唯川恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
唯川さんの作品にしてはすっごくまっすぐで純粋な主人公がとっても新鮮で好きになった!
琴子の思ってることが痛いほどわかる!
人生そんなんじゃうまくいかないでしょ!って思ってる人がなんだかんだ人生をめちゃくちゃうまく渡ってたり、男に媚びてばっかりいて女から全然もてないけど、男の前だとぺこりって頭をさげてにゃんにゃんしてる友達とかを見てる私にとって、失業して失恋までしてしまった琴子が本当にほっとけないくらい気になった・・・。
でもそんな琴子だけど、ちゃんと最後には自分の本当の夢に向かって全うしていこうと決めたことにちょっぴり感動!
失業して失業保険に入ってなくて秘書を責めない琴子
彼氏の康史に好 -
Posted by ブクログ
勤めていた会社の急な倒産、恋人にも別れを告げられた琴子。
必死に再就職先を探すも見つからず、コネを利用して確実に採用と信じて受けた面接もまさかの不採用。新たな出会いと信じていた男にも騙され・・・。多くの者に欺かれ、振り回され、多くのモノを失ってきた主人公。
自分は頑張っているのだ。自分が悪いんじゃない。不景気、社会の仕組み、年齢、無理解な経営者のせい・・・。しかし何かのせいにしなければ感情を抑えきれず、またそのおかげで自分を奮い立たせることができていた。
・・・「まさに自分そのものじゃないか!!」と衝撃を受けました。
僕も、言い訳にしか過ぎないと分かっていたつもりでも逃げてしまうコトが多々 -
Posted by ブクログ
恋愛から性生活まで何でも話し合える母とはもちろん本の趣味も合う訳で。
そんな母から勧められて読んだ一冊。彼女は唯川恵さんの本が好きらしくよく読んでいる。
女を巡る短編集で一話完結なので大変読みやすい上にラスト1ページあたりで話が
谷を転がり落ちるように展開するのが大変小気味良い。
中にはありがちな展開だな、とゆう話も何篇かあったが全体的に女の情念がリアルに、しかし美しく書かれており満足。
どの話も作者さんのご出身地の金沢が舞台になっており、読んでいると眼前に古都金沢の美しい風景が
目に浮かぶようです。・・・そうだ、旅に出よう・・・!
母から鼻息荒く次の唯川恵さんの本を薦められているのでそ -
Posted by ブクログ
作者の唯川恵さんは、地方の銀行で10年のOL生活を経て小説家になりました。
10年のOL生活は決して華やかではありません。
上司のセクハラに悩んだり、先輩や後輩との人間関係に振り回されたり、仕事でミスをしてへこんだり・・・
でも、仕事だけでなく処世術をも学び、併せて人間ウォッチングを楽しみながら、唯川さんはベテランOLの貫禄をつけていくのです。
さまざまな荒波を乗り越えてきたからこそ、唯川さんは小説で女性の気持ちをリアルに描くことに長けているのだと思います。
私も同じくOL生活をしています。毎日は、楽しいことも辛いこともいろいろいっぱいあります。
仕事が自分には向かない!もうやめたい!と -
Posted by ブクログ
思い出したくなくて心の奥底にしまい込んでおいた、失恋の過去の思いを、問答無用で引きずり出されました。
同棲解消当時にまさに思ったままのセリフがいくつも出てきて、私が書いた?と思うほどでした(失笑)
自分の心の傷を直視できず長年見ないふりをしてきましたが、私の気持ちを代弁してくれているように思えて、なんだか心の整理につながりました。
後半はもはやホラー?ミステリー?のような空気漂いますが、まさかの話の繋がり方をして、そこも面白かったです。
直近「人は心に余裕がある時でなければ、物事を肯定的に視れない」という感想を抱いたのですが、まさに、心理的に極限状態にあると、人を疑ったり人のせいにしたり、