唯川恵のレビュー一覧

  • ため息の時間
    自分ももしかしたら陥りそうなリアルさがあって一気に読みました。
    男の目線で欠かれているのがこの作者に関して新鮮でした。
  • 恋人たちの誤算
    リアリストとロマンチスト。対照的な二人の女の子を描いた作品唯川恵はこういうのおおいよね。でもどっちが正解ってわけじゃない。
    コレじゃ駄目だってわかってても行ってしまう。わかってても諦められない。

    どろどろした恋愛劇の後に新しい明日が待ってる
    頑張ろうって言ってくれてる本
    朝日みたいだ。
  • ベター・ハーフ
    時事ネタがもりこまれてて、時に唐突だな!っていうのもあったけど、時代をリアルに感じられた。結婚て、恋愛と違う。男女として好きでも、家族になったら好きじゃなくなる。。気が合う、一緒にいて楽しい!が結婚後もそうだとかぎらない。。結婚は本当にスタートなんだなと感じた。
  • ベター・ハーフ
    悩んでて元気の無いときに読みたい本。もったいなくて、読み進めるのを敢えて休憩したり。どうしようもない登場人物たちに自分を投影しながら、彼らががんばり、なんとか進んでいく姿に元気をもらいました。悩みがやっぱり同じで、でもなんとかなるんだ、と希望をもてました。バブルの描写も気持ち良く、唯川さんの男女の本...続きを読む
  • ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った
    短編で読みやすい。
    恋愛って一瞬の情熱、幻想だとみんなわかっているが、みんなこの甘美な毒にはまる。20歳になるまでの指定書にすれば、この物語を反面教師にして、また違う人生を送れるかも。
  • 彼女は恋を我慢できない
    こういう自己啓発てか、人生本みたいなエッセイを読むと、自分が人間失格みたいな気分になってすっごく落ち込むことが多いけど、この本はそんなことなかった(^^)
    恋愛で悩んだら、また読もう。
  • ため息の時間
    私が好きだったのは『口紅』
    旦那さんは奥さんがお化粧をするのが嫌いで、一度すごく怒ったことがあるんだけど、奥さんが病床のときに「口紅が欲しい」ってお願いして買ってきてもらうの。
    でも全然使わなかく逝ってしまったのね。
    でも実は、それを塗って死んだあと、旦那さんの友達の夢に出てきたお話。
    これはね~、...続きを読む
  • めまい
    最初の「青の使者」を読んだとき怖すぎてゾッとした。「誰にも渡さない」は世にも奇妙な物語みたいだった。男性が読んだらめちゃくちゃ怖いと思う。
  • 今夜は心だけ抱いて
    妖艶な?タイトルとは裏腹に、母と娘の心が入れ替わる、ポップでキャッチーなお話。とても大人なハッピーエンドでした。
  • 愛に似たもの
    こ、怖い。女こわいよー!!って感じ。ホントに怖すぎる 笑

    嫉妬と愛と執着 この3点に気をつけて素敵な女を目指そうと心に決めた。
    2012-9-8
  • ナナイロノコイ
    豪華な作家さんが集合した短編集です。さらっと読めました。私は「手のひらの雪のように」が一番お気に入りです。結末が驚きでしたが。
  • めまい
    ホラーと言うか、狂気じみたお話ばかりの短編集でした。

    刺激的でとても面白かったです!
    整形した女の話が面白かった。

    怖いけど、続きが気になる!
    すぐに読んでしまいました。

    また機会があったら読みたいと思います。
  • キスよりもせつなく
    唯川恵作品はベタな設定と恥ずかしい台詞(私って魅力的?あいつにふられたの知ってるくせにetc)が苦手なのだけど、これはお気に入り。仕事や恋愛に対してまっすぐ向かい合ってる登場人物が魅力。

    登場人物
    知可子:主人公。27歳OL。独身。傷心。
    有季:同僚。知可子の元恋人の慎司と付き合っている。
    慎二:...続きを読む
  • あなたへの日々
    主人公が23歳女性の、唯川恵の典型的な恋愛小説。学生時代からの堅実な友人と奔放な芸術家の間で揺れ惑う心模様を描いている。よくあるパターンだが、話の進め方や表現の豊かさには魅かれてしまう。
  • シフォンの風
    丁度自分がOLをバリバリ楽しんでいた頃の話だ。コピーはその頃1枚ずつガラス面に乗せて人数分とっていた。社内恋愛中で、振った振られたって話で毎日盛り上がっていた。そして毎日誰かしらと飲みに。あの頃が一番楽しかった。そんな時代を思い出させてくれた作品。
  • めまい
    短編だから読みやすいよ。内容は基本的にえぐい怖い憎い死ねばいいのに。笑顔の下に隠された女の心の闇をしることになるでしょう覚悟。今手元にないからもっかいよみたいなー。個人的に餌になっちゃうやつが好き。
  • 恋人はいつも不在
    最近の中では平和に落ち着いた話
    恋愛中のカップルの女視点と男視点から読める話。参考になった。

    やっぱり男の人は失敗やら弱ったとこを見せたくないだろうし、女の人はわがままと思われたくなくて我慢しちゃう。
    後々爆発させるのは迷惑なんだなぁと。次つきあう人の前ではあまり我慢したくない。
    お互いが前向きに...続きを読む
  • イブの憂鬱
    きっと、30歳を目前にした女性誰しもが、一度は真緒と同じ気持ちを経験するのではないでしょうか。友達の結婚や出産等。。かく言う私も現在28歳ですが、真緒の気持ちが痛い程わかります(^_^;) 30歳になってしまえば、なんだ、こんなもんか、と感じるのだと思いますが。この本を読んで、なんだ、焦る必要ないじ...続きを読む
  • 恋人はいつも不在
    女性目線の話と男性目線の話が交互に展開される。
    付き合って3年の恋人。スレ違い、お互いがわからなくなる。
    私にも経験がある。切なさに懐かしい思いが重なったりした。
    二人の周りにいる友達も色々な問題を抱えている。
    でも、最後にはみんな自分の力で自分の未来を掴む。

    2012.6.20
  • 恋人はいつも不在
    ありがちなお話なんだろうけど
    家族のこととか、彼のこととか、奈月が自分に重なって
    ひきこまれた。さくさく読める。
    友達と恋バナしてるような感覚?

    唯川恵って、そうなのそうなのそうなの!!!っていう心情や設定が本当に多い。
    このお話は今の私にしっくりだったけど、
    去年の私や来年の私にもしっくりくるお...続きを読む