唯川恵のレビュー一覧

  • シングル・ブルー

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    恋愛、友達、遊び、将来に関する随筆集。
    20代の単身者の等身大の気持ちと意見が分かるかも。

    「文庫になるということで、手を入れました。」

    几帳面な性格が出ている。

    20代で転職し、29歳で作家として登場した一般人らしい、
    それぞれの時代の普通の考え方を垣間見ることができるかもしれない。

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    2013年01月27日
  • さよならをするために

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    失恋小説5話。
    暗い話というよりは、踏ん切りをつけるための話。

    尻切れ蜻蛉のような気もする話もある。
    きっと、踏ん切りをつけるために切ったのかもしれない。

    解説を阿乃田高が書いている。
    コバルトノベル大賞の選考委員で、
    唯川恵を推したという。
    素人風だけど、気になるものがある。

    いい巡り会いなんですね。
    切り捨てるのではなくて、拾い上げてもらえた。

    著者の後書きもいい。

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    2013年01月27日
  • 海色の午後

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    コバルトノベル大賞作品。
    筆名が、母親の筆名「行川奎」の字を変えたとのこと。
    20年後のあとがきで綴っている。

    話はSEの彼女が、彼と別れる話。
    平凡な生活の中に、非凡な登場人物が。

    唯川恵の荒削りな文章と展開が楽しめる。

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    2013年01月26日
  • ベター・ハーフ

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    結婚って終わりじゃないんだと改めて考えさせられた作品。夫婦とは家族とはを悩んだら、また読もうと思う‼

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    2013年01月23日
  • いつかあなたを忘れる日まで

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    小説かと思って手にとった。
    男に対する批評集のようで、
    女性に対する助言集のようなもの。

    随筆で、自分の経験と友達の経験と称する誰の話かわからない話をごてごてと詰め込んだもの。

    著者が好きな人には、たまらない、そうそう話も多い。
    男を批判しているようで、実はいっぱい助言になっている裏読みができるところが憎い。

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    2013年01月22日
  • ベター・ハーフ

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    私達くらいになるとわかるけど、結婚して3~4年じゃわからないわねと貸して頂いた本。先に読んだ主人が「新世界より」より夢も希望もなくて怖かったというのでどんな話かと思ったけれど、私にはちょっと目からウロコなくらい夢と希望のある話だと感じた。これが男女差なのかな。
    お互いの間を埋めるものが憎しみや無関心や軽蔑であっても一緒に時を過ごすうちに少しずつの依存が重なってかけがえのないものになっていく、不思議だなと思うけど血縁の無い人間関係なんてそんなもんかなとも思う。そこを描くのか、と、いちいち出来事とか感情がリアルなだけに真実味もあって本当に面白かった。
    と、同時に私も安心して結婚生活を送れる気がした

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    2012年12月20日
  • ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った

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    短編形式なのでさらさらすらすら読むことが出来た。
    ちょいちょい昼ドラのような話もあったが、面白い。
    最後の話がよかった。

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    2012年12月14日
  • ただそれだけの片想い 始まらない恋 終わらない恋

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    失恋した時、気持ちに区切りをつける時、
    悲しくてしかたない時には、本が慰めてくれる。
    そんな風に思えた一冊。

    良書。
    出会えてよかった。

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    2012年11月22日
  • ベター・ハーフ

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    バブル最盛期に湯水のようにお金を使い超豪華な挙式披露宴をした一組の夫婦の、その後十年を綴った作品。

    これはめちゃめちゃおもしろかった!!
    のめりこむように読んじゃいました。

    すっげぇリアルでドロドロ(笑)バブル絶頂期の札束が飛び交う世界から、株が大暴落してどんどん落ちぶれて行く人たち。
    リストラや不倫や親の介護、最初は小奇麗な仕事しか嫌だと言っていた主人公永遠子が最後には野菜の袋詰めの仕事をするところなんて、なんかもうすっごいリアル。
    離婚の危機も何度もあって、そのたびに双方ともに「別れよう」って決意してるのに、なぜか別れずずるずると十年すぎるのも、なんていうかリアル。
    そこには見栄とか手

