唯川恵のレビュー一覧

  • イブの憂鬱

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    物語が進むにつれて真緒がどんどん明るくなっていくのがすごく良かった。
    共感できるところがたくさんあって自分も前向きになれた。

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    2023年01月22日
  • 淳子のてっぺん

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    女性として世界で初めてエベレストに登頂したのが、福島県出身の田部井淳子さんだと知ったときは驚き、その物語を見つけてすぐに手に取った。冒頭に描かれる闘病しながらも東北の高校生を富士山に連れて行くシーンはドキュメンタリーで実際の映像を見ていたこともあり、リアルなものとして感動を私の中に呼んだ。何よりも私が大好きな安達太良山の噴火口の景色に田部井さんも感激したというエピソード、そしてそんな女性が力強く、直向きに山と向き合い、強く生きていくストーリーは本当に勇気を与えてくれる。田部井さんほど強くはまだ生きれていないかもしれないが、彼女のような自立したカッコいい女性になりたいと思う。

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    2023年01月04日
  • セシルのもくろみ

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    あぁ…おもしろかった…。
    唯川恵さんが描写する女性心理はいつもリアル。
    心奥底に潜んでいる敵対心とか、強がりとか、比べなくていいのに つい周りと比較して落ち込んでしまう所とか。
    やっぱり唯川恵さんの本はおもしろい。

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    2023年01月01日
  • 別れの言葉を私から 新装版

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    女性がぶつかる別れの問題(仲間、恋人、仕事など)についての向き合い方の教訓を説いてくれる本だった
    最近自分が悩んでいる内容に近くて刺さった

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    2022年12月15日
  • 永遠の途中

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    『もし、あの時ああしてたらって、自分のもうひとつの人生を勝手に想像して、それに嫉妬してしまうのね。何だか、いつも生きてない方の人生に負けたような気になっていたの。そんなもの、どこにもないのに、人生はひとつしか生きられないのに』

    隣の芝生は青く見える。
    どちらかに転んだとしても、幸せで不幸せかは一概に言えないし、自分の人生なんだからましてや他人にとやかく言われる筋合いはない。
    傷つくこともまた自分を成長させてくれてる。
    今日はどんなに最悪で嫌で逃げたいそんな日だったとしても、もしかしたら明日は楽しいことが待ってるかもしれない。
    背中からポンと後押ししてくれるような心がじんわりと温かくなる一冊

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    2022年11月09日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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    どのお話も愛猫との別れや、
    家族とのツラい事情がテーマなんですが、
    切なくも読み終わりは温かくなる
    素敵なお話ばかりでした。
    涙が止まらないお話もありました。

    唯川恵さん、初めてでしたが、
    他の作品も読んでみたいです。

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    2022年09月23日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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     ネコが好きな方は勿論、ネコが好きではない方にもお薦めする。ネコをモチーフに、「別れ」をテーマにした短篇集。いづれも女性が主人公。じわーっと心に沁みてくる七編。

     自分は最初と最後の話が特に好きだ。うちでもネコを飼っているが、20年も経っているわけではない。やっと1歳だ。
     あと、自分も齢を重ねてきたからだろうか。いろいろと思うところがある。

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    2022年08月26日
  • テティスの逆鱗

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    美容整形やり出すと止まらないんだろうな。
    特にモデルさんや女優さんは、自分本体が商品だから、常に綺麗で美しくいないと。というプレッシャーが凄そう。
    整形依存って恐ろしい。
    見た目も大事だけど、最終的に人って中身よな〜
    でも、初対面で相手を知る唯一の情報って外見よな〜
    難しい。

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    2022年08月02日
  • ベター・ハーフ

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    「おもしろかった!!!」
    と思うと同時に
    「終わっちゃったー...。」
    と少し寂しくなるほどおもしろかったです。

    小難しい言葉もなくて、
    友達夫婦の生活を覗き見てるみたいな
    感覚で読めてしまいました。

    結婚生活、マイホーム、子供...。

    世間一般、“幸せ”と言われることを
    何もかも手に入れたように見えても
    実際はうまくいかないことばっかり。

    SNSで他人のいいところばかり見て
    羨ましくなるようなこの時代に読むと、
    ちょっと安心する自分もいました。

    私自身は“女”で、
    永遠子の気持ちがわかる部分が多かったです。
    特に出産後の気持ち。

    でも、それをもし産前に産んでいたら
    理解できなかっ

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    2022年07月28日
  • 淳子のてっぺん

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    作者はどの視点から文字を選んで綴っているのだろうか?
    山を一人で登る者にしか見えない光景が綴られていく。
    読む読者を登攀の世界に連れていく。谷川岳、インド、
    ネパール、エベレスト山。モデル本人にインタビューをして想像で人物を追加したのだろうか?
    全共闘時代、1970年の僕が子供だった頃、アポロ計画に夢中になっていた頃の実話として山行きが語られている。
    淳子の主人は怪我をして、行動範囲が狭くなった。まるで、不慮の病気で、社会活動が中断され、徐々に前の自分と現在の自分を調整している私のことのようだ。家内に福祉作業所を任せて私が家事の料理の現場を助けるようだ。無論、子供たちは我々の場合独立していって

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    2022年05月28日
  • 刹那に似てせつなく 新装版

