唯川恵のレビュー一覧

  • 海色の午後

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     年下の恋人と仲良く過ごしていた遥子。
     3つの出来事が起こり、遥子の心をざわめかせる。
     ①万里の結婚
     ②頼子の駆け落ち
     ③若林との見合い
     なんとなくこのままでもいいような気がしていたけど、しっかり自分と向き合うキッカケがもたらされたことで、何かが違う、と気付いてしまう。だいたいそのキッカケは外部からやってくる。
     深く考えず先延ばしにしていた結論が出てしまうと、恋愛→結婚→幸福、という、それまでそういうもんだろうと思っていた単純な構図が崩れる。
     世の中が少し複雑になる。
     うら若き女性に訪れる「分別がつく瞬間」って感じ。

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    2019年12月14日
  • さよならをするために

    購入済み

    さよならのかたち

    読んでいるといろんなさよならを知りました。女の子はみんな強くなっていきますね。その成長が見られて良かったです
    私はまだこのような気持ちになったことはありませんが、自信がない気持ちがあります。憂うつになりますね。でも一歩一歩歩く事で自信がついて前向きになるのかもしれません。この本はそのヒントになるかもしれないと感じました。

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    2019年11月25日
  • 雨心中

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    恋愛小説とあるけど、恋愛なのかどうかは最後まで私には分からなかった。愛はあるけど、恋ではないと思う。

    よくここまでというぐらいの不運な運命。幸せになる資格は誰にでもあるはずなのに、そのチャンスを自ら棒に振ってしまうなんてって言うのは簡単だけど、当事者は違うのだろうか。

    人の弱さが伝わりすぎて少し読むのがしんどくなった作品。もう少しポジティブさが欲しい。

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    2019年10月14日
  • テティスの逆鱗

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    止まらない美。とてもわかる気がした。整形とまではいかなくても高いお化粧品を買ったりエステへ行ったりするのと同じで、どこまでもどこまでも…ってなる気持ちが理解出来た。誰かに美しいって思われたいんじゃなくて自分で納得したい美!
    ただみんな自分勝手で横柄な態度などにイライラした。整形したらあんな偉そうな人間になるのか?とまで思った。見た目だけじゃなくそうゆう人間になってしまう美容整形…と言いたいのかな?ある意味ホラーだった。

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    2019年10月03日
  • 彼女の嫌いな彼女

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    年齢について考えさせられる言葉があった 若いということの贅沢さ。彼女達はふんだんにそれを消耗している。
    若さに気がついたのはそれが過ぎ去ってから。
    年齢は見過ごしてきたもの、気がついてこなかったもの、それが見えてくる、そうういうものだ。

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    2025年12月18日
  • ベター・ハーフ

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    面白い。主人公は自分と同じ歳、バブル中に結婚〜リストラ〜起業という設定 「不幸は他人のところへ行くもんだと思っていた」
    「つが付く歳のうちに子供は一生分の親孝行をする」

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    2025年12月18日
  • ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った

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    随分意地悪に感じるけど、恋愛ってはたから見ればこんなもんなんだろうなとも思う。
    そんな中ラストの「運命の人」がじんわりいい話。

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    2019年08月19日
  • 啼かない鳥は空に溺れる

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    ネタバレ

    母と娘に限らず、親子の関係に、お互いに目に見えない束縛や依存や承認欲求は誰にだって多少あるものと思う。それを”呪縛”としたものが、本作品なのかなあ。それにしても亜沙子の最後はご都合主義っぽくて、ちょっと冷めた(笑)

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    2019年07月07日
  • ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った

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    女性の恋愛、結婚、友情などの、シビアなお話の短編集でした。自分はあまりここに書かれてりるような感情とは無関係なのですが、それはよかったのか、悪かったのかw ここまで劇的ではなくても、多少は体験してみたい感情かもです。短編集って話の順番も作品のうちなのでしょうね。最期の「運命の人」のラスト一文の ぼんやりは、・・・ほんとは運命は身近にあってそれに気がついていなかった。私は幸せなんだ・・・ ・・・本当の運命はここじゃなくてもっと違う幸せがあったはずだと思っていたのに、思い違いだったなんて、私は不幸だ・・・二通りの捕らえ方ができるのかなと。自分は後者だと思ってしまった。読者の性格がでそうです。

