唯川恵のレビュー一覧

  • 一瞬でいい

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    唯川さんの作品が好きで20冊以上読んでるけど、
    ダントツで好きな作品だった。
    まだ大人になりきれていない18歳という年齢で友人を亡くす経験をして、みんながみんな自分を責めて苦しんで、その後の人生においても悩み葛藤を抱えながらそれぞれの人生を生きていく。
    わたしにはそのような経験はないけど、彼らの心情描写、心のうちがとても丁寧に書かれていてすごく感情移入してしまった。
    ページをめくるにつれて悲しみも苦しみも増すけれど、少しずつ少しずつその中に未来が見えてくるのがとてもよかった。

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    2026年05月21日
  • サマー・バレンタイン

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    本で読む恋愛小説はいいですね。
    時代背景は少し古い感じだけれど、人は、生きていけば誰でもどんな時代でも悩むことをせずして過ごしていけないんだなぁと思った。変わってしまったり、逆に変わらず忘れられなかったり、もどかしいことがいっぱいで、本当に読み応えがありました。
    登場人物の名前もロマンチックなのが隠されていて良きです。
    私もバイクで駆け回りたい

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    2026年05月14日
  • 一瞬でいい

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     素敵な作品だった。父親が亡くなった時に読んでいたため、勝手に主人公たちに感情に移入してしまう場面があった。
     創介と緒沢が創介の父について話す場面印象に残った。私も葬式で父の友人から父の知らない一面を聞いた時、同じ感情になったからだ。
     登場人物が3人が綺麗ではないが、もがきながら生きており、かつ幾つになっても人は悩みながらも少しずつ進んでいるところが良かった。
     創介の「答えなんかないってわかったよ。もっと言えば、答えなんか求めるから不安になるんだ。ただ、生きていればいい。生きられるうちは、それだけでいい。」は心にささった。しかし、まだ実行に移せるほど自分は大人ではないとも感じた。
     これ

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    2026年05月13日
  • 愛なんか

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    好きだった。
    小説集っていうのは苦手だけど、これはすごい好きだった。
    12の恋愛を読んだ。
    大人になったらこんな恋愛をするの?

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    2026年04月29日
  • 一瞬でいい

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    4人の幼馴染の関係性が複雑に、複雑すぎるくらいに絡み合っている様子がなんとも言えなくて、でも人間らしくてとても共感できる小説でした。

    死に直面し、あの一瞬がなければと考えた部分もあれば、あの一瞬があったからこその自分の今の人生なのだろうと受け入れる様子もあり、なんかもうスパッと言い切れるような物語ではなく、もどかしさも感じながら、でもやっぱりそれぞれの気持ちがそれぞれ正直であって、そこが好きな本でした。

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    2026年03月23日
  • バッグをザックに持ち替えて

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    まさか自分が登山にハマるとは思っていなかった!という唯川さんの登山エッセイ。山なんて。とどこか遠い世界のものだったのに、つらいのに、また出かけてしまう。同じ登山をするものとしてわかるわかるー!の連続でした。赤岳に去年登ろうと思っていたのですが、大変かも〜Σ(゚д゚lll)と認識を改めて、再度しっかり準備していきたいと思いました。

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    2026年03月21日
  • 60代、日々好日 時々ため息

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    そうそう、あるある…って感じでもう同意しかない。年を取るとみんな同じ思いで生きているんだなあと思うと元気になる。

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    2026年03月18日
  • 淳子のてっぺん

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    山登りに登ったことがないけど登りたいって思える作品だった。
    登頂することでわかる景色について教えてもらえたり、または大変さについて教えてもらえた。
    お金がなくても家庭から離れたとしても時には自分自身のしたいことに没頭することもいいことだなと思った。
    一歩でも何かを進められたらゴールに近づく、山登りもそうかもしれないけど日常でも同じことが言えると気づいた。

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    2026年02月21日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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    ネタバレ

    また、今の私にとても刺さる本でした。

    それでも相手を傷つけることでしか、自分を守れなかった。それが若さというのなら、なんて見当違いの鎧を纏って戦っていたのだろう。

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    2026年02月14日
  • キスよりもせつなく

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    ネタバレ

    『キスよりもせつなく』を読んで、登場人物が自分より少し年下なこともあって、「若いっていいなあ」と思いました。
    同時に、昔の自分の恋愛も思い出しました。

    私は恋愛をたくさんしてきたつもりだけれど、振り返ると「あれは無駄だったのかな」と感じてしまうこともあります。
    人生にはたくさん選択があって、勢いや感情で決めたことも多かった。
    そして選ぶということは、同時に何かを捨てることなんだな、と改めて思いました。

    別の道もあったかもしれないと思うと、少し切なくなります。
    遠回りもしたし、傷ついたこともたくさんありました。

    でも今、ささいなことを幸せだと思えるのは、
    その辛さや楽しさをたくさん経験して

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    2026年02月13日
  • 愛しても届かない