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    2012年10月23日
  • 恋人たちの誤算

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    ふたりの女性の話が同時進行で進み、其々の苦悩や葛藤が描かれています。私はどちらの立場にもなった事はないけれど、彼女達の気持ちが手に取るようにわかってしまい、しかも、わかるわかる、そうだよね…と同調してしまうところが、唯川さんのすごいところですよね。。唯川恵さんの作品、大好きです( ´ ▽ ` )

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    2012年07月06日
  • 恋人はいつも不在

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    フツーの女性のフツーの感情や心情。フツーの男性のフツーの感情や心情。同じ時を過ごしていても、こんなに感じ方が違かったのね。なんとなくわかってはいたけれど、うーん、やっぱりそうですか!笑 おもしろかったです( ´ ▽ ` )

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    2012年06月24日
  • 夢美と愛美の謎がいっぱい? 怪人Xを追え!

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    すごく面白かった。
    夢美と愛美が、バスケの練習をするところが面白い。
    でも、白バラ隊のユリ子、ラン子、白バラ隊リーダーのばら子がバスケの練習をしていたことにびっくり!!!でした。
    そして、最後になんと沢口麻奈が安田君の妹をかばって、ひざに怪我を負っていたことにびっくり!!!!!!!です。(また)
    でも、先生が、「とくべつだぞ」と言って、10日後に、バスケの試合をするということがあったので、びっくり!!!!!!!!!!!!!!しました。(またまた)
    みなさんも、この本を読んでください。

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    2012年03月06日
  • ただそれだけの片想い 始まらない恋 終わらない恋

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    はい、出ました〜!唯川さんお得意の叶わぬ恋バナ総まとめ。…最中の人なら心がバキバキ折れまくる内容。でも最後にはちゃんと処世術らしきことも綴られているから読み終わって堕ちることはないかも…

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    2012年02月16日
  • わたしのためにできること

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    タイトルにつながる感じで、前向きになれる内容でした。自己啓発本みたいで本棚にあるとこっぱずかしいような気もするけどそれ言ったら彼女の本が置けないので良しとする

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    2012年02月16日
  • 恋人たちの誤算

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    自分の幸せは、男につくってもらうもの。もしくは、自分でつくるもの。どっちも間違ってはないけど、登場人物二人は幸せになれるはずが、なれなかった。多分、過信しすぎないこと、幸せになるための努力をし続けること、が大切なのかなぁ。二人とも、人生を変える決断をして、違う道を選んでいれば…と考える場面があるけど、きっと後悔するかしないかじゃなくて、その後に後悔しないように精一杯頑張ることが大事なんだろうな。続きがきになってあっという間によんだー!

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    2012年01月09日
  • 愛には少し足りない

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    集英社文庫のナツイチ、2008夏の一冊に選ばれていました。
    集英社のWEBには、BOOKNAVI 書籍試し読みのサイトがあり、見出しの1ページ程度の本文が掲載されています。

    芝木卓之から結婚を申し込まれた早映の物語。
    小綺麗なワンルームのマンション、会社の自分専用のデスクやキャビネットは、結局は自分のものではなく、借り物にしか過ぎないという記述と、結末の非日常的な状況との格差が多いい。

    自己実現のあり方を描写しようとしているととるか、自分には関係のない話だととるかで、面白さが変わるかもしれません。
    自己実現しようと思えば思うほど、他者の自己実現を受け入れなくてはならないところに追

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    2011年12月23日
  • サマー・バレンタイン

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    時が過ぎ去ってゆくなかで、変わりゆく自分達を、昔忘れかけていた大切な想いに気づかせてくれる恋愛小説。

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    2011年11月13日
  • さよならをするために

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    はじめるときは二人だけど、終わらせるときは片方の意思、恋。

    恋の終わり、切ないのかなて思ったけど、気持ちの区切りがあって…爽快。

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    2011年11月04日
  • 泣かないで、パーティはこれから

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    働くってことは、条件で会社を選ぶことじゃない。

    自分を必要としてくれる場所に出会うこと。
    必要とされる人になること。

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    2011年05月17日
  • 恋人はいつも不在

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    時男と奈月。付き合って3年、お互いのなんでも知ってると思っててもすれ違ってしまう男女の恋愛観。大切だから側にいたい、大切だからほって置いても大丈夫?両親の不仲、サラリーマンの苦悩、途上国でのボランティア、レズビアン…

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    2011年05月14日