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    2019年06月25日
  • 愛なんか

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    190415

    12人の女性たちが、様々な視点で恋愛についての物語を紡ぎ出している。

    恋愛に限らず、自分にとって何が大切なのかを持っているかで思考、行動が変わり、さらには人生すら変えてしまうものであるということを考えさせられた。

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    2019年04月20日
  • 啼かない鳥は空に溺れる

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    いわゆる毒親でしょうか。娘を精神的に虐待したり愛情の名の下に束縛したり。自分のコントロール下に置こうとする言動はかなり怖い。
    自分の親がそうでなくて良かったとホッとすると同時に、自分が毒親にならないよう気をつけないといけないと思いました。子供には子供の人生があってそれを尊重しなくてはいけない。基本的な事だけど忘れがち。一気読みした本でした。

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    2019年03月22日
  • 啼かない鳥は空に溺れる

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    歪んだ母と娘の関係性。ラストどのようになるのか気になって読み進めたが、曖昧な感じで終わっていたのが残念。
    ただ、千遥の母には恐怖を感じた。

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    2019年02月27日
  • さよならをするために

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    さよならをテーマにした短編集ということで、割と重ためな内容を想像していたのですが、「破局」というより「決別」と言った感じの、スッキリとした別れが沢山描かれていました。強がりで自分を真っ直ぐに表現出来ない女の子像に、誰もが共感できるのでは無いでしょうか。

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    2019年02月11日
  • 海色の午後

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    著者の34年前のデビュー作品。22歳の女性が主人公だが、主人公の人となりは著者のその後の多くの作品の主人公と似ているような気がする。二十年目のあとがきでは、小説家になったいきさつが書かれている。書くことだけは継続でき、またやめようとは思わなかったと回想している。自分を振り返るにはいいヒントをもらったと感じた。

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    2018年12月22日
  • セシルのもくろみ

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    今度、ドラマ化される模様。
    唯川恵の本は本当にサラッと読める。読んでる途中に前のページに戻る事が一回もない。それだけ文章が綺麗で分かりやすいということだと思う。
    中身は唯川恵らしく、女性心情が柔らかく表現されている。ドラマもみてみよう。

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    2018年12月15日
  • 夜明け前に会いたい

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    なんだろ、この人、小池真理子の路線っぽいけど、なりきれない感。
    奥深さがないというか、先が読めるんだよね。
    金沢、着物、幼な馴染み…。ありがち。

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    2018年11月23日
  • 手のひらの砂漠

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    DV男から逃げて、新しい居場所を作ろうとしてもしつこく付きまとってくる元夫。見栄なのか逃げることなのか理不尽でも幸せをつかむ為に戦うことなのか…自分の人生を歩めるのは自分だけだし、何を選択するかも自分次第。

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    2018年10月21日
  • 彼女の嫌いな彼女

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    ふたりが口先だけのあからさまな男性に簡単に乗せられて振り回されて、そんな男性を巡って張り合っている様が、情けなくて共感も何も出来なくて読んでいてしんどかった。気づいてくれた辺りからはほっとして読めた。しんどい間は嫌な気分だったけれど、読後感は悪くなかった。終盤は書店ガールを連想したりもした。

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    2018年10月17日
  • 啼かない鳥は空に溺れる

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    同僚に借りた本。2組の毒母と娘の話で、毒母に逆らえない娘達にイライラさせられながら読んだしまった。全てを否定されながら育った美人の千遥。娘だけが生き甲斐の母と育った亜沙子。千遥の方はうまく毒母から逃げられたはずなのに結婚話を機に実家との繋がりができて、結局は母の元に。亜沙子は母が仮病や自殺未遂までやりながら亜沙子を自分の思い通りにする事を生き甲斐にしている事実に気付き、母を棄て逃げたパターン。
    自分の子供だとしても人間に執着してはいけない。別の人格を持つ人間だし、所有物では無いのだから。こういう依存型のタイプは、AI人型ロボットを活用して依存していけば満足できないかな。

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    2018年10月15日
  • 天に堕ちる

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    恋愛に関する10作の短編集。自分が求めているのはなんなのか、回りからどう言われようと自分の気持ちに正直に選択する瞬間の決意はかっこいい。

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    2018年07月15日