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    "恋は盲目"という言葉があるように
    恋は良くも悪くも人を簡単に変えてしまうものね。
    だけどそれが恋というもの、避けられない運命のようなものにさえ感じる。

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    2026年02月06日
  • あなたへの日々

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    自分1人だけに向けられたものではない上に
    身勝手な愛を振り撒く人を愛する幸福と
    自分1人だけに向けられた
    底知れぬ愛を与えてくれる人を愛する幸福の違い。
    その時々によりどちらが自分にとって幸福になるかは
    変わってくると思うけれど
    同じ気持ちでいられるのであれば
    きっとどちらも幸福で
    同じ気持ちでいられないのであれば
    きっとどちらも苦しい、そういうものよね。
    前者は後者よりも底知れぬ不安と苦痛を伴うのに
    それさえも愛そうとしてしまう女性は
    本来愛されるべき女性なのにね。

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    2026年02月06日
  • 病む月

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    "聖女になる日”が良くも悪くも印象深くて
    余韻が数日間続いている。
    簡単に言ってしまえば
    よくあるストーリーなのかもしれない。
    ただそのよくあるストーリーに
    唯川恵の世界観が組み込まれることにより
    美しさや切なさ、時には猟奇的さえも
    気持ち良く融合した作品になっているものだから
    ただただ引き込まれていく。
    聖女になる日に限らず
    女性の本質、人としての本質、そういったものを
    読者の想像を引き立たせながら
    時に良い意味で斜め上の裏切ったような描き方に
    長けているのは勿論のこと
    言葉の選び方も大胆且つ繊細で本当に好き。
    そして現実味のある生々しさが
    奥底に眠っている衝動や欲望を刺激してきて

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    2026年02月06日
  • いつかあなたを忘れる日まで

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    色々なダメな男性を例に挙げている恋愛エッセイ。著者の話や友人の話など経験談が多く語られており著者はきっと恋多き女性なんだと思う。女性の読者に向けて書いたものだと思うが、逆に男性が読んでもハマる部分は沢山ありそう。
    読んだタイミングもあるかもしれないが、かなり刺さる部分があったり少し前の本なのに共感できる部分が多く、恋愛はいつの時代も変わってないんだなとしみじみ感じた。

    ⭐︎「無神経の反対は神経質ではなく、思いやりだ」という言葉がすごく好きだなと思った。

    失恋した時や恋に悩んだ時にスッと出して再読したいと思える一冊。

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    2026年01月24日
  • 60代、日々好日 時々ため息

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    大好きな本に仲間入り。私は今40代だが、人はいくつになっても可愛らしく、同じように悩んでいるのだなと感じた。でも悩みに対する対処や考えかたがやはり人生の先輩。私も素敵な60代になれるよう日々を過ごしたい。

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    2026年01月12日
  • 60代、日々好日 時々ため息

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    新作が出るのを楽しみにしている作家のひとり、唯川恵さん、なんと70歳になられたとのこと。自分の親世代なのに若々しい思考。電話が苦手になった、ハラスメントについて過去の自分のあり方、働き方改革、今の若者に焦れったく思うこと、山本文緒さんとの付き合い、正解がわからない、配慮のハードル…いつも自分が何かに対してもやもやする気持ちがきっちり文章になっている、さすが。私は仕事をまじめに一生懸命100%の気持ちで向かうのは当然だと思っているが古い感覚なんだろうな。伝えたいことをきちんと表現してくれる作家さんって素晴らしい。

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    2026年01月07日
  • 一瞬でいい

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    堅田の
    「わからないときは目の前にある自分のできることをすればいい」
    創介の「人生に答えはない。それを求めるから不安になる」
    この2つの言葉が印象的。
    やっぱり「今、ここ」を懸命に生きる、そのことに尽きるのかなと思いました。

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    2026年01月02日
  • 淳子のてっぺん

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    唯川恵さんは、同世代なので興味がありました。600ページの本読めるのか不安でしたが、プロローグを読み肩の力が少し軽くなりました。支えてくれてる家族が居るから始めて山屋本を読みました。

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    2025年12月29日
  • 愛には少し足りない

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    ネタバレ

    タイトルに全てが繋がった

    結婚してる身としては正直共感がたくさんあった…
    麻紗子の死は本当にびっくりしたが麻紗子の生きた方ってかっこいいと思う自分さえいた

    優子と卓之には正直引いた
    早映は結婚前に沢山自ら選びベッドに男と入ったがそれによって得るものと代償がまさかですごかった

    一気に読んでしまった

    早映にとっての幸せってなんなんだろう
    結婚したがこの先またポワゾンに行ってしまうのではないかとソワソワした
    ポワゾンではなくても夫婦生活で辛いとき現実逃避してしまうのではないかと思った

    人は二重人格

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    2025年12月10日
  • 雨心中

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    ネタバレ

    芳子と周也を中心に進んでいく物語
    章ごとに、物語の舞台が変わり、2人を取り巻く環境も人物も変わっていく。
    芳子と周也の生き様、関係が面白い

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    2025年11月19日