唯川恵のレビュー一覧

  • 刹那に似てせつなく 新装版

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    並木響子は、藤森産業の社長の御曹司である藤森祐介を殺害した。容姿を変え、名前を変えて藤森産業の清掃員として働き、約三年間ずっとこの機会を待っていた。娘の可菜を自殺に追いやった藤森にとうとう復讐を遂げた響子は、その場に呆然と立ち尽くしていた。もう捕まってもいいし、死刑になっても構わないと思っていた。可菜のいないこの世界で生き続けることに、なんの意味も未練もないから。そこに突然道田ユミという若い女が現れ、響子の手を引いて何故か逃亡の手助けをしてくれた。ユミもまた藤森を殺すつもりだったのだ。どうして響子を助けるようなことをしてしまったのか、ユミ自身にもその理由は分からない。この場を離れ、響子を人目に

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    2021年06月14日
  • ヴァニティ

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    前に単行本でも読んだけど文庫になっていて再読。

    単行本と違うのは、ページの中にかわいいイラストが入ってるところ。

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    2021年06月08日
  • 不運な女神

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    唯川恵さんの作品は初めて読みました。

    短編集ですが、それぞれの物語がどこかでリンクしていて、同じ世界観で紡がれています。

    タイトルにあるように不幸な女性たちが主人公ですが、どこか真の強さを感じるような流れで、女神と冠されているのも納得です。

    枇杷が食べたくなりました。

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    2021年04月02日
  • 天に堕ちる

     

    購入済み

    短編集

    ありきたりの生活の中にある、小さなくぼみ。わかっていて足を踏み入れるのか、気づかず、すべり堕ちるのか。十人十色の愛を描く短編集。

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    2021年03月27日
  • 啼かない鳥は空に溺れる

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    2021年31冊目。再読②
    何度読んでもめっちゃ嫌な気持ちになるのに、また手にしてしまい一気に読んでしまうのはなんでだろう。
    「数年後、もし千遥と亜沙子がともに娘を産んだとしたら、彼女たはちはどんな母親になるのだろう。」とあとがきにあり、そんな物語も読んでみたいと思った。

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    2021年03月22日
  • ナナイロノコイ

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    随分とビターな恋愛ばかりでした。
    甘々よりこういうのが好みです。江國さん、角田さん、荒野さんのお話が好きでした。
    無性に、人と会話しながら食事をしたくなりました。このご時世、今は出来ないと思うととても羨ましく思えました。

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    2021年03月17日
  • テティスの逆鱗

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    整形にハマっていく立場が異なる女性たちの様を描いた物語

    歳を重ねても女として美を求め続けるのは素敵なことだけど、劣化することを恐れずに受け止めて生きていきたい

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    2021年03月07日
  • ヴァニティ

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    きっと、私は私に対して恥ずかしいのだ。鏡に映る私の姿に、鏡に映らない私がちゃんと追いついている自信が持てないのだ。

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    2021年02月01日
  • 淳子のてっぺん

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    この小説の主人公・田部井淳子さんの足跡についてはいくつかの著作を読んできたので大方知っていたが、小説として読むと、また違った側面を知ることになって新鮮だった。クライミングで使うシットハーネスは、その昔ゼルブストといっていたが、文中で出てきたので思わずニンマリしました。

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    2021年01月25日
  • 孤独で優しい夜

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    同じ会社での三角関係。
    邪魔をした親友が最低かと言えば、なんとも難しい。
    彼女もまた自分の恋に必死だったということ。
    フェアではないとは思いますが。

    盲目な恋をしているとき、人は冷静さを欠いてますね。
    序盤と終盤では主人公がだいぶ変わったなと。
    悔しい気持ちも腹立たしい気持ちも共感できます。
    客観的に見れるのは読者だからですが…自分が同じ立場になったら、どうするかなぁ。

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    2020年12月21日
  • 彼女の嫌いな彼女

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    中学生の時に、唯川恵さんの少女小説を読んでいたので懐かしく手に取りました。
    いつのまにか直木賞作家になっていて、小説の内容も大人っぽく。

    手に取ったきっかけは、帰任する駐在員からのお下がりの中にあった一冊で、駐在員本人のものと、奥様の読んでいたものと、タイトルを見るだけではっきりとどちらのものだったのかわかるのが面白いな、と思いました。
    読むものは人を表す。

