唯川恵のレビュー一覧

  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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    甘酸っぱい。
    春にぴったりな一冊。

    ふと、来る者は去ってゆくなんて言葉を思い出す。

    いくつになっても、色恋は良くも悪くもエネルギーになるものなのかね。

    ただ、リレー形式よりも石田氏のみで書いて欲しかった感は否めない。

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    2012年05月07日
  • 愛なんか

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    たまには人殺しばっかり出てくる本じゃなく、恋愛ものでも読んでみよ~。と真っ赤な表紙とインパクトのあるタイトルに惹かれて購入した、のですが。忘れてました。私、小説にはファンタジーを求めてるんでした/(^o^)\あちゃー

    身勝手で、残酷で、家庭を持つ男にのめりこんで、日々の生活に疲れ果てている女達の恋愛。

    苦いです。読んでる途中でコーヒーを捨てて、口直しにココア飲み始めたくらい苦い!

    私は1人で生きていける、女友達なんて要らない、気持ちいい言葉とセックスをくれる男さえいればいい。
    そう強がりながらも、ふと垣間見せる弱さが生々しく描かれていて、女の業を痛感せずにはいられません…。

    あと、大学

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    2012年04月27日
  • いつかあなたを忘れる日まで

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    タイトルから恋愛小説だと思って手にとったけどエッセイ集で驚いた。滅多にエッセイ読まないのでいい機会かな〜と思い読み進めました。

    はじめはわたしのような人間には向かない本だよな、と思ったけど「あー、わかるわかる」とか「わたしは別に気にならないけど」とか思いながら読み進めたってことは一応この本を楽しめていたってことかな。おわりにを読んでエッセイなら読まない、と決めつけなくてよかったかもと思わせてくれたので星3つ。

    ちなみにわたしは淡白女。

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    2012年04月21日
  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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    企画としては面白い、と思うけど本当に誰がどの部分を書いたのかよくわからんかった…響樹が石田衣良かな??著作読んだことあるの石田衣良だけだから全部石田衣良に思えてきたw

    そんなに共感ポイントは無かった。電車内でさくさく読むのには向いてる( ´θ`)ノ

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    2012年04月12日
  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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     三人で一つの作品を創り上げるって、発想は面白い。

     作者の切り替わりと、人物の切り替わりがリンクしてサクサク読めるし。

     自分はそこまで苦にならなかったけど、統一感や整合性には若干の綻びがあるから、気になる人は気になるかな?

     こんな恋愛は決してしないけど、あぁこういう部分あるなぁ、とか人間観察の一貫として読むと楽しい。

     普通の読書に飽きた方、サクサク読める箸休めにいかが?

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    2012年03月09日
  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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    うん、面白かったけど、響とエリカの感情があんまりよくわからなかった。三人の作者がそれぞれで書いてるのかな。だったら唯川恵は一番読んでいて引き込まれる、きりこなんじゃ?と思いながら読んだ。なんとなく芸能界の話であんまり現実味はない。もっと身近な恋愛ものが読みたい。唯川恵の新しい本に期待

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    2012年02月19日
  • さよならをするために

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    別れがテーマの短編集。

    やっぱり唯川さんの作品は感情移入がしやすく読みやすい。

    行き帰りの通勤電車でさらっと読める感じがいい。

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    2012年01月19日
  • ナナイロノコイ

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    七人の作家による短編集。

    江國女史「ドラジェ」、
    角田女史「そしてふたたび、私たちのこと」
    短編集の常連とも言えそうなお二人は安定して面白い。

    あとは
    唯川女史「手のひらの雪のように」
    短いながら気持ちの動きがわかるようで良かった。

    大半は読みやすいと思うのですが、私には
    ミーヨン女史「くらげ」
    だけは意味がわかりませんでした。

    三日前に読んだのだけれど、いざレビューを書こうとしたら結構内容を憶えてない。

    短編とテーマのせいか、
    良く言えばほんわか、
    悪く言えばぼんやり。
    そんな印象を受けた。

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    2012年01月11日
  • OL10年やりました

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    1990年に出版された本なので
    この本に記載されているOLの実態は1970年~80年代のものだと思われますが、
    古臭さを全く感じないのは2010年代になっても未だにOLの世界は変わっていないからだと思います。

    OLという言葉はあまり聞かなくなりましたが、
    それは事務職という言葉に変わっただけで、
    お茶くみやコピー取りだけする女の人はそこらじゅうにゴロゴロいます。
    そして、殆どの事務員が仕事にやり甲斐を持てずに
    結婚か転職かを考えながら会社で作業をする日々。

    著書である唯川さんは「普通のOL」であるという事を
    正面から受け入れよう的な事を書いてますが、
    ご本人はOLを辞めて小説家になっている

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    2012年01月08日
  • キスよりもせつなく

