唯川恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
複雑に絡み合った男女の関係が、この後どうなるのだろうかと気になり一気に読み進めた。
内容は友人を登山中の事故で亡くすという、重たいものであったし、その事故というのも一緒に登山した男女関係が大きく関係していたので、それぞれに責任を感じるところがあるなと思いながら読んでいた。運命の悪戯で大人になってからも、事故から数十年経ってからも不思議な縁で繋がる関係性が、各々の人生にとって大きな影響をもたらしていることが伝わった。
それぞれが抱く思いと共に人生を生きてきたのだと強く感じた。
また、自分にはそんな経験はないが、身近な人を、もしかしたら自身や周りの過失で亡くすというのは相当精神的にくるものがあると -
Posted by ブクログ
ネタバレバブル絶頂から崩壊、そして2000年に突入するまでの一つの家族の話。面白かった。
永遠子が女から母親へ、文彦が男から父親へ変化していく様子が時代が進むにつれてはっきりと描かれており、人間の成長過程を見ることができた。
バブルなんて言葉はテレビや本の中でしか読んだことがなく、詳しいことは何も知らなかった。経済だけでなく日本全てのものに影響を与えるものだとは思わなかった。
夫婦というのはずっと円満にいくものではない。性欲どころか愛すらも消えて、いることが当たり前になる存在だ。以前は結婚に憧れが持てなかったが、この本を読んで少し変わった。
永遠子が美有の受験にのめり込まなくてよかったと思う。後半は、