    企業が舞台なものの、ライトな感じで読みやすく、女性が共感しやすい内容だと思います。
    ただ、私はここで年増として描かれるヒロインよりも、さらにずっと年上で、かわいいなぁと思いながら読みました。

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    2020年12月06日
  • 淳子のてっぺん

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    エベレスト登頂、と聞くと登った人だけで行ったのかと思うけど、その裏にこんなにたくさんの人の力とか登れなかった人の存在があるとは知らなかった。

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    2020年11月12日
  • OL10年やりました

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    金沢で短大を卒業後、銀行員(情報処理でコンピュータの仕事のOL)を10年勤めた唯川恵さん「OL10年やりました」、1996.3発行です。経験に基づく教訓が丁寧にユーモアたっぷりに描かれています。先輩OLのいじめや上司のセクハラ、不倫・・・。そして章立てのタイトルが素晴らしいと思いました。何が何だか一年目、慣れそうで慣れない二年目、三年目の憂鬱、五年目の宙ぶらりん、これでいいのか七年目、花も実もある十年目。解説は、酒井順子さん。「はっきり言って、OLに勝てる上司などいないのです」(^-^)

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    2020年09月21日
  • さよならをするために

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    「肩ごしの恋人」がとても面白かったので唯川恵さんの他の作品も読んでみたいと思い、手にとった次第。妊娠中から読んでたけど出産したらなかなか時間とれなくてやっと読み終えた。

    95年の作品なのでトレンディさ( )を感じる部分もあるが、恋愛の切なさや女のめんどくさい絶妙な感情などの普遍的な「さよなら」に向けた心の動きが本当に上手に綴られている。唯川恵さんは女臭さを書かせたらピカイチね!共感度高い短編5話。
    「さよなら」を昇華した女の清々しさよ。

    「広志が好きだった。好きだったから傷ついた。
    彼を憎んだ。そして憎んだだけ、広志は深く心に刻み込まれた。」

    ◆内容(BOOK データベースより)
    まるで

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    2020年10月01日
  • シングル・ブルー

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    ひたすらに共感。

    30前の独身女あるある、「これでいいのか」病。
    結婚するわけでもなく、仕事が面白いわけでもなく、やりがいや目標が何もなく、ただ毎日が漠然と過ぎてゆく、そのことへのたまらない不安と焦燥。

    文庫版あとがきには、ダブルでもブルーってね。
    不安や焦りがあるのはきっと結婚しても同じで、
    仕事が面白くなってもきっとそう。
    考える時間があれば悩みこんでしまうけれど、
    それは今しか見えてないからだよって思わせてくれた〜

    ブルーなのはシングルだからじゃなくて。
    ダブルでもきっとブルーはブルー。
    ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー的な!笑
    ブルーはブルーでも、書影みたく鮮やかで清々し

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    2020年08月23日
  • バッグをザックに持ち替えて

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    202007/楽しい面だけを見聞きして登山やってみたいと安易に思う私のような人間にも、山の怖さもわかりやすく、読んだだけなのに体験したかのように感じられる描写でとても面白かった。

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    2020年08月02日
  • セシルのもくろみ

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    サラサラと読みやすい文体で、あっという間に読めてしまった。もう少し感情のドロドロした部分があるかと思ったが、思っていたよりはさっぱりしていた。

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    2020年07月13日
  • 息がとまるほど

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    スラスラと読めました。
    30代女性の、微妙なドロドロ感。

    若さを羨むのは、いくつになっても、終わらないと思います。

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    2020年07月11日
  • 病む月

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    唯川恵さんの作品は読みやすいです。
    女の怖さ、生まれ持ったものなのか、それとも女の世界で生きていくうちに
    いろいろ学んでそうなるのか。
    金沢が舞台ですが、女の強さみたいなものは地域性もあるのかなと感じました。
    『病む』がタイトルにあるようにハッピーエンドではなく、ミステリーというか
    ホラー部分もある小説です。


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    2020年07月11日
  • ためらいがちのシーズン

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    30代の自分が、なんか懐かしくなるような感情が沢山ありました。
    甘酸っぱいですね。
    普段不倫などどろどろ系の本ばかり読んでいるので、すごくさっぱり読めました。

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    2020年06月23日