唯川恵のレビュー一覧

  • 不運な女神

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    【本の内容】
    「いいことの数は決まっていて、誰かが余計に手にすれば、誰かがあぶれる」。

    駆落ちした相手に逃げられたり、死んだ夫の連れ子と姑に手を焼かされたり…。

    とことん男運に恵まれないヒロインたちが、恋に翻弄され、揺れ動きながらも、何かをつかみとっていく姿を描く。

    情感あふれる八つの恋愛短篇。

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    [ POP ]
    損をしていると思った。

    「恨んでも、憎んでも、愛してる」この本の帯が邪魔なのだ。

    8つの連作それぞれに異なる女のそれぞれの人生がある。

    揃いも揃って「幸せ」とは言いがたい。

    家計を楽にするはずのパートの主婦は生活に疲れ、娘が初潮を迎え、同居する母親の痴

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    2014年08月29日
  • ため息の時間

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    【本の内容】
    愛したことが間違いなんじゃない。

    ただ少し、愛し方を間違えただけ-。

    完璧に家事をこなす妻を裏切り、若い女と浮気する木島。

    妻が化粧をするのを許さなかった原田。

    婚約寸前の彼女がいるのに社内で二股かけた洪一。

    仕事のために取引先の年上女性に近づく孝次…。

    裏切られても、傷つけられても、性懲りもなく惹かれあってしまう、恋をせずにいられない男と女のための恋愛小説9篇。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆

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    2014年08月24日
  • 不運な女神

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    連作というか登場人物が少しずつ繋がる連作集。一気に読むのが吉。途中であけたら没入感が無くなってしまい若干後悔。
    こういう連作ものは世界観が複層的になるので大変好み。素晴らしいです。

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    2014年07月09日
  • 永遠の途中

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    面白かった!唯川さんてこんな感じだったのか。
    私の嫌いな感じだと勝手に思って読んでこなかった。
    読まず嫌いはだめだな、やっぱり。

    すんごーーーーくリアルでした。こわい。
    専業主婦を選んだ薫とキャリアウーマンで独身を通した乃梨子。
    人生って何なんだろうなあ、本当に。
    私は乃梨子みたいな人生に憧れつつ、
    自分がこんな風にはなれないことだけは分かるし、
    薫みたいな人生をばかにしつつも
    結局は薫の方が幸せだろうと思うし、
    自分もやっぱりそうなりたいって思う。最近は。
    あ、専業主婦は嫌だけど。

    24歳ですら、自分が子どもすぎてびっくりするし、
    いつになれば大人なんだろうって考えるのに、
    彼女たちは6

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    2014年06月14日
  • イブの憂鬱

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    佳作。30歳を控えた女の恋愛と心の葛藤とを描いている。登場人物が全てと言っていいほど、個性にあふれて瑞々しい。

    はっとする箇所も何か所かあった。そのうちの一つ。
    「自分の身体の凹凸にぴたりと当てはまるもうひとつの身体が恋しい。
    抱き締められる瞬間、ゆっくりと目を閉じる時の恍惚は、たぶんわかりやすい快感しか持たない男にはわからない。」
    これは男である自分にぐさりと突き刺さった。

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    2014年05月08日
  • ベター・ハーフ

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    ネタバレ

    特に何も期待せず、たまたま手に取ってよんでみたのだけれど・・・思わず一気に読んでしまった。
    夫婦、家族、親子・・・等々をきれいごとでなく描ききっていて恐ろしいほどリアルだった。どんどんいろんなことが出てきて昼ドラのように下手をするとなってしまいそうだけれどそんなことはない。すごい。面白かった。時間をおいてまた読んでみたい。

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    2014年05月04日
  • 天に堕ちる

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    この人の短編集を何冊か読んだけど、読みやすくオチは想像できるけどそれでもゾクってくる人の狂気な部分の描き方が上手いなと思う。

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    2014年05月02日
  • 息がとまるほど

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    いろんな女のドロドロを描いた短編集。
    最初は「あんまり好きじゃないなぁ」と思いながら読んでいたはずなのに、『女友達』『雨に惑う』でズガーンときた。
    そして最後の『あね、いもうと』でズガガガーンとやられた。素敵だわ、この短編集。それこそ息が止まるほど。まぁ分かりやすいハッピーエンドはないんだけど。

    特に印象的だったのは『雨に惑う』
    三十代後半、独身、美人じゃない、男に媚びるのは嫌い、頑なな性格、仕事は頑張っているのに上司にそれを認めてもらえない、結婚したことで不幸になった母親を見て育ってきたせいで結婚に夢も描けない、そして一人で生きていくことを決意して、マンションまで購入した女性の話。
    そう、

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    2014年04月29日
  • シングル・ブルー

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    つい読んでしまった一冊。
    好きってだけで結婚したいよおおおってごろごろした16歳の冬でした。着実にメンヘラの芽を育てています。

