◆内容(BOOK データベースより)
    まるで

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    2020年10月01日
  • シングル・ブルー

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    ひたすらに共感。

    30前の独身女あるある、「これでいいのか」病。
    結婚するわけでもなく、仕事が面白いわけでもなく、やりがいや目標が何もなく、ただ毎日が漠然と過ぎてゆく、そのことへのたまらない不安と焦燥。

    文庫版あとがきには、ダブルでもブルーってね。
    不安や焦りがあるのはきっと結婚しても同じで、
    仕事が面白くなってもきっとそう。
    考える時間があれば悩みこんでしまうけれど、
    それは今しか見えてないからだよって思わせてくれた〜

    ブルーなのはシングルだからじゃなくて。
    ダブルでもきっとブルーはブルー。
    ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー的な!笑
    ブルーはブルーでも、書影みたく鮮やかで清々し

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    2020年08月23日
  • バッグをザックに持ち替えて

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    202007/楽しい面だけを見聞きして登山やってみたいと安易に思う私のような人間にも、山の怖さもわかりやすく、読んだだけなのに体験したかのように感じられる描写でとても面白かった。

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    2020年08月02日
  • セシルのもくろみ

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    サラサラと読みやすい文体で、あっという間に読めてしまった。もう少し感情のドロドロした部分があるかと思ったが、思っていたよりはさっぱりしていた。

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    2020年07月13日
  • 息がとまるほど

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    スラスラと読めました。
    30代女性の、微妙なドロドロ感。

    若さを羨むのは、いくつになっても、終わらないと思います。

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    2020年07月11日
  • 病む月

    購入済み

    唯川恵さんの作品は読みやすいです。
    女の怖さ、生まれ持ったものなのか、それとも女の世界で生きていくうちに
    いろいろ学んでそうなるのか。
    金沢が舞台ですが、女の強さみたいなものは地域性もあるのかなと感じました。
    『病む』がタイトルにあるようにハッピーエンドではなく、ミステリーというか
    ホラー部分もある小説です。


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    2020年07月11日
  • ためらいがちのシーズン

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    30代の自分が、なんか懐かしくなるような感情が沢山ありました。
    甘酸っぱいですね。
    普段不倫などどろどろ系の本ばかり読んでいるので、すごくさっぱり読めました。

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    2020年06月23日
  • サマー・バレンタイン

    購入済み

    唯川恵さんの作品は沢山読みましたが、これはちょっとサラッとしすぎているという感じでした。
    しかし、読みやすく爽やかではありました。
    高校3年生からの6年間、誰もが大きく変化する時期、自分の過去と重ね合わせながら読みました。

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    2020年07月11日
  • 雨心中

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    共依存のダメ兄弟。
    ダメンズ製造機の姉と人に騙されやすく仕事も続かない弟。
    相性よすぎ。
    どちらもクズofクズでイラッとした。
    犯罪者を庇うし、姉は愛よりも自分がかわいそうでつなぎ止めときたいだけでは。
    くまのぬいぐるみじゃなくて、人間だからね。
    こんなのが愛なわけがない。
    周りを不幸にするので二人で誰とも関わらず生きていくべき。
    あと、逃げる場所近すぎで、やっぱり兄弟揃ってアホなんだなと思った。

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    2020年05月28日
  • めまい

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    短編集、さらさらと読みやすかった。
    どっぷりとしたオチが付いてくると知ってからはそれを身構えてる自分がいて、物語に入り込むというより、結末当てクイズをしているようでした。

    10篇ある最後の「月光の果て」は美しく、余韻あるストーリーで一番好きです。

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    2020年04月17日
  • 啼かない鳥は空に溺れる

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    読んでいて疲れる作品。タイプの違った毒親を持つ2人の娘が主人公だが、本人たちの意思なんてとうの昔に失くしたのではないかと思うぐらい束縛されてて可哀想に思ってしまった。色々な家族の形があれど、ここまで悲観的に見える家庭もそうそう無い…と思いたい。物語の中では側から見た時は普通の家族に見えているのもまた恐ろしい。

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    2020年02月20日
  • 愛に似たもの

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    唯川恵さんという作家について知らなかったが直木賞や柴田錬三郎賞を受けている。実力があって読み外れはないだろう。初めて読む作家は好みにあってほしいと祈るような気持ちと、少しの好奇心が道連れで、読んでみた。

    女の気持ちをテーマにした8編の短編だった。どれも女(に限った事はないが)の心の奥底の思いだ。どうしようもない日常に蝕まれていったり、気がついていても引き返せない思いが詰まっている。
    真実に近ければ近いほど、距離を置いて、直視しないでいれば愛も恋も維持出来るだろう。結婚生活はそのような部分も多い。


     真珠の雫
    男運のない母が、二度目に整った顔立ちの男を選んで、サチはそれを受け継いで生まれた

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    2020年01月21日
  • 雨心中

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    ネタバレ

    帯より「セックスしなくても一緒にいたい。それは幸せか、絶望か」……女性の心を描き続けてきた名手が今だからこそ描けた究極の恋愛小説。 究極の恋愛小説ナノカ⁉
    読み終わったとき、母性愛だといえば言えるし異性愛には違いない不思議な物語はなぜ書かれたのか考えてみたがよくわからなかった。

    養護施設に弟分になる周也がきたとき芳子は孤独感と分かれることが出来た。周也を可愛がり、施設を出てからも一緒に住み、姉弟として、頼りない無責任な周也をかばい続ける。女が出来ると女のところに行かせ、短期間しか続かないで止めてしまう仕事も容認して、男としての責任を全うさせることを教えない。

    そのうち周也にも心から好きな女

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    2020年01月21日