唯川恵のレビュー一覧

  • 一瞬でいい

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    ひさしぶりの唯川恵。新聞連載らしく、文章も素直で、ページをめくる手が止まらなかった。最後の創介と稀世の浅間山登山については賛否両論あるが、あんまり納得できなかった。
    解説の谷口けいさんは、2015年、山で滑落死された方だと知った。2012年刊の新潮文庫版の解説を引き継いだものだろうか?山での死について書かれているが、その後のことを思うと、複雑な気持ちになる。
    細かいことを書くようだが、唯川恵さんは金沢女子短大卒。金沢短大ではありません。

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    2024年03月15日
  • 男と女―恋愛の落とし前―(新潮新書)

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    唯川恵さんの本を小説としてではなく、新書として読む不思議。

    事実は小説より奇なり。
    みんな自由に恋愛してるなーと、私にとっては小説と変わらない世界。
    略奪女や相談女、彼氏が途絶えない女など、どう考え行動するのかが分かった気がする。面白かったので、女性達がその後どうなったのか知りたい。

    読んでいるうちに、そういう目や態度で生きていれば出会いってあるもんなんだね。若い頃もっと恋愛しておけばよかった。自己肯定感が高かったらなぁと思った。

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    2024年03月12日
  • 愛なんか

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    女の人の恋愛観の醜い部分をこんなに表現されている本は初めて読みました。しかもさまざまなパターンで。恋愛って厄介だなぁと客観的に見てる人は思ってしまうくらい人は愚かになったりせこくなったり強くも弱くもなるのに、自分がこの女の人達になれば、もしかしたら同じことをしてしまうのかもしれないなぁとも。愛は人を変えるなと思いました。ちょっと怖いなと思う話もありましたが、こんなことある?と思う話は特に1つも無いのがまた怖いですよね。

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    2024年03月11日
  • ヴァニティ

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    この世界は抱えきれない感情で溢れている。まるで、傘がないのに大雨が降っているような。その時に、傘になって私も傘になりたいと思える人。そんな人と人生を歩みたいと思わされる本。どのお話も、抱えきれない辛さに涙が出そうになった。
    恋も仕事も結婚も、、、人それぞれの形があって、形を成して維持していく中で皆葛藤している。主人公たちは形にするべきなのか、維持するべきなのかそんなこと問う前に、答えは分かっていたはずだ。
    自分を愛したいと。
    たった1人のあなたを愛したいと。

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    2024年03月02日
  • 雨心中

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    カオルのような欲深い人は、今回でいう周也との五島での生活のようなのんびりした人生を過ごしていたら、最終的に幸せになれるのだろうかと考えた。

    良くも悪くも、人間関係で人生が左右されてしまうストーリーだった。

    ★印象に残ったフレーズ
    「信じる、は、信じたい、と同義語だ。」

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    2024年02月27日
  • めまい

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    「きれい」を読んでるうちに目眩がして気持ち悪くなった(たまたまかもしれないが…) 整形したからと言って美人になれるわけでも幸せになれるわけでもない。それをわかっていても整形をする自分に改めて嫌気がさした。整形を重ねても満たされない心をうまく描いていた

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    2024年02月11日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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    猫に関係した7つの短編集だが、どれも良く書き込まれていて、読んでいてすぐに引き込まれた。
    出会いがあれば別れがあるという事を考えさせられる物語。

    自分が今生きているという事がどれだけ大切かを教えてくれた作品。

    色々な人との関わり、いつ別れがくるかわからない疎遠になっている人達と連絡を取ってみようかな?と思わせてくれました。

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    2024年02月09日
  • 永遠の途中

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    自分もアラサーの働く女性として、結婚してもフルタイムで働き続けるのか、時短で働くのか、仕事をやめるのかしょっちゅう悩んでいる。
    小説の中で2人の女性の生き方を疑似体験し、この先自分がどんな道を選んだとしても、自分が選んだ道に自信を持つことが大事だと思わされた。

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    2024年02月06日
  • 一瞬でいい

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    とても良かった
    1人の死をきっかけに大きく変わった3人の人生
    それぞれの人生が重なったり離れたりしながら展開されていく
    人生とは真っ直ぐなものではなくて曲がったり折れたりしながら進んでいくもの、歳を取っても結局若い頃の自分の横にいるのかもしれない
    生きた人生と生きたかもしれない人生
    考えたらキリがないけど、それでも選択をしながら一生懸命に生きていくしかない
    何となくドラマ化か映画化しそうな作品であった