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    2014年04月26日
  • テティスの逆鱗

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    美容整形を行う4人の女性とクリニックの医師と受付女性の6人が交錯する形で同時にストーリーは展開していく。動機は様々だが、美しくなるための欲望は果てしなく、ある一線を越えるところを、悪意を感じるほど上手く描いている。

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    2014年04月06日
  • イブの憂鬱

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    さすがの唯川恵クオリティを実感。ストーリー自体はともかく、言葉選びのセンスが違いすぎる。もちろん、話も読みやすかったし内容も忘れないと思うけど(好きかどうかは微妙)、とにかく文章に感動した。そんな感じ。

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    2014年03月16日
  • OL10年やりました

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    今ほどメジャーではなかった頃の本。
    地方銀行に勤めてた頃のエッセイなので
    都内で働いてる訳でもなく、
    洒落な事を沢山しらない私でも
    身近に感じられる内容で好きだった。
    でもいつのまにやらドラマ化されたり
    お洒落な恋愛の小説家になり
    遠くなってしまった気がして寂しいな。

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    2014年03月02日
  • 今夜 誰のとなりで眠る

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    1人の男を巡った5人の女の人の話。自分の人生に完全に満足してる人なんていないんだろうな。人はないものを欲しがるから、いくら大丈夫って思っても他人と比べてしまったら無いものが大きく見えてしまう。

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    2014年03月01日
  • 愛なんか

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    人を愛するとゆうことは いいことばかりじゃない。
    人を愛すると 自分の嫌なことがいっぱい見えて 自分のことが嫌いになって 嫉妬したり、嫌味をゆったり・・・自分が自分でなくなる気がするけど 真剣に愛する姿が真の自分の姿なのかも。。。。人を愛するっていいなぁ ・・やっぱ。短編集だけど 出てくる女性 個々にすごい個性があって 切なかった。イイ恋ってどんなのか わかんないけど 後悔してもしなくても 人を好きになれた時点で イイ恋よね・・

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    2014年03月01日
  • テティスの逆鱗

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    再読
    変わらず面白かった。

    2014.2.11
    美容整形、綺麗になりたいという欲望に限界はないらしい。
    嫌な話と思うが引き込まれてしまった。

    2012.5.8
    女優、OL、キャバクラ嬢、資産家令嬢、4人の女がハマる美容整形の話。
    底なしの世界が恐ろしく、後味はよくない。
    唯川さんもこんな小説を書くようになったんですね。

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    2021年08月16日
  • 雨心中

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    この作家の作品としては異色で悪意に満ちた怖い小説だと思う。主人公は施設で育ち、実の姉弟のように生きてきた男女。思慮の浅い男に様々な不幸が降りかかり、堕ちていく生活を繰り返すが、女の方は一緒に堕ちていくことを選択し、それを幸福と感じている。恋愛小説と呼べるかわからないが、先の展開が気になってしまう。いろいろな社会の暗部も描かれており、著者の懐の深さを感じた。

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    2014年01月24日
  • わたしのためにできること

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    精神を図太くするために読書。

    ひとり暮らしを始めて10年とあるので著者40歳くらいの話。

    30後半に元氣がなくて家で丸くなっていたという話が印象的。友人に誘われたバリ島で自分の欲にづきかせてもらい元氣を回復することができたそうだ。この点は今の私にも大いに参考になる。

    自分の欲に氣づくこと。そして、それを満たしてあることを目標とする。欲は人間を成長、前進させる原動力だと改めて感じる。

    どうしても好きになれない人は好きになれない。化学反応が合わない人は必ずいるし、全員を好きになる人もなければ、好かれる必要もない。

    ダメ部分があることも含めて自分をもっと理解し認めてあげることが大切。自己嫌

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    2013年12月30日
  • 愛しても届かない

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    初めてこの本を読んだ高校生の時はドロドロした大人の恋だと感じたけれど、久しぶりに読んでみたら若くて(ある意味)純粋な恋という印象。
    愛で人は良くも悪くも変わってしまうんだなー。

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    2013年12月23日
  • 今夜は心だけ抱いて

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    47歳のバツイチの母親と、17歳の娘の身体が入れ替わってしまうという、小説としてはありがちな設定。
    一般的には17歳からやり直せるなんてラッキー!と思われがちだけど、若さ故の窮屈さ、大人になって手に入れた自由や手放した執着とかを考えると、必ずしもそうではないなぁなんて思いました。

    心理描写が上手で読みやすかったです。

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    2013年12月07日
  • 今夜 誰のとなりで眠る

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    やっと読むに値する年齢になったんだと思う。たくさんの登場人物も混乱することなく読破。解説にある、「虚飾の衣装を脱ぎ捨てて素に戻ったとき、私たちは本当の毛布に出会える」は納得。20131129。

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    2013年11月29日