【感想・ネタバレ】息がとまるほどのレビュー

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こんな女性が近くにいたら…と想像しただけでゾッとしてしまうほど女の怖さが描かれた短編集です。この作品の特徴は、読み終わってから読者にその先のストーリーを想像させてるところです。全てを描き切らず、あくまで読者にゆだねる。ゆだねられた読者のほとんどは同じ想像をするのだと思いますが、こんなにも想像する力を必要としなくとも推知出来てしまう面白い作品です。短編作品の中で「無邪気な怖さ」は、どんな女性でも一度は経験があるのではないでしょうか。ストーリー中にその「無邪気な怖さ」をこれでもか!というくらいのゾッとする展開で描かれて言います。自分が同じ立場に立たされたら・・・作品の終わりがわかってきたとき、読み進める度胸がなかったらその箇所だけ目をつぶってしまいます。

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2014年11月12日

いろいろな女たち。それぞれに、悲しかったり、狡猾だったり、哀れだったり。モノトーンの煌びやかさを感じる作品でした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年02月13日

短編小説。8話。

無邪気な悪魔
ささやかな誤算
蒼ざめた夜
女友達
残月
雨に惑う
一夜まで
あね、いもうと

「あね、いもうと」は、明らかに恐怖小説。一部推理小説のように終わりが読めなかったものがある。

登場人物の性格に共感できない。著者が書いている人間の心理、人間であることとは何か、について...続きを読むは勉強になる。

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Posted by ブクログ 2018年10月22日

女の怖さが詰まった恋愛短編集。

「息がとまるほど」という作品はなくて、どれも「息がとまるほど」苦しくぞっとするストーリー。
男に対する駆け引き、女に対する嫉妬や優越感。
どろどろした感情がリアルでぞくっとしました。

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Posted by ブクログ 2018年06月02日

あまり本を読むのが得意ではない自分が、驚くほどのスピードで読めた一冊。
ひとつひとつの物語のボリュームがちょうど良い短編集で、まるでテレビドラマを見ているかのように描写が眼に浮かぶ。
程よくドロドロなのもまた良い。

もっと唯川恵さんの小説を読んでみたいと思った、そんな一冊。

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Posted by ブクログ 2017年01月16日

唯川恵、先日読んだ短編集が良かったので続けてセレクト。

同じく短編集、今度は全て女性が主人公。
男と女。ホラー要素。世にも奇妙な的に軽く読むこともできるが、的を得た印象的な言葉が随所にあって唸らせられる一面も併せもっている魅力ある作家さんだと感じた。

他の作品も追ってみようと思う。

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Posted by ブクログ 2014年10月12日

同僚にプロポーズされたのを機に、不倫中の上司と別れる決意をした朋絵だったが、最後のデートを後輩に目撃され…。男と女の間に流れる、もはや愛とは呼べないくろぐろとした感情、女と女の間の、友情とは呼べない嫉妬や裏切り、優越感。女たちの心に沈む思いを濃密に描きだした、八つの傑作恋愛短篇。

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Posted by ブクログ 2014年09月18日

唯川さんの短編集なので、ただの恋愛ものではないだろうと思い手に取ったら、本当に女性の怖さが詰まっていた。
最初の「無邪気な悪魔」に出て来る結婚退職するOLさんは、天然なのか、計算なのか。
飲み会でどんな爆弾が落とされるのか、ハラハラした。
「雨に惑う」のヒロインが壊れていく様子や「あね、いもうと」の...続きを読むラスト、薔薇を植える場面などは、ぞっとしました。

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Posted by ブクログ 2014年04月29日

いろんな女のドロドロを描いた短編集。
最初は「あんまり好きじゃないなぁ」と思いながら読んでいたはずなのに、『女友達』『雨に惑う』でズガーンときた。
そして最後の『あね、いもうと』でズガガガーンとやられた。素敵だわ、この短編集。それこそ息が止まるほど。まぁ分かりやすいハッピーエンドはないんだけど。

...続きを読む特に印象的だったのは『雨に惑う』
三十代後半、独身、美人じゃない、男に媚びるのは嫌い、頑なな性格、仕事は頑張っているのに上司にそれを認めてもらえない、結婚したことで不幸になった母親を見て育ってきたせいで結婚に夢も描けない、そして一人で生きていくことを決意して、マンションまで購入した女性の話。
そう、この感じ…他人事とは思えないのです。笑

