あらすじ
還暦を迎えてからの人生、どう生きますか? 直木賞作家・唯川恵が綴る還暦後の生き方。故郷の金沢への思いから、美容に関することや愛犬のこと、コロナや詐欺事件などの社会問題、作家の人間関係のことなど、57の切り口で60歳の10年間を書きためた作品。還暦を迎える方ももちろん、今の時代にちょっと疲れた方、体のことに悩む方なども共感できるエッセイ集。
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大好きな本に仲間入り。私は今40代だが、人はいくつになっても可愛らしく、同じように悩んでいるのだなと感じた。でも悩みに対する対処や考えかたがやはり人生の先輩。私も素敵な60代になれるよう日々を過ごしたい。
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新作が出るのを楽しみにしている作家のひとり、唯川恵さん、なんと70歳になられたとのこと。自分の親世代なのに若々しい思考。電話が苦手になった、ハラスメントについて過去の自分のあり方、働き方改革、今の若者に焦れったく思うこと、山本文緒さんとの付き合い、正解がわからない、配慮のハードル…いつも自分が何かに対してもやもやする気持ちがきっちり文章になっている、さすが。私は仕事をまじめに一生懸命100%の気持ちで向かうのは当然だと思っているが古い感覚なんだろうな。伝えたいことをきちんと表現してくれる作家さんって素晴らしい。
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地元の北國新聞社から出ている『月刊アクタス』から、ちょうど、著者の六十代にあたる10年分を抜粋。
いつも病院に行った時に『アクタス』を待合室で読むのを楽しみにしていた。
唯川恵さんの書くエッセイは、とても常識的で、安心して読めるので、物足りないと思う人もいるかもしれないが、私には共感できることが多い。文章もとても読みやすい。ユーモアもある。
私よりもほんのちょっと年上なだけなので、育った時代が似ているから、特に共感できるのだろう。
(唯川さんが書いているが、奥付に生まれた年を書かない人が増えているが、その人がどういう時代を、過ごしたかわかった方がいいのでは?そして、そういう人はかえって歳にこだわりを持っているのでは?)
今も『アクタス』に連載しているということだが、また、本にまとめられることを願っている。
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若かりし頃、貪る様に読んだ三人の作家がいる。
山本文緒さん、小池真理子さん、そして唯川恵さん。
作品のタイプは三者三様だが、唯川さんの恋愛小説が大好きで発売されれば即購入して読んでいた。
そんな唯川さんが70歳!
時の流れの早さをしみじみと感じる。
本作は北國新聞社の月刊誌「月刊北國アクタス」にて10年間に渡って連載したエッセイ集。
唯川さんが過ごした60代の日々が57の切り口で綴られている。
文章の切れ味は健在で全編面白かった。
山本文緒さんとのエピソードに思わず涙。
最近再販されている山本作品を再び手に取っている私だ。