唯川恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ短編集。
相変わらず、働く女たちの恋愛模様……とゆーような感じかな。
うん。恋をしなきゃわからないことはいっぱいあるし。恋愛の形は人それぞれ……だけど、この本、僕が今まで読んだどの本よりも、一番毒があるかもしれない……と、思う。
具体的に「何が」というわけじゃないんだけど……。
どう考えても、あなたそれじゃぁ、幸せになれないよっ!! っていうのがいくつもある。
でも、それでも主人公の彼女たちは「幸せ」なのだ、という。
……怖いよね。
でもきっと、その気持ちもとてもよくわかる。
何が幸せかなんて、他人には決められない。
この先に待っているのが破滅だと分かっていても、幸せな時 -
Posted by ブクログ
ある雑誌で紹介されていて、読んでみました。結婚後の女性はどこか他人事と思いながらも軽蔑したり同情したり、時には共感したりしながら読み進めていくと思います。
バブルからそれが崩壊する瞬間とその後の景気を舞台にしているので、何となくわかる人も、また感じがつかめない人もいるかもしれません。
でも男と女の感じ方の違いや、男と女、夫婦として、家族として、気持ちの変化も上手く描かれています。
すでに家族を持っている方は今の自分とこれからの自分を考えるいいチャンスかも。
それなりに長編なので、読み疲れはしましたが、退屈はしませんでした。
他の作品も読んでみようと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ確か自分が29歳になる少し前に読んだ作品。
実母の結婚が早かったせいか、20代後半になってもふらふらしてる(つもりは無かったんですが(苦笑))私に、毎日のように「結婚は?」と云うのが日課と云う日々を実家でおくっていたので、身につまされました(笑)
29歳になると、何故か自分ではなく周りが焦ってくれた気がします。
夫に聞いた話によれば、義母も「あかりさん29歳でしょ、どうするの?」と私たちの間で結婚の「け」の字も出てないときに夫に言ってたらしい(笑)
ま、それが意識するきっかけになったかは知りませんが、今では笑い話です。
しかし!本人にしてみおれば死活問題。
まぬけ面で聞いてくる親父を張り -
Posted by ブクログ
ネタバレいずれも30代になった女性を主人公にした、短編集。ミステリーとホラーの間・・という装いではあるが、読みなれている人には最初の2・3ページで結末はわかると思う。個人的には裏にあるかもしれない悪意を正面から書かなかった「女友達」が一番。逆に最後に収録されている「あね・いもうと」は始まった瞬間からオチがわかる内容で少しがっかり。
なんでこの本を読もうと思ったんだっけ・・と振り返ってみたら、一年ほど前に自分が読んでいるblogで「怖い」と紹介されていてwish-listに登録されていたのであった。確かに怖いは怖いのだが、それって結局男性から見る怖さであって、女性の視点からは怖さだけではなく共感なんか