唯川恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
唯川恵さんという作家について知らなかったが直木賞や柴田錬三郎賞を受けている。実力があって読み外れはないだろう。初めて読む作家は好みにあってほしいと祈るような気持ちと、少しの好奇心が道連れで、読んでみた。
女の気持ちをテーマにした8編の短編だった。どれも女(に限った事はないが)の心の奥底の思いだ。どうしようもない日常に蝕まれていったり、気がついていても引き返せない思いが詰まっている。
真実に近ければ近いほど、距離を置いて、直視しないでいれば愛も恋も維持出来るだろう。結婚生活はそのような部分も多い。
真珠の雫
男運のない母が、二度目に整った顔立ちの男を選んで、サチはそれを受け継いで生まれた -
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ネタバレ帯より「セックスしなくても一緒にいたい。それは幸せか、絶望か」……女性の心を描き続けてきた名手が今だからこそ描けた究極の恋愛小説。 究極の恋愛小説ナノカ⁉
読み終わったとき、母性愛だといえば言えるし異性愛には違いない不思議な物語はなぜ書かれたのか考えてみたがよくわからなかった。
養護施設に弟分になる周也がきたとき芳子は孤独感と分かれることが出来た。周也を可愛がり、施設を出てからも一緒に住み、姉弟として、頼りない無責任な周也をかばい続ける。女が出来ると女のところに行かせ、短期間しか続かないで止めてしまう仕事も容認して、男としての責任を全うさせることを教えない。
そのうち周也にも心から好きな女 -
購入済み
さよならのかたち
読んでいるといろんなさよならを知りました。女の子はみんな強くなっていきますね。その成長が見られて良かったです
私はまだこのような気持ちになったことはありませんが、自信がない気持ちがあります。憂うつになりますね。でも一歩一歩歩く事で自信がついて前向きになるのかもしれません。この本はそのヒントになるかもしれないと感じました。 -
Posted by ブクログ
女性の恋愛、結婚、友情などの、シビアなお話の短編集でした。自分はあまりここに書かれてりるような感情とは無関係なのですが、それはよかったのか、悪かったのかw ここまで劇的ではなくても、多少は体験してみたい感情かもです。短編集って話の順番も作品のうちなのでしょうね。最期の「運命の人」のラスト一文の ぼんやりは、・・・ほんとは運命は身近にあってそれに気がついていなかった。私は幸せなんだ・・・ ・・・本当の運命はここじゃなくてもっと違う幸せがあったはずだと思っていたのに、思い違いだったなんて、私は不幸だ・・・二通りの捕らえ方ができるのかなと。自分は後者だと思ってしまった。読者の性格がでそうです。