唯川恵のレビュー一覧

  • めまい

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    結末によってはチープと感じる作品もあったけど、何でも自分のものを欲しがる双子の妹や、小さい頃の事件を盾につきまとう友人、友達としては一番近い位置にいるのに恋人として見てもらえない主人公・・・
    いかにもありそうなイヤな人物を描くのが巧い。
    すごく嫌な気分になった。

    「月光の果て」は不思議と切ない。
    理由ははっきりと分からないけど心に残る作品だった。

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    2013年01月15日
  • めまい

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    愛と狂気は紙一重。
    男を愛するが故に、女は壊れていく。
    10編の短編集。


    10編も収録されているので、ひとつひとつは結構短いです。
    でも、しっかりとストーリーがあって、短いわりに内容は濃い。

    ただ、ちょっと気分悪くなるくらいグロテスクな部分がちらほら。

    個人的には『誰にも渡さない』がよかったかなと。

    友達に恋をする女性が主人公。
    彼に恋人ができるたび、無理に笑顔を作って祝福し、相談にも乗って。
    一番傍にいるはずなのに、彼は思いに気付いてくれない。

    すごく共感できて、もしかしたら、こんな狂気が私の中にも生まれることがあるのかな…なんて思ったりしました。

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    2013年01月09日
  • OL10年やりました

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    私もOL5年やりました。
    著者の半分しか勤めていないし、世代も業種も違うけれど、OLの生活態度や社内での立場はいつの時代もどんな業種でも変わらないのだなと思いました。

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    2016年01月14日
  • 恋人たちの誤算

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    唯川恵もとても好きな作家です。そして彼女の小説はこれまたたくさんある(*´∀`*)

    2人の25歳の女たちがまさに誤算とも呼べる人生の選択をしてしまうその行く末の物語。

    25歳は現実を生きる大人になるための最後のポイントがあるのかもしれない。
    きっとそのポイントではどの道を選んでも後悔することになって、けれどもその後悔をバネに先へ進む術を身につけていくの…かもしれない。25になったばかりの私には何とも鬼気迫る、不安に踊らされる、重いお話。
    10年くらいあとに読むと、「あの頃ってこんなもんよね」と頬杖付きながら半笑いできるような感じなのかな。

    とりあえず最後の2人の新たな決意にも救われない、

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    2012年12月22日
  • 息がとまるほど

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    内容(「BOOK」データベースより)
    同僚にプロポーズされたのを機に、不倫中の上司と別れる決意をした朋絵だったが、最後のデートを後輩に目撃され…。男と女の間に流れる、もはや愛とは呼べないくろぐろとした感情、女と女の間の、友情とは呼べない嫉妬や裏切り、優越感。女たちの心に沈む思いを濃密に描きだした、八つの傑作恋愛短篇。

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    2012年12月29日
  • ナナイロノコイ

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    女性作家と男性作家の差というものが、決定的にあるのだけれど、それは文章のやわらかさというか、どうしても説明的になる男性作家と、感性を柔らかく言葉で紡いでいく女性作家との、そういう類の差で、そういう差を強く学びたくて読んだのだけれど、読んで決定的に思ったのは、主役となる女性はどこか、世の中の役割というものから乖離しているというか、名前の向こうの「わたし」が重要で、それは説明すればするほど遠ざかっていく類のものなんだということでした。

    という訳で勉強になったはなったのだけれど、うーん、人にはあまり勧めない短編集だ。

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    2012年12月13日
  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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    長年付き合ってある意味安定した、でもまだまだ情熱があるカップルの前に、若い女性が現れて、という石田さんの作品では何度か見たことがあるような設定。
    3人の作家さんのリレー小説ということですが、あまりそれを感じさせられなかったのは、すごいようにも、少し物足りないようにも感じました。なんとなく、さっぱりしすぎてたな、とも。

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    2012年11月25日
  • あなたへの日々

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    ネタバレ

    共感は出来なかったけど、面白かったです。

    主人公に関しては、こういう女の人っているよなあ…という感じ。
    訳のわからない男を魅力的に感じてしまう気持ちは、わからなくはないです。

    でもどんだけマゾなのっていうか、少し引いてしまった。
    こういう生き方、憧れる人もいるかもしれないけど、実際には難しいと思もうなあ…。

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    2013年01月07日
  • 今夜は心だけ抱いて