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    ネタバレ

     主人公は27歳。
     ちょうど、失恋したばかりのOLさんでした。

     そろそろ自分の実年齢がそれに近づきつつないこともないんですが……。
     全然、その実感はない(ぁ)。

     恋愛はちょっと僕から遠い所に墜ちているのだけれど。

     まぁ、それはさておき。(所詮僕は、永遠の中二病なので)

     この人のこの、気怠い「倦んでる」感じの小説が大好きだったりします。
     日常生活に不満があっても、それをうまく言葉にできなくて。
     前向きに行動したくても、すぐ、足下にあることに足をすくわれてしまうような、不安定な感じの心情……。

     僕には、そのおぼつかなさが、とてもよく理解出来る。
    「夢

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    2011年12月17日
  • 今夜 誰のとなりで眠る

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    たぶん、秋生の魅力あってこその物語なんだろうが、
    秋生自体にあまり魅力を感じなかったため、ふーん、で終わってしまった。

    常識から外れた人を魅力的に描写するって、難しそうだなと思った。

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    2011年12月14日
  • サマー・バレンタイン

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    久々に唯川恵作品を読んだけど、やっぱりいいな。読みやすい。
    読み手があれこれ考えないと頭に入ってこない本もあるけど、これは本の方がきちっとリードしてくれるので、それについてくだけでオッケーみたいな。がっつり読みたいときは物足りないかもしれないけど、疲れてるときには持ってこい。なのでタイミング的にピッタリでした。

    たまにやってくる孤独感をやり過ごしながら、単調な毎日を過ごす24歳のOL志織がある日高校時代の仲間に偶然会ったことがきっかけで、一気に過去に引き戻される。キラキラして充実していた過去。
    私は志織くらいの時も今もそれほど絶望していないし、戻りたいと願ってしまうほどキラキラした過去もない

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    2012年01月15日
  • 息がとまるほど

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    ✨無邪気な悪魔✨美保が送別会で…「待ってっ!」やはり自分にもかえってきますね。わるいことはできない
    ✨ささやかな誤算✨新入りのホステスの話 そうきたか!ってかんじ 唯川恵の書く女ってずる賢い
    ✨蒼ざめた夜✨浮気相手が女友達のさしがねだったなんてーーーうそだといって
    ✨女友達✨お高く止まらざるをえなくなってしまった女の人の話
    故意だとしたらこの友達悪魔
    ✨残月✨若さには勝てないのね…みたいな?唯川恵は、ほんと若さを妬む女の気持ちをよく描写してる
    ✨雨に惑う✨よりこにてがみをかく
    ✨一夜まで✨結婚しても、ほんとにこんなことが刺激になるのー?!
    そんなのいやだね
    ✨あね、いもうと✨これがいちばんおも

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    2011年11月27日
  • 瑠璃でもなく、玻璃でもなく

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    「恋愛は不安との戦いであり、結婚は不満との戦いである。」
    物語に入る前のこの言葉通りの展開となる、二人の女性が主人公の話。著者の他の作品と比較すると淡々としたストーリーだが、細部では考えさせられることも多かった。

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    2020年10月25日
  • 海色の午後

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    唯川恵最初の作品。

    あとがきより
    色々な習い事などの経験が作品に結び付いてて
    リアルな姿、気持ちの描写ができるんだってわかった。

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    2011年11月10日
  • ナナイロノコイ

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    誰の話だったか。

    オトコは本能で浮気して、オンナは寂しくて浮気するって話があった。



    その通りだと思って、少し笑った。






    個人的に初めて読むミーヨンの話に期待してたけど、空振り。

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    2011年11月07日
  • ナナイロノコイ

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    江國香織さんが好きでこの本を手に取ったのですがなんかいまいちだったな
    江國さんの描いたドラジェ
    アーモンド入りの砂糖菓子――タイトルセンスは江國さんらしく美しいけれどもなにか物足りない。
    角田光代さんと唯川恵さんの作品がこのなかでは面白がったです

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    2011年11月03日
  • 今夜 誰のとなりで眠る

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    死んだ男を取り巻く人たちの回想と変化で進んでく物語。なんかわかんないけど、七恵と秀一がめちゃめちゃ好きで印象的だった。

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    2011年11月01日
  • キスよりもせつなく

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    唯川恵らしい話。何かを選ぶって難しいけど、確かに何かを選んだ人は素敵だと思う。頑張らなきゃなー
    2011/10/21

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    2011年10月21日
  • キスよりもせつなく

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    読んでいて、とても恋愛したくなった。

    しかし、元カレが親友のカレシになったときの衝撃は半端ないだろうな。
    私なら、きっと打ち明けないままにいるだろうな。

    彩子の復讐のやり方はとても気持ちよかった!

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    2011年10月18日