唯川恵のレビュー一覧

  • 一瞬でいい

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    とても良かった
    1人の死をきっかけに大きく変わった3人の人生
    それぞれの人生が重なったり離れたりしながら展開されていく
    人生とは真っ直ぐなものではなくて曲がったり折れたりしながら進んでいくもの、歳を取っても結局若い頃の自分の横にいるのかもしれない
    生きた人生と生きたかもしれない人生
    考えたらキリがないけど、それでも選択をしながら一生懸命に生きていくしかない
    何となくドラマ化か映画化しそうな作品であった

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    2024年01月24日
  • 燃えつきるまで

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    「良い面もそうでない面も影響を及ぼす」

    恋愛から失恋、取り巻く人間や何より種々の感情が渦巻いている小説

    浮き足恋愛真っ只中!のような場合は
    読んでも何も得られないと思うが、
    多少でもそうでない場合は控えめに読むことを
    進めたい。保証はしないけれど

    今回もまた、残る言葉が多く出てきてしまったなぁ…

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    2024年01月18日
  • 永遠の途中

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    ネタバレ

    唯川さんの小説は間違いないなと思った。
    2人の半生を書いた物語は、まったく違っていてとてもおもしろかった。どちらの人生がいいかと聞かれるとかなり迷ってしまう。早くに結婚をして家庭を持った薫と仕事に生きる乃梨子。どちらも魅力的で、他人から羨まれる人生を送っていそうだと思ったが、内心はそんなことないのだなと思った。
    私はまだ20年も生きていないから、2人の苦労なんて計り知れないけれど、いずれ2人が直面した問題にぶつかったりするのだろうなと思った。

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    2024年01月12日
  • 一瞬でいい

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    ネタバレ

    恋愛小説ひさびさ読んだけど、恋愛小説とは一言で括れない、4人の素晴らしい人生があった。とてもいい本。

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    2024年01月11日
  • 一瞬でいい

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    ネタバレ

    浅間山でひとりの高校生の死をきっかけに、それぞれの人生を歩む3人の高校生たち。

    稀世の父親がいないことで憂いにあい、目まぐるしく変わる人生
    創介の人生も親の庇護を捨て、ひとりで生きていこうとする
    未来子もまた、大きな姉の存在に苦しみながら、人生を切り開いていく

    32年という時間が経ち子供は大人へと成長していく。自分も今、同じ様な年齢だから彼らの人生を重ねながら読むことができました

    山は人に希望も絶望も与える
    日々のルーチンの中で生や死を感じることはなかなかないと思う
    自然を通じて、死を感じることで人は生を身近に感じ、もう語り合うことのできない人の姿も感じるのかもしれない

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    2024年01月10日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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    猫をモチーフにした短編集。

    猫と暮らすということはいつも喪失を伴うのか。
    愛と別離と、喪失の物語だと思った。

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    2024年01月08日
  • 一瞬でいい

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    大人になって、歳をかせねて、いろいろな事を経験しても、18歳当時あの時だけは、ずっとあの時のままで、その感情から逃れられない大人の切ない甘い物語。

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    2024年01月03日
  • テティスの逆鱗

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    普通に面白かった。主人公の4人の女達が美を求めて堕ちていく様はホラーとも呼べる代物であった。唯川恵、初めて読んだが文章に違和感がなく読みやすい作家だと思った。

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    2024年01月02日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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    様々な日常の中での猫との生活。転機もあればそうでないこともある。大きな悩みも小さなきっかけで解れることもあることを思い出させてくれた作品。特に最後の川沿いを歩く作品が印象的。一言であらわすならば、少しだけ心に風が通る爽やかな短編集でした。

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    2023年12月08日
  • 男と女―恋愛の落とし前―(新潮新書)

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    36歳から74歳の12人の女性のリアルな恋愛話に、筆者の毒舌なツッコミが心地よく、読むのが楽しかった。恋愛小説より生々しく、男女の本音が満載で、人生の指針になる一冊だった。

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    2023年12月08日
  • セシルのもくろみ

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    自分がファッションに全く興味のないオタクのアラフォー独身女なので、読み始めた時はキャラクターやシチュエーションの何一つに共感出来ず、読み切れるかな、と思ったけど… 凄い勢いで一気に読めてしまった!
    この作者書き口が軽快で読みやすいな〜!
    起こるイベントはことごとく平成初期かな?って感じなのは、もしかしてアラフォー女性がターゲットだから??
    こんな展開昔見たドラマであったな〜!!ってのばかりで、読んでる時は笑ってしまったが、もしかして意図してなのかも…
    あとこれを実際の女性誌で連載してたってのも凄い!
    嫌味なモデルがわんさか出てきて大丈夫なのかな?ってのもあるけど、ちゃんと"いい人&q

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    2023年12月07日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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    7つのネコ短編集。
    ほわほわするようなおはなしではないけど、
    また、がんばろうって思える作品でした。
    こんなに泣くとはきいておりません笑
    電車の通勤時間に読んでいたので、車内で泣いてしまって
    周りの人にみられたかもしれないです。
    読む際には、お家がおすすめです。

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    2023年12月06日
  • 愛しても届かない