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    久しぶりに小説が読みたくなって購入。最初は他の小説と展開がにているので、いまいちと思いながら読んでいたが、徐々に二人の気持ちの変化に惹きつけられていった。
    最後は気持ちよく終わる、でも続きが気になる話でした。

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    2012年10月29日
  • 息がとまるほど

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    唯川さんの作品は初めてだが、テンポ良く、どんどん読み進めていける。女性の色んな形の闇の部分が盛り込まれていて、読み終えた時のこのどんよりした重さは、心地良いとは言えないが、作品としては引きこまれた。

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    2012年10月27日
  • 息がとまるほど

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    「その関係を愛とは呼べない」
    同僚にプロポーズされたのを機に不倫中の上司と別れる決意をした朋絵だったが・・・

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    2012年09月30日
  • キスよりもせつなく

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    捨てるものは、かけらほどの些細なプライド。

    だめな人にほどひかれちゃうものですね。ほかから見たらそんなに魅力的でもないのに本人には何より大事なんです。
    主人公の知可子とその周りの友人が恋愛に振り回される話。
    唯川さんの作品は重く響く部分が多々あります。
    自分が選ぶもの、自分が捨てるものは何だろう、っておもった。

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    2012年09月24日
  • イブの憂鬱

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     主人公は29歳の女の子。
     最近はもう、あんまり言わないだろうけど、30歳前の29歳を「イブ」と呼ぶらしいですよ。(やっぱり言うのかな?)
     でも、何となく気持ちがわからないこともない。
     私、19から20になるのも嫌で、20から21になる瞬間が今まで一番嫌なときだったもん。
     でも、もう、今年の誕生日は多分、何とも思わないと思う(苦笑)
     人間は年はとるんですよ(ぉぃ)

     で、また10年後もまたそれを繰り返すのかなー……と思うと、若干「憂鬱」にもなるんだよね。
     でもって、今は「恋人がいない」とか、そういうことで鬱になってるけど、今度は「結婚」がのしかかってくるのか……(苦笑)
     正直、

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    2012年09月20日
  • 彼の隣りの席

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     この人の話にしては、珍しくハッピーエンドだったような気がします。
     これをハッピーエンドととるかどうかは、その人しだいだと思うんだけど。とりあえず、わたしにとってはハッピーエンドのように感じた。
     いつも、この人の話を読んだ後は、「女の悲しさ」と「強さ」を感じることが多いような気がしていたのだけれど、これはそれにプラスして、女の「ハッピー」(幸せじゃなくてハッピー)を感じることができました。
     でも、男も悲しいよね……って思う。
     そして、愛って色々なんだよね、とも思う。

     これが愛なら私も最近、恋したかなー、みたいな。
    「恋」ってちょっと定義づけが難しいよね。

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    2012年09月20日
  • サマー・バレンタイン

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    ドロドロしてない唯川小説(゚∀゚)

    なんだか、たまにはこういうのも良いかも、です。
    相変わらず読みやすい。 けど展開が読めちゃうってのも難点(笑)
    それでも、やっぱりベッドで読むには難しいとこが無くてスキです

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    2012年09月06日
  • さよならをするために

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    ネタバレ

    さよならを告げる、5話の恋愛小説。
    始まるときには、終わることなんて考えもしない。
    それは突然の時もあれば、じわじわとやってくることもある。

    さよならの後に、新しい恋が訪れることを祈る。

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    2012年08月11日
  • 恋人たちの誤算

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    胸糞悪い。
    けど、そうなるように書かれているのだとしたら、作者の思惑通りってことになる。
    作家としてはうまいということなのだろう。

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    2012年07月16日
  • 不運な女神

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    題名通り、不運な女性達の連鎖。自分の立場が違うと、人の見方も全く変わってしまう。でも、根底に流れる思いは一緒かも。

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    2012年07月07日
  • ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った

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    24の恋愛ショートストーリーが収録されています。
    共感できる部分もあり、私には理解不能な部分もあり。

    一つ一つの作品がかなり短いのが勿体ない気がします。
    もう少し掘り下げてほしいと思うものもちらほらと…

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    2012年06月27日
  • サマー・バレンタイン

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    ネタバレ

    主人公志織と自分の年齢が近いこと、サマーバレンタインというタイトルに惹かれて手に取った。

    想像していたような内容ではなかったけど、
    同年代として共感できる部分もあった。

    6年前行動に移せなかったからこそ終われなかった志織。
    自分にも起こり得ることだから、あとで後悔のないように行動したいと思った。

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    2012年06月23日