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    2024年01月24日
  • 燃えつきるまで

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    「良い面もそうでない面も影響を及ぼす」

    恋愛から失恋、取り巻く人間や何より種々の感情が渦巻いている小説

    浮き足恋愛真っ只中!のような場合は
    読んでも何も得られないと思うが、
    多少でもそうでない場合は控えめに読むことを
    進めたい。保証はしないけれど

    今回もまた、残る言葉が多く出てきてしまったなぁ…

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    2024年01月18日
  • 永遠の途中

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    ネタバレ

    唯川さんの小説は間違いないなと思った。
    2人の半生を書いた物語は、まったく違っていてとてもおもしろかった。どちらの人生がいいかと聞かれるとかなり迷ってしまう。早くに結婚をして家庭を持った薫と仕事に生きる乃梨子。どちらも魅力的で、他人から羨まれる人生を送っていそうだと思ったが、内心はそんなことないのだなと思った。
    私はまだ20年も生きていないから、2人の苦労なんて計り知れないけれど、いずれ2人が直面した問題にぶつかったりするのだろうなと思った。

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    2024年01月12日
  • 一瞬でいい

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    ネタバレ

    恋愛小説ひさびさ読んだけど、恋愛小説とは一言で括れない、4人の素晴らしい人生があった。とてもいい本。

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    2024年01月11日
  • 一瞬でいい

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    ネタバレ

    浅間山でひとりの高校生の死をきっかけに、それぞれの人生を歩む3人の高校生たち。

    稀世の父親がいないことで憂いにあい、目まぐるしく変わる人生
    創介の人生も親の庇護を捨て、ひとりで生きていこうとする
    未来子もまた、大きな姉の存在に苦しみながら、人生を切り開いていく

    32年という時間が経ち子供は大人へと成長していく。自分も今、同じ様な年齢だから彼らの人生を重ねながら読むことができました

    山は人に希望も絶望も与える
    日々のルーチンの中で生や死を感じることはなかなかないと思う
    自然を通じて、死を感じることで人は生を身近に感じ、もう語り合うことのできない人の姿も感じるのかもしれない

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    2024年01月10日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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    猫をモチーフにした短編集。

    猫と暮らすということはいつも喪失を伴うのか。
    愛と別離と、喪失の物語だと思った。

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    2024年01月08日
  • 一瞬でいい

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    大人になって、歳をかせねて、いろいろな事を経験しても、18歳当時あの時だけは、ずっとあの時のままで、その感情から逃れられない大人の切ない甘い物語。

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    2024年01月03日
  • テティスの逆鱗

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    普通に面白かった。主人公の4人の女達が美を求めて堕ちていく様はホラーとも呼べる代物であった。唯川恵、初めて読んだが文章に違和感がなく読みやすい作家だと思った。

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    2024年01月02日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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    様々な日常の中での猫との生活。転機もあればそうでないこともある。大きな悩みも小さなきっかけで解れることもあることを思い出させてくれた作品。特に最後の川沿いを歩く作品が印象的。一言であらわすならば、少しだけ心に風が通る爽やかな短編集でした。

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    2023年12月08日
  • 男と女―恋愛の落とし前―(新潮新書)

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    36歳から74歳の12人の女性のリアルな恋愛話に、筆者の毒舌なツッコミが心地よく、読むのが楽しかった。恋愛小説より生々しく、男女の本音が満載で、人生の指針になる一冊だった。

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    2023年12月08日
  • セシルのもくろみ

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    自分がファッションに全く興味のないオタクのアラフォー独身女なので、読み始めた時はキャラクターやシチュエーションの何一つに共感出来ず、読み切れるかな、と思ったけど… 凄い勢いで一気に読めてしまった!
    この作者書き口が軽快で読みやすいな〜!
    起こるイベントはことごとく平成初期かな?って感じなのは、もしかしてアラフォー女性がターゲットだから??
    こんな展開昔見たドラマであったな〜!!ってのばかりで、読んでる時は笑ってしまったが、もしかして意図してなのかも…
    あとこれを実際の女性誌で連載してたってのも凄い!
    嫌味なモデルがわんさか出てきて大丈夫なのかな?ってのもあるけど、ちゃんと"いい人&q

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    2023年12月07日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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    7つのネコ短編集。
    ほわほわするようなおはなしではないけど、
    また、がんばろうって思える作品でした。
    こんなに泣くとはきいておりません笑
    電車の通勤時間に読んでいたので、車内で泣いてしまって
    周りの人にみられたかもしれないです。
    読む際には、お家がおすすめです。

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    2023年12月06日