唯川恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ裏面あらすじに『恋愛小説』とあったことで身構えていたけれど、
たぶんこれを本当にそう期待して読んだ人にとっては
「何これ」となるような気がする。
何て感想を述べれば良いのかと思っていたところ、
フリーライターの瀧晴巳という人の解説にて
「彼女(芳子)は、堕ちてゆく幸福を生きている」
という言葉があり、それだな と思った。
この本を読んで たぶん 簡単な言葉で端的に感想を言おうと思うと
"共依存"
というような言葉が出てくるような気がする。
私としては、その言葉ではなんというか、味気ないというか
足りない気がする。
そんな 整理された単語では 芳子や 周也との関係性は -
Posted by ブクログ
625ページの厚みを感じず、あっという間に読んでしまった。
一緒に山を登っているような感覚を味わえる。
登山の厳しさや美しさはもちろん、当時の社会的背景ならではの女性の登山者であることの厳しさや悩み、同時にそれ以上に感じる山への憧れや思いが伝わってくる。
山が高ければ高いほど、大変だけど、達成感と景色の美しさがたまらない。
だが、岩場だらけの山も登ったことがあるが、疲れと高さで登るにつれて高さで足が震えてしまった事がある。
一歩間違えれば滑落して下手したら死んでしまうという怖さ。
でも、登りたいという渇望と憧れ。
一度あの気持ちを知ってしまったら、山を登らずにはいられない、ドキドキがワクワクに