唯川恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この作家さんは、大学生の頃に他の作品を一度読んだことがあったと記憶していたけど思い出せない…ということは初めてだったのかも。
女性なら大抵の人が直面するであろう、結婚、出産、仕事、育児などなどの問題が凝縮されたような作品だった。
20代後半の頃は、私も美月のように結婚に対する不安が漠然とあったことを思い出した。
今思えば、何をあんなに悩んで焦っていたのかなと思う。自分は自分で、自分の幸せを決めるのも自分なのにって思えるのは、やっぱり私も人並みに結婚して出産して子育てしてて…という環境にあるからなのかもしれないけれど。
友人2人が不倫していた時期があり、2人の話を聞きながらモヤモヤしていた頃の自分を思い出したこともあり、最後まで主人公の美月のことはあまり好きになれなかった。もちろん朔也も友章も。
作中にもあったように、20代の悩んでいた時期の私に、私も「大丈夫だよ。全部うまくいって、今とっても幸せだから」と言ってあげたくなった。
この先何かに悩んでも、「大丈夫!全部うまくいってるから!」と思いながら前向きになれたらいいなと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私だったら、るり子みたいな子とは絶対に友達になれない。ただここまで自分の幸せを追求し、周りの眼を気にせず生きていく行動力には脱帽
るり子のセリフで
私は自分が幸せになれないなんてどうしても思えないの。だって私、いつだって幸せになるために一緒懸命だもの。人生を投げたりしないもの。
頑張ってるもの。そんな私が、幸せになれないわけがないじゃない。
がめちゃくちゃ刺さった。私も幸せになる未来を想像してるり子みたいに前だけしかみない強い心を持ちたいと思った。
萌は10年後ぐらいに宗と再開して、家族になれたらいいのになあと思ってしまった。
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Posted by ブクログ
恋愛小説家のイメージだった唯川恵さんがこんなエッセイを書いていたなんて!
2000年にセントバーナードを飼い始めた著者は犬のために軽井沢に移住。
2010年に愛犬を失った喪失感から逃れるように始めた登山にのめり込んでいき、その5年後にはエベレスト街道を目指すことになった山の履歴をまとめた一冊です。
私はこういう登山は全然興味がないのだけど、それでもメンバーの一人がカラパタールにたどり着いたことを想像するとちょっと泣けてきました。
遠近感と言うものが、このあたりからだんだん怪しくなってきた。とにかく自分を囲む自然があまりに雄大で脳が対応できなくなってしまっている。
p200