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    ネタバレ

    私は多分、主人公側だ。

    最後はあの展開で良かったと思う。
    自分が犯した過ちはちゃんと返ってくるべき。

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    2023年12月04日
  • 今夜 誰のとなりで眠る

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    高瀬秋生という男の訃報により、動き出す5人の女性の人生。それぞれみんな違った悩みを抱えて生きているけど、5人全員に共通するのは『愛されたい』という気持ちなのかもしれない。
    今まで近すぎて見えなかったもの。離れたからこそ見えるもの。
    本当に大切はものは、実はもう手の中にある。それに気付くには、まずは自分自身と向き合うことが大切なのかな、と思った。
    私はまだ20代前半で人生経験も浅いから、作者が言いたいことの全ては理解できていないと思う。何年か経って再読した時、また違った観点からこの物語を観られるのではないかと思った。

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    2023年11月26日
  • 愛なんか

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    短編集で、一つの章が10分ぐらいで読めるから
    さくさく読めて楽しかった。

    女は男に受けるためにこうであれ
    女なんだからこれが普通
    女らしく
    という言葉を全て跳ね除けてしまうくらい強い本だった。
    人には人の生き方があって、それは千差万別。
    女だからという理由で縛られる必要も可能性を狭めてしまう必要もない。
    12人の生き様はどれも共通するのはバーでお酒を飲むのが好きなことだけでそれ以外はなにも共通しない。
    それでもそれぞれが自分に自信を持っている、自分の生き方選択に誇りを持っている。
    今の私はどうか?他人に媚び売り、うまくやっていくことしか考えてない。
    仕事も、恋愛も。
    この本の中の女性たちのよ

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    2023年10月22日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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    猫にまつわる短編集。
    優しくて温かいながらも、どこか別れの寂しさや切なさが心に残る素敵な話ばかりだった。

    猫飼いとして特に心に残ったのは「運河沿いの使わしめ」と「約束の橋」
    生きる気力を無くして汚部屋に住んでいたのを、猫との出会いで変わる江美。紆余曲折の長い人生をさまざまな猫と共に過ごしてきた幸乃。
    側から見たら「猫を飼ってる、猫の世話してる」なんだけど、実は生かされてるのは自分の方だったりする。自分にも心当たりあるなぁ。

    話として好きなのは「祭りの夜に」
    祭りの夜に待ち合わせするそれぞれの思いが切なくて美しくて、ほろりときた

    猫のために少しドアを開けておく、とかの細かい猫描写もよくて、

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    2023年10月06日
  • テティスの逆鱗

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    ネタバレ

    美容整形の話。一気読みしてしまった。すごく面白い!
    女はやはり、いくつになっても「美」に気を遣っており、お金があるのであればシミを消したりたるみを無くしたり美肌になろうとしたりするだろう。
    だが、一度タガが外れると最も戻すことが困難になるものが美容整形だと思った。YouTubeで美容整形を繰り返し、「サイボーグ」と呼ばれるようになった女性を見たことがある。美の基準は人それぞれであり、規定されたものではない。己の美を追求するために、美容整形を繰り返す女の姿は、一種の怪談ようにも思えた。

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    2023年10月03日
  • 啼かない鳥は空に溺れる

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    ネタバレ

    最後の数行を読んで、思わず息を呑んだ。その辺のホラー映画よりも怖かった。唯川恵さんは恋愛小説のイメージしかなかったため、今回のような話は新鮮だった。
    母親に愛されすぎるが故に、縛り付けられる娘。
    幼い頃から母親に憎まれ、お互いに憎悪の対象であった娘。どちらも苦しくなるほど辛く、読んでいて応えた。
    千遥は報われてほしかった。一度母を見捨てたものの、介護を通して母との関係をやり直した。功太郎との婚約を破棄してでも母に付き添った。だけど全てが空回っていて、全てが無駄になった。本当に可哀想だと思った。
    「ありが…」の言葉も本当にありがとうなのだろうか。
    幼い頃に肉親に虐待を受けた子供は、どんなことがあ

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    2023年09月20日
  • 啼かない鳥は空に溺れる

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    母と娘の、歪ながら、ありふれた関係性。言葉で傷つける母親、言葉で縛り付ける母親、その中に渦巻く仄暗い心理。娘は大人になるにつれて母親の心理を読みとり、距離をとろうと抗っていきます。相手にされたような心理攻撃をやり返すのではなく、むしろなるべく相手を傷つけないように配慮して、波風を立てないよう努め、あくまで娘としての勤めを果たしつつ、一定の距離を設けながら支配からの解放を目指しています。これはとても歪で、外界からは見えない複雑な心理戦ですが、残念ながら社会のどこにでもいる母娘です。
    母親は娘を支配しコントロールしようとしていることに無自覚だったり、娘も母親の言葉の暴力や執着を知りながら決別しきれ

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    2023年09月10日
  • 啼かない鳥は空に溺れる

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    人生は自分の都合のよいようにばかりはいかないものです。ちょっとしたタイミングのずれで全く違う結果になることもありますよね。
    そして、やっぱり人は大きくは変わらない。人の温かさに触れたと思ったら、あぁやっぱりと何かが待ち受けている怖さをずっと抱えながら、一気に読み進めました。

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    2023年09月08日