唯川恵のレビュー一覧

  • 彼の隣りの席

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    ネタバレ

    しばらく本を読んでなかったので、リハビリがてら好きな唯川恵氏の本を。いるよなぁ、こういう男(笑)恋は大変で、だったら1番好きな男のためにって考え方好きだなー。

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    2025年09月24日
  • 肩ごしの恋人

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    5歳のときから親友のるり子と萌のお話。
    同じ女性でもここまで生き方が違う2人が親友なのが不思議。だけどお互いないものがあるからこそ、ずっと仲良くいられるところに女の友情を感じました。

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    2025年08月21日
  • 肩ごしの恋人

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    ネタバレ

    私だったら、るり子みたいな子とは絶対に友達になれない。ただここまで自分の幸せを追求し、周りの眼を気にせず生きていく行動力には脱帽

    るり子のセリフで
    私は自分が幸せになれないなんてどうしても思えないの。だって私、いつだって幸せになるために一緒懸命だもの。人生を投げたりしないもの。
    頑張ってるもの。そんな私が、幸せになれないわけがないじゃない。

    がめちゃくちゃ刺さった。私も幸せになる未来を想像してるり子みたいに前だけしかみない強い心を持ちたいと思った。

    萌は10年後ぐらいに宗と再開して、家族になれたらいいのになあと思ってしまった。

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    2025年08月21日
  • ナナイロノコイ

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    江國香織さん、角田光代さん、唯川恵さんが好きなので購入してみました。恋愛短編小説、どれも良かったです。

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    2025年08月06日
  • バッグをザックに持ち替えて

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    恋愛小説家のイメージだった唯川恵さんがこんなエッセイを書いていたなんて!
    
2000年にセントバーナードを飼い始めた著者は犬のために軽井沢に移住。
    2010年に愛犬を失った喪失感から逃れるように始めた登山にのめり込んでいき、その5年後にはエベレスト街道を目指すことになった山の履歴をまとめた一冊です。

    私はこういう登山は全然興味がないのだけど、それでもメンバーの一人がカラパタールにたどり着いたことを想像するとちょっと泣けてきました。


    遠近感と言うものが、このあたりからだんだん怪しくなってきた。とにかく自分を囲む自然があまりに雄大で脳が対応できなくなってしまっている。
    p200

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    2025年07月26日
  • 肩ごしの恋人

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    直木賞受賞作
    初版が発行されたのは、2004年ですね。

    2025年の現在では、ちょっとそれは‥と言いたくなる箇所がチラホラ出てきて、時代の変化は著しいと改めて実感。
    それでも過去にドラマ化されただけあり、起承転結がしっかりしていて楽しく読めますよ。

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    2025年07月05日
  • 啼かない鳥は空に溺れる

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    親との関係、関わりについて考えさせられる本。
    親を大切にすべきだと思うし、親子愛って悪いことではないけど、お互いが独立した存在であることは忘れちゃいけないと思う。
    親の思う通りに子供は育たない。
    子供の思うように親は動いてくれない。
    大事なのはお互いを尊重し、適切な距離感を保つことかな。

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    2025年06月16日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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     友人に勧められて読み出したネコ本です。
     7つの短編小説集で、各作品のポイントでネコが登場します。
     すべての作品の主人公が女性というのも印象的でした。

     私は、1作目の「ミャアの通り道」が一番好きです。ネコの最期に家族が全員集合する話ですが、少しうるっときてしまいました。ミャアを飼うことに反対した父親が、一番最初に泣くんです。男泣きには弱い・・・。

     それぞれの作品に出るネコたちは、どこか寂しげだったりする人たちや困難を抱える人たちのもとにふらりとやってきます。そんなネコたちを相棒に、人生の旅路を進んでいく人々。

     ヒトからみれば、まさに<みちづれの猫>というわけです。

     どの作品

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    2025年05月18日
  • 愛に似たもの

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    きっとどんな人にも身近でありふれた、どこか滑稽で頼りない現代の女性像を描くのがうまい。
    それは自分かもしれない。友人や身内かもしれない。状況は違えど女の私は共感してしまう部分もあって面白かった。タイトルが秀逸!
    無欲な女などいないのだ。

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    2025年05月02日
  • 燃えつきるまで

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    かなり前の本なのですで描写に少し古臭さを感じるけど、恋愛小説というよりはサスペンスな怖さがあって面白かった。
    別れてかろすぐに切り替えられる人の方が少ないとは思うけど、それにしても合鍵で不法侵入はやりすぎ!