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    冒頭部から物語に没頭し、続きが気になってやめ時に悩む1冊でした。
    お互いの素性を知らないままの響子とユミに、読者として、観測者として「それはこういうことなんだよ!」と何度教えてあげたいと思ったことか…。
    最後の一文が印象的でした。この作家さんの他の本も読んでみたいと思いました。

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    2022年05月23日
  • 淳子のてっぺん

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    分厚い本だが、一気に読み終えた。田部井さんが女性登山家として、先駆け的な存在である事は知っていたが、それは田部井さんが健康で前向きで努力家なだけでなく、冷静沈着、優秀な方だったからこそ、成す事ができたのだ。また、思いやりがあり、決して偉ぶらないが、決断力があり、リーダーシップがある。
    「女性なんて‥」という時代の海外遠征は、困難の連続でバッシングも凄かった。そんは中、いつも田部井さんを応援し、支え続た夫の器の大きさにも感動した!

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    2022年05月01日
  • 愛しても届かない

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    駿を巡って女性2人の奪い合い。
    女心って怖いなとも思うし、
    恋も怖いと思う。

    でも結局嘘をついて恋人を引き裂いて自分のものにしてもそれは自分にまた返ってくるし、
    心は満たされない。

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    2022年05月09日
  • わたしのためにできること

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    今の私には必要な本だと思い購入。唯川さんの優しい言葉は、読んでいる人を思って書いてくれている事が良く判る。
    できない時は…など、さらに突っ込んで、色々な場合を想定して補足してくれているのも良い。
    本当に上手く?というか、自分で納得して人生が送れていないような気がして、もの凄く困っている。もっと好き嫌いで判断してみようかな。

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    2022年02月20日
  • テティスの逆鱗

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    美の追求が辿りつく成れの果てを描いているような作品でした。
    美しさとは誰もを圧倒する強さであることを実感するとともに、終わりのない欲望に囚われ、「バケモノ」へと変貌していく姿が忘れられません。
    女性の願望を叶えるだけが気づいた時にはもう遅い。変えることに重きを置く価値観が根本にあるからこそ、今を受け入れることの強さをより濃く実感しました。
    タイトルの伏線も予想外で、最後までにヒヤヒヤドキドキハラハラさせられます。

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    2022年02月16日
  • 淳子のてっぺん

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    女性でエベレストに初登頂された田部井淳子さんをモデルとしたフィクション作品。
    登頂成功と言う点の情報でしか知らなかったが、登山がこんなにも危険で死と隣り合わせのものであり、そこまでの葛藤や苦労、全く知らなかった背景が次々と出てくることに圧倒された。
    そして成功はスーパーマンによってもたらされるものではないこと、挑戦することの大切さ、など、どうせ自分じゃできないと思いがちなことを考え直すきっかけをくれた。
    立ち止まっている自分の背中を優しく大きな手でゆっくりと押してくれるような本だった。

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    2021年10月10日
  • 恋人はいつも不在

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    「恋人がいつも不在」彼氏から面倒な存在だと思われて彼氏に振り回される話だと予想していた。読み始めは確かに彼氏に依存し振り回される彼女であり、女子からすると悲しい気持ちになる事が多かった。
    彼氏から彼女へ連絡を取る事は稀であったがその理由を知った時、私自身当てはまる事があり行いを見直す良いきっかけになった。
    彼氏を他の女に取られ読み終わるのだと想像していたが、予想外の結末となる。読み終わりは今日の気分を上げてくれる。

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    2021年10月08日
  • 永遠の途中

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    会社の同期だった2人が、1人は寿退社、もう1人は独身バリキャリという道を進んでいく。そんな2人の約40年の軌跡を描いた小説。

    少し時代が古く、極端な描写に感じるところもあるものの、女子同士の嫉妬や同情、戸惑い、優越感など心に渦巻くものをリアルに描写しているなぁと女の1人として面白く読んだ。

    共感したのはこの言葉。
    「どうして誰しも、人を、どちら側の人間かとやたらに決め付けようとするのだろう」
    特に女はこれを感じているんじゃないのかな。

    結婚している、していない。
    子供がいるか、いないか。
    仕事をしているか、していないか。
    幼稚園か、保育園か。
    パートか、正社員か。
    親は近くに住んでいるか

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    2021年09月30日
  • 淳子のてっぺん

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    この本と出会えてよかった。
    本を読んで涙が出たのは久しぶりだった。
    生きる意味がわからないから生きる。
    親友の死や仲間の婚約者の死、それらを胸に挑戦したエベレスト。
    覚悟と強靭な意志。
    これからでも遅くない。

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    2021年09月27日
  • 淳子のてっぺん

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    欠かさず読んでいる唯川 恵さん。

    唯川さんと言えば恋愛小説のイメージが強いですが、本作は登山家の田部井淳子さんをモデルにした限りなくノンフィクションに近い作品となっています。

    ページ数にして435ページ。
    フォントサイズも小さ目で、聞きなれない地名や登山用語などがあり、読むのにかなり時間を要しましたが、綿密な取材をされた様子が丁寧な文章から伝わって来て、とても良い作品でした。

    2016年朝刊の記事で田部井淳子さんがお亡くなりになられた事を知りましたが、田部井さんの事を全くと言っていい程、存じ上げておらず、今回この本を手に取って初めてこの方の功績や人としての素晴らしさを知る事が出来、それだ

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    2021年09月03日