唯川恵のレビュー一覧

  • 愛しても届かない

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    若い傷つけあってしまう恋愛のお話

    どろどろしていて嫌悪感を感じながら、気になって読み進めずにはいられない唯川ワールドです

    美咲さんの恋人沢島駿さんを横取りした七々子さん。
    七々子さんには尚人さんという恋人がいたのに。。。

    横恋慕のお話
    これ、若いときに読んでいたら、きっとすごく反発したと思うのだけど、今の年齢で読むと、七々子さんの一生懸命さがなんだか悲しくもあり、健気でもあり。。。

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    2014年05月19日
  • 永遠の途中

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    仕事を選んだ女性と、家庭を選んだ女性を27才から60才までを描く。60才。自分にとっては重い響きがするが、まだまだいろいろあるんだなと感じた。夫が子会社もあるそこそこの会社にいて、転勤もなく、出向した子会社も通勤圏内にあるのは不自然だと感じた。

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    2014年05月17日
  • ヴァニティ

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    ネタバレ

    再読
    アンソロジー等に掲載された中短編を集めたもの。
    あまり印象に残らない。

    2014.5.28
    再読。
    淡々と読みやすく、人生に前向きな短編集。
    結婚を逃げ道にしないところが好きなのかもしれない。

    2012.5.28
    未収録の作品を集めた短編集。
    20〜30歳代の恋愛もの、前向きのラストは、昔大好きだった唯川恵の作品達と共通する。
    どんなに大変でも収入が減っても夢を叶える生き方を選べられればいいけど。

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    2022年07月02日
  • 幸せを見つけたくて~明日に一歩踏み出すために~

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    女性の生き方や考え方を知りたく読みました。参考になります!
    一つ改めて気づいたのは、
    “ほかの男性とも付き合いましょう”というのが自分もそうだなと思いました。
    今に迷うなら、いろんなものを観ることは大切なんですね。

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    2014年05月04日
  • 天に堕ちる

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    自分から逸脱の道を選ぶ女性が主人公の10の短編集。幸福のあり方も様々で、その選択の経過が上手く描かれている。

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    2014年04月29日
  • 愛しても届かない

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    2014.4.29ー27
    唯川恵ワールドかと思いきや、こんな結末だったか。ちょっと捻りがなかったような。

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    2014年04月29日
  • セシルのもくろみ

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    「STORY」の連載なだけあって、予想通りの展開でさくさく進みます。

    つまる、つまらないではなく、月刊誌の連載という役割を鑑みての評価3。

    軽すぎて、わたしには物足りませんでした。

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    2014年04月06日
  • ベター・ハーフ

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    結婚式から始まって、昭和から平成にかけての、
    その時代時代での夫婦のありかた、
    夫・妻、それぞれの社会との関わり合い方、
    そしてそれをとりまく人々の変容。
    非常に面白かったです。

    何年か経ってからまた読み返してみたい。
    きっと、その時々の、自分の状況や社会情勢で感じ方が全然違ってくると思う。

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    2014年03月12日
  • ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った

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    10Pぐらいの短編がたくさん詰まってます。
    タイトルからして ちょっと切ない感じですが、悲しいお話が中心です。
    恋は楽しいことよりも悲しいことのほうが多い。
    楽しい思い出よりも悲しい思い出のほうが覚えてる。
    短いけど、主人公の心理がすごく分かります。
    短いけど、物足りなさを感じさせない文章力。素晴らしいです。

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    2014年03月01日
  • 天に堕ちる

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    男女の、これは主に女のドロドロ感はいつもながら面白かった。が、何か慣れてきて新鮮味がなくなってきたか…。

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    2014年02月26日
  • 愛なんか

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    ネタバレ

     短編集。
     相変わらず、働く女たちの恋愛模様……とゆーような感じかな。
     うん。恋をしなきゃわからないことはいっぱいあるし。恋愛の形は人それぞれ……だけど、この本、僕が今まで読んだどの本よりも、一番毒があるかもしれない……と、思う。
     具体的に「何が」というわけじゃないんだけど……。
     どう考えても、あなたそれじゃぁ、幸せになれないよっ!! っていうのがいくつもある。
     でも、それでも主人公の彼女たちは「幸せ」なのだ、という。
     ……怖いよね。
     でもきっと、その気持ちもとてもよくわかる。
     何が幸せかなんて、他人には決められない。

