唯川恵のレビュー一覧

  • さよならをするために

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    時代背景がひと昔、いやふた昔くらい前であるせいか、隅々まで共感!とはいかなかった。
    けれど、流行りのものも男女の出会い方も違った時代でも、恋が始まり終わることは変わらないんだなと。
    さらっと読める短編集なのに、共感するフレーズがたくさん。ここぞというところで決めてくる。
    令和版で書いてくれないかなぁ。笑

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    2024年02月26日
  • 【電子特別版】みちづれの猫

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    猫がいろんな形で人々に関わる短編集。
    どの話も引き込まれて人生について考えさせられるものでした。読んで良かった。

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    2024年02月19日
  • 愛に似たもの

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    2024.2.17

    幸せになりたくて計算高く、自分に徳があるように男へと働きかける女たち、長編で読みたいと思う短編ばかりだった!

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    2024年02月17日
  • 孤独で優しい夜

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    不倫ではあるけれど、
    当事者にとっては正しい恋愛なのだろうな

    求め続けていた幸福とはなにか、分かるシーンが良かった

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    2024年02月10日
  • キスよりもせつなく

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    ネタバレ

    主人公以外も色々な出来事を経て成長しているのがよかった。いろんなタイプの女性の、いろんな生き方を見ることができて飽きない。
    後半、ハッピーエンドになるか気になりすぎて最後のページ先に見てしまった…!
    文章は単純すぎず、ひねりすぎずとても心地よく読み進められました。
    すごく楽しめました。他の著書も読んでみたくなりました。

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    2024年01月31日
  • テティスの逆鱗

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    おっかない
    煽り表紙の通り、これはホラー小説。
    一番恐ろしいのは人間が狂気に走る時。

    現代版の『フランケンシュタイン』ともいえる作品。美容整形に執着する女性達を描くホラー。美に囚われる怪物達はこれほどまでに独り善がりになれるのか?

    特に、不倫に走る専業主婦は卑近で現実味を帯び過ぎていて戦慄。

    目的・優先順位がはっきりしてるので、自身の肉体を道具のように扱うことへの躊躇いの無さは恐怖と通り越して、潔くさえ感じる。

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    2024年02月07日
  • 啼かない鳥は空に溺れる

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    状況は違えど、いわゆる共依存のような関係にある二組の母娘。
    それぞれ、娘がその関係から脱しようともがく様子には共感しつつ、母の目線で描かれるところが全くなく、結果的に「毒親と可哀想な子ども」みたいな構図に見えてしまうのが残念というか。
    千遥と亜沙子が、誰かのためではなく自分のために生きようとする日は来るんだろうか。

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    2024年01月26日
  • 男と女―恋愛の落とし前―(新潮新書)

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    自分と同世代の女性たちがどんな恋愛をしているのか、結婚後の恋愛についてどう考えるのか興味があり読み始めた。

    どんな不倫もこれは特別な恋なんだ、よくある不倫ではないんだというところからスタートしていると書かれていた点については、妙に納得してしまった。
    女性達の恋愛エピソードをインタビューしてまとめてあり、エピソードはどれも面白かった。ただ作者がやや批判的な目線で女性達の話を聞いている感じが気になった。

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    2024年01月23日
  • 一瞬でいい

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    複雑に絡み合った男女の関係が、この後どうなるのだろうかと気になり一気に読み進めた。
    内容は友人を登山中の事故で亡くすという、重たいものであったし、その事故というのも一緒に登山した男女関係が大きく関係していたので、それぞれに責任を感じるところがあるなと思いながら読んでいた。運命の悪戯で大人になってからも、事故から数十年経ってからも不思議な縁で繋がる関係性が、各々の人生にとって大きな影響をもたらしていることが伝わった。
    それぞれが抱く思いと共に人生を生きてきたのだと強く感じた。
    また、自分にはそんな経験はないが、身近な人を、もしかしたら自身や周りの過失で亡くすというのは相当精神的にくるものがあると

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    2024年01月18日
  • 男と女―恋愛の落とし前―(新潮新書)

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    事実は小説より奇なり。
    作品に登場する12人の女性たちの恋愛はどれも波乱に満ちている。

    他人の男を奪い続ける44歳、経済力重視で三度離婚した38歳、長い不倫の末に現実に気づいた43歳、何不自由ないのにPTA不倫に堕ちた51歳、余命1年で夫と友人の不倫を知った74歳など。

    36歳から74歳まで12人の女性が語るリアルな恋愛模様は、数多の恋愛小説より濃くて生々しい。

    共感出来ない女たちに悶々としていると、唯川さんの辛辣で的確な言葉に胸がすく。

    浮気も不倫も未経験な私だが、男と女の本音が満載で人生の指針になりそうな一冊。

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    2023年11月14日
  • 男と女―恋愛の落とし前―(新潮新書)

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    ライターさんが書く文章ではないので、登場する人への作者の好き嫌いが感じられる。現在の世の中の倫理感を意識してか、はたまた作者の考えなのか、愚かさに対して批判的、あきれているような記述が多いと感じた。
    愚かさこそ人間という、人への興味はあまり感じられない。だからか、良い悪いという観点になりがちで、読んでいてモヤモヤしてしまった。

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    2023年11月14日
  • 永遠の途中

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    2人の主人公はお互いに嫉妬し、嫉妬させられて、気持ちいいくらいに対立しています。その中で、どちらかが勝った負けたはなく永遠にその関係が続くので、そういう意味でのタイトル名なのかな?とか思いました。