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    2025年04月28日
  • 今夜 誰のとなりで眠る

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    結婚出産について物凄く考えさせられた。真以子になるのが怖すぎる、、
    けど最後前向きになって、自分で生きていく覚悟みたいなものを感じられて良かった。


    登場人物多くてメモりながらじゃないと読めなかった。けどどの女もどこか共感というか、自分にもチクっと刺さることがあって辛いけど救われる。
    失ったり、誰かのものになってから突然輝き出すの何なんだろう。みんなこれ経験すると思うけど、、
    唯川恵読んでると絶対これ出てくる気がする。その度に辛い


    ーーひとりで暮らすことに慣れても、ひとりで生きることには馴染めない。
    ーー気がついたら、向こう岸にあるものを意識しすぎて、無邪気に橋を渡れなくなっていた。

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    2025年04月23日
  • 肩ごしの恋人

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    ネタバレ

    萌のより関係性を深めたいとは思わないという考えを言語化してくれていて、腑に落ちた。私の中にあった考えはそれだ、と気づいた。

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    2025年04月13日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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    唯川恵作品を読むのが、「肩ごしの恋人」を読んだ以来20年振り
    昔から名前はよく聞くのにこんなにも読んでこなかったか
    あたたかい短編集で読みやすかったが、次読むのも20年後かも…

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    2025年04月06日
  • ヴァニティ

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    こんなはずじゃなかった女性たちの短編集。でも全部が全部悪い展開で終わるわけじゃないし、短編と中編が入り交じっているのでサクサク読める。
    ラテを飲みながらがお気に入りになった話だった。不倫の末の結婚とか、婚約者を奪った奪われたはちゃんと幸せじゃ無かった。
    失敗することは恥ずかしい事じゃないって、考えられるの素晴らしいな、思う。

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    2025年01月26日
  • おとこ川をんな川

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    戦後、金沢の花街で芸妓として生きる朱鷺ととんぼ。同じ花街で生きる女性の悲しみ、妬みなどに皆がもみくちゃにされながらも、自分の信じる道を選び取っていく。いつの時代も辛いことがあるなあと思ってしまう。

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    2025年01月14日
  • サマー・バレンタイン

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    恋愛小説の教科書のようなよくあるフォーマット。ここから始まったんかってくらい基本の型。衝撃的な展開とかは無い。わかりやすい。

    時代の問題かもしれんが、24歳で恋愛とか結婚とか行き遅れとか言われると非常に堪える。時代が違うんだと言い訳したいね。

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    2024年12月31日
  • 燃えつきるまで

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    唯川さん二冊目~!
    共感が持てるというかなんというか、後半はもの凄い勢いで読みふけってしまった…笑
    登場人物全員いるいるこんな人ー!となれる、共感しやすい一冊だった。

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    2024年11月29日
  • 愛に似たもの

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    ネタバレ

    これはイヤミス…?
    そう思うくらい後味が悪い。
    (だからおもしろいのだろうけど)
    長年の友達の不幸を願ったり
    母親のようにはなりたくないとムキになったり、
    他人とあれこれ比べながら生きている女性たちが
    酷く醜いのになんだか身近にも感じられる。
    「こんな女性たちのようにはなりたくない」
    と思ってしまった私もまた
    比較しながら生きている人間の一人…

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    2024年11月27日
  • バッグをザックに持ち替えて

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    ネタバレ

    山登りと縁のない著者がいつのまにか山にハマり、山に登ることが日常になっていく。登山用具専門店は敷居が高くて近づけない場所だったのが「別の意味で近づけない場所(いろいろ欲しくなってしまうから)」になった話には共感する。

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    2024年11月25日
  • 彼女の嫌いな彼女

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    3.5くらいです

    セリフが多くさくさく読み進められました。
    20年ほど前の本なのかな?
    2024年に読んでも働く女性の恋愛に対する気持ちに共感できる部分は多くありました。
    登場人物の関係性の変化、展開に目が離せず、
    最後まで楽しく読み進められました。
    終わりかたもステキだったな

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    2024年11月17日