     この先に待っているのが破滅だと分かっていても、幸せな時

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    2014年02月06日
  • ためらいがちのシーズン

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    恋恋恋の展開。
    友情との板挟みや気持ちのすれ違い、もうとっくに置き忘れてきたワクワクするような恋の足音聞こえてくるような作品でした。

    客観的な立場で読んでるはずだったのに
    心に熱い想いがちょっぴりよぎってしまいました。

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    2014年02月01日
  • 天に堕ちる

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    5 和美 ・・・白いシーツの上で がオチが非現実的だけど、強烈。
    中学・高校時代の保健室の情景を思い出しました。

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    2014年01月07日
  • ため息の時間

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    男性の立場から書いている恋愛小説の短編集。不況がベースにあって、少し毒があるストーリーが多い。気軽に読めるが、面白い。

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    2013年12月21日
  • 恋人たちの誤算

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    初めて唯川恵さんの作品を読んだ。
    元は「天使たちの誤算」という題だったらしい。個人的には、「恋人たちの誤算」のほうがしっくり来た。
    クライマックスは手に汗握る展開。
    何が幸せか、それこそが価値観だと思った。

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    2013年12月11日
  • さよならをするために

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    文庫化されたのは1995年。
    「さよなら」をテーマにした5つの短編。
    「さよなら」を言われても恋は終わらない。
    自分で自分の恋に「さよなら」をさせなければ。
    その「さよなら」にはいろんな形があるけれど・・・
    共通していることは「さよなら」をすることで彼女たちが前に進んでいくこと。
    それも前向きな気持ちで。
    いくつになっても乙女心(厚かましい!)をくすぐる小説が好きでございます(笑)。

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    2013年12月11日
  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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    なんとなんと、僕としては初の電子書籍です。
    「本は紙!」っていう固定概念があったんだけど、読み進めてみたらコレはコレでアリだった♪
    話の内容は石田カラーが強い感じ。
    サクサク読めて良かった♪
    よくよく考えたら場所も取らないし、電子書籍悪くないかもって思わせてくれたことに感謝だね。

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    2013年12月03日
  • ベター・ハーフ

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    ある雑誌で紹介されていて、読んでみました。結婚後の女性はどこか他人事と思いながらも軽蔑したり同情したり、時には共感したりしながら読み進めていくと思います。
    バブルからそれが崩壊する瞬間とその後の景気を舞台にしているので、何となくわかる人も、また感じがつかめない人もいるかもしれません。
    でも男と女の感じ方の違いや、男と女、夫婦として、家族として、気持ちの変化も上手く描かれています。
    すでに家族を持っている方は今の自分とこれからの自分を考えるいいチャンスかも。
    それなりに長編なので、読み疲れはしましたが、退屈はしませんでした。
    他の作品も読んでみようと思います。

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    2013年11月29日
  • 天に堕ちる

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    「いたい」(ほぼ)女性たちの短編集.ややミステリ的要素も感じた.
    共感はしないけど,怖いもの見たさで引き込まれる話が多かった.

    が,唯川恵のよさは,読んでいて恥ずかしくなるほどの女心とドロドロ感だと思うのだけれど,短編集ではその面白さが十分でないままサラッと終わってしまい,ちょっと物足りなさを感じてしまった.

    残念.

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    2013年11月28日
  • ナナイロノコイ

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    江國香織、角田光代、唯川恵の三人が好きです。
    この三人については、それぞれの個性が30ページ前後の短編でも色濃く出てるなぁと思った。

    新たに気になったのは井上荒野。
    「帰れない猫」は一番好きな作品だったかもしれない。
    井上さんの作品を読んでみたいと思いました。
    こういう出会いがあるから、たまにアンソロジーを読みたくなります。

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    2013年11月26日