若くて可愛い、男に愛されている女を人として好きになれなくて、むしろ憎しみさえ込み上げてくる。
ここらへんの感情も、まぁ汚いんだけど同感できてしまう。

そんな、自分と似ているこの女性が、この小説の中でどういうラストを迎えるのか。印象的です。共感できる人はぜひ!ぜひ!
ただもう一度言うけど、分かりやすいハッピーエンドはこの小説の中に出てきません。でも全部が全部バッドエンドでもない。そこがおもしろいのだと思う。

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Posted by ブクログ 2013年08月12日

女子力UPw

ドロドロ系で、こういう女子にはなりたくないなーという意味でのお勉強ができた。

再読時、この女子達に共感してしまわないようにw

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Posted by ブクログ 2011年03月20日

女は怖い…どれもありそうで、妙に納得してしまうトコもいっぱいだった。息がとまるほどの瞬間…生きてたら必ずあるよね。

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Posted by ブクログ 2010年11月19日

色々な女性の短編集。
どの女性も心の底に怖さを持っている。そして、その怖さは自分にもあるのではないかと思ってしまう。唯川恵の小説は気が付くと自分に重ねて読んでしまうところがおもしろい。

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Posted by ブクログ 2009年12月30日

久しぶりに読んだ唯川作品。

「彼女たちにどんなカクテルやお酒をお出ししようか考えました。
しかし、その前に、息がとまるほど蒼ざめた女性にカウンターで対面したら、
まず『深呼吸』をおすすめしようと思っています」という
「スタア・バー・ギンザ」オーナーの解説が、何より的を得たアドバイスだなと感じた。
...続きを読む
読んでいて思ったのは、悪いことや後ろめたいことをしていると、
必ずやいずれは、しっぺ返しに遭うんだなということ。

もちろん、道理にかなっているわけだけど。

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Posted by ブクログ 2009年10月18日

短編集。


唯川さんは女の心理描写をうまくとらえている。いつも感心。
女の美しさも醜さも現れていると思います。
自己反省用にいいかもしれない。

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Posted by ブクログ 2009年10月18日

さすが唯川恵だなぁって思う一冊。
必要以下でも以上でもないぴったりの言葉で構成されているように、
とても読みやすくて内容もすらすらと入ってきた。
短編集。

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Posted by ブクログ 2017年10月15日

誰にでも簡単には打ち明けられない悩みや気持ちを持ちながらも毎日を過ごしいてる女性達が息がとまるほどの驚きや嫌気がくる瞬間が描かれている。自分の人生を自分で操りたいのに、うまくいっていない感じやそれでも突き通して生きてく感じがうまく描かれている。バーや夜が似合う本なんだけど解説を読むと更にバーに行きた...続きを読むくなる。

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Posted by ブクログ 2015年10月13日

いろんなタイプのしたたかな女たちが登場する。
仲いい振りをして陥れるなんて…あーイヤだ。
楽しめた話とそうでない話の半々だった。

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Posted by ブクログ 2014年06月23日

読みやすい。始まりそうで崩れるまではいかない恋?愛?の果てな感じ。惹きつけられるほど読み入りはしなかったかなぁ、

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Posted by ブクログ 2014年02月11日

『無邪気な悪魔』の最後で、うわぁ こういう展開ねと思わず笑ってしまった。タイトルが秀逸。
『女友達』もなかなか怖くて面白い。
『雨に惑う』は、怖いのと同時に、可哀想という同情の気持ちも抱えながら読んだ。「雨」というワードが物語を更に陰鬱な雰囲気にしていて、なんだか悲しい。特にラストの8行が良い。
...続きを読むあね、いもうと』も好き。

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Posted by ブクログ 2013年10月05日

読みやすい短編集。どれも情景が浮かんでくる。最後の「あね、いもうと」は読み終わって背筋が寒くなった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年09月22日

いずれも30代になった女性を主人公にした、短編集。ミステリーとホラーの間・・という装いではあるが、読みなれている人には最初の2・3ページで結末はわかると思う。個人的には裏にあるかもしれない悪意を正面から書かなかった「女友達」が一番。逆に最後に収録されている「あね・いもうと」は始まった瞬間からオチがわ...続きを読むかる内容で少しがっかり。

なんでこの本を読もうと思ったんだっけ・・と振り返ってみたら、一年ほど前に自分が読んでいるblogで「怖い」と紹介されていてwish-listに登録されていたのであった。確かに怖いは怖いのだが、それって結局男性から見る怖さであって、女性の視点からは怖さだけではなく共感なんかもあったりするのかもしれない。そこに共感があるということが、また男性からしたらより怖いのだけど。

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