    他人から見たら羨ましいことでも本人は劣等感を抱いていたり、またその逆もあり、人の感情は複雑だなと読んでて思いました。

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    2023年11月10日
  • ベター・ハーフ

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    ネタバレ

    バブル絶頂から崩壊、そして2000年に突入するまでの一つの家族の話。面白かった。
    永遠子が女から母親へ、文彦が男から父親へ変化していく様子が時代が進むにつれてはっきりと描かれており、人間の成長過程を見ることができた。
    バブルなんて言葉はテレビや本の中でしか読んだことがなく、詳しいことは何も知らなかった。経済だけでなく日本全てのものに影響を与えるものだとは思わなかった。
    夫婦というのはずっと円満にいくものではない。性欲どころか愛すらも消えて、いることが当たり前になる存在だ。以前は結婚に憧れが持てなかったが、この本を読んで少し変わった。
    永遠子が美有の受験にのめり込まなくてよかったと思う。後半は、

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    2023年11月05日
  • 息がとまるほど

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    ネタバレ

    唯川さんの不倫話はやはり面白い。物語が終わるごとに「うわ……」と思わず口に出してしまうほどだ。
    「女友達」は女の怖さをよく表している話だった。浅子が会社の部下から「痛い」と呼ばれるのも、プライドが高く自分に高い価値があると思い続けるのもすべて佐智の思惑通りだと思った。佐智は高校時代の頃から、浅子が気に入らず時間をかけてゆっくり浅子を支配してきたと思うとゾッとする。女の執念深さは底知れない。

    「残月」は女のプライドを踏み躙られる話だなと思った。
    年下の男と付き合う際、母親と同一視されることが1番堪えることだと思う。相手も何の悪気もなく言っているのだから、さらに傷つく。若さとは最大の武器であるこ

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    2023年10月15日
  • ため息の時間

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    ネタバレ

    男目線の女の話。あまりこのタイプの短編集は読んだことがなかったから、新鮮で面白かった。
    半分が男が浮気をし、女が出ていくと言う展開だったが男側の性格がどの話も面白く呆れるような人が多かった。
    「バスストップの木島の性格はもはやあっぱれだ。今どきこんな人はいないだろうが、杏子の復讐は立派なものだと思った。だが、妻と娘に逃げられ何もなくなった男たちを見るのは辛かった。
    「僕の愛しい人」は少しテイストが違って面白かった。ホラー要素も入っており、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかわからない。主人公は千晶を殺して食べたと言うことなのだろうか?これなら、殺してみつかりようがないから捕まらないのか?

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    2023年10月13日
  • 天に堕ちる

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    ネタバレ

    10人の様々な事情を抱えた女たちの話。
    ゾッとする話、考えさせられる話、スッキリする話、いろんなタイプの話がまとまっていて次はどんな結末なのかと考えるのが楽しかった。
    比較的、ゾッとする話が多かった。茉莉、可世子、和美が好きな話だった。
    茉莉のカウンセラーは、本当にカウンセラーとして成り立っているのだろうか。行ったことがないため、あのカウンセリングが正解かどうかはをわからないが、次の依存先を見つけた茉莉の狂気さにゾッとした。
    可世子の話は、ふーさんはほぼ教祖だと思った。そんなふうには書かれていないし、本人たちもそう思っていないけど冷静に見ると一種の宗教団体に見えた。
    和美の話は続きがすごく気に

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    2023年10月08日
  • めまい

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    ネタバレ

    恋愛小説のイメージが強い唯川恵さんだったが、今回はゾッとするような話が多かった。
    どの話もちょうどいい長さで、読みやすかった。ところどころグロテスクな部分があって、ダメな人はダメだろうなと思った。
    「降りやまぬ」が1番好きな話だった。梅雨のジメジメした静かな環境と不穏な雰囲気がずっと漂っていて、読んでいて心がザワザワした。カオルが10年もの月日をかけて澤子に復讐しにきたと言うのは驚くが、カオルは澤子の夫に恋愛感情を抱いたために奪ったのか、それともただ復讐のためだけに夫を奪ったのか気になった。

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    2023年09月27日
  • ナナイロノコイ

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    ミーヨンさんのくらげ

    情景や感情の表現が美しく、文をそのまま想像すると心地よく抽象画を眺めているような気持ちになった。エモくて気怠さがなぜか優しいこの一作は好みです。

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    2023年09月19日
  • 彼女の嫌いな彼女

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    ネタバレ

    スッキリした!
    中盤から、仕事の話にやけに食いつく冴木が怪しいなとは思っていた。実は、婚約者がいてスパイであったというありがちな展開ではあったが、やはり川原と千絵の復讐劇は爽快で読んでいて楽しかった。前にもOLが登場する小説を読んだが、OLというのはこんなにも退屈な仕事なのだろうか。冴木は出世コースからは外れたが、結婚の話も無くなったのか気になった。
    タイトルは最後まで読むと理解できる。

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    2023年09月17日
  • 燃えつきるまで

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    ある書店でかわいいブックカバーが欲しくてタイトルも内容も誰が書いたかも知らずに購入。
    久しぶりにどっぷり恋愛小説を読んで、しかもなかなか重い、けど怖いもの見たさで?気になって読み進めてしまった。
    恋愛が日常を多くを占めたことがある人は共感できるけど、今恋愛真っ只中のひとはきっとしんどくなるから、そんなこともあったなと客観的に読める主人公より少し大人の人におすすめです。

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    2023年09月10日