唯川恵のレビュー一覧

  • ため息の時間

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    女性作家の描く、男主人公の話が実は好きです。
    男を鼻につくように美化しないから(比べるのは失礼だけど、高村薫作品の男性はいい意味での美化だと思う)。
    結末は予想がつくものばかりで、男たちは身勝手で情けなくて腹がたつけど滑稽で思わず笑みがこぼれます。
    巻き込まれる女はたまったものじゃないけど、所詮他人事だしね。
    恋愛小説というより、ホラー寄りの復讐譚な話が多い気がします。

    昭和な感覚の男ばかりだから、大分昔の作品だと思ったけど出版されたはつい最近でした。
    できれば今どきの男を出してほしかったけど、唯川さんの年代を考えると無茶かしら…。
    それでも女は美しく淑やかな振りして、男を踏み台にするという

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    2013年07月07日
  • あなたへの日々

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     また、この人の本です。
     この人の本、すらすらと読めちゃうんですよね。
     だからすぐに読み終わる。
     へたしたら、梅田まで行って帰ってくる間に読み終えちゃうときもあるくらい。(トータルで40分くらい)
     まぁ、本自体もそんなに厚くないんですけど。


     今度の主人公は23歳のスイミングスクールのインストラクターをする、23歳。
     思っても報われない人を好きになってしまう感じです。

     で、この本を読み終わって思ったんですけど。
     この人の書く話ってよくよく考えてみたら全部、ハッピーエンド?
     わかんないんだけど……。
     なんていうか、みんなで幸せになってハッピーっていうハッピーエンドじゃない

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    2013年07月07日
  • 病む月

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     金沢でのお話。
     いやな女だと思っていた存在がじつはそうではなくて自分がそんな存在だと吐き捨てられるだとか、一年に一度べつの人間になり切るだとか、死神のような存在が自分の近くに存在するであるとか。
     女性の哀しみや憎らしさやそういったものがないまぜになっている作品。

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    2013年07月01日
  • 愛に似たもの

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     思い込みっておそろしい。女性っておそろしい。
     幸せな物語かと思ったら違っていて、背筋が少しぞわっとくる作品の数々。
     ただペットを可愛がる感覚と同じで接していた年下の男性に横恋慕と勘違いされて嫌われてしまったり、知り合いと同じ男性に二股をかけられて身も心もボロボロになったり、立場が逆転したと思ったらじつは相手の巧妙な罠だったり、なんていうか末恐ろしさが襲ってくる。

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    2013年07月01日
  • あなたへの日々

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    曜子、23歳、スイミングスクールのインストラクター。学生時代からの友人の徹也に求婚されるが、久住のモデルをつとめ、激しく惹かれてゆく。愛してくれる優しい男と、不安で仕方がないのに、愛してしまう男と。

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    2013年06月23日
  • 泣かないで、パーティはこれから

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    ネタバレ

    突然失業と失恋に見舞われた27歳の主人公が、なんとか東京に止まろうと就活したり、水商売を経験したり、男に永久就職しようとしたりする。主人公は運がない。しかし最後は自分で決めた自分の道を見出すことができた。

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    2013年06月08日
  • ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った

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    読んだ後、少し経つとストーリーまったく覚えてないパターンが多いからあまりこの手の恋愛小説は読まないのだけど、もらったから久しぶりに女な小説ね。

    10Pあるかないかのショートストーリーだから物足りなさはあるもののサクサク読めてよいのではないかしら。

    24個のラブストーリーね。
    陳腐なものも、ねっとりしたものも、共感できるものも、ホラーなものも。

    一番印象に残ったのは鎌田敏夫さんが書いてる後書きにあった部分w

    人間は本能の行為であるものを文化にしてしまった。恋愛というよく分からないものをつくり出してしまった。そして、自分でつくり出したものに翻弄されることになる。
    恋はバラ色。それは、人間が

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    2013年05月30日
  • 彼女の嫌いな彼女

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    「勝手な言い方かもしれないけど、約束とか計画とか、そんなアテにならないもののために〝今〟という時間を犠牲にするなんてもったいないじゃないか」

    初めて読んだときは、たぶんこの意味分かっていなかったな。

    最近の私は、
    いつかどこかでの自分のケアじゃなく、
    今ここにいる自分を大切にしたいって思ってる。
    将来なんて、いつまで経ってもこないんだ。
    今を生き続けていくしかないはず。

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    2013年05月24日
  • ナナイロノコイ

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    恋愛小説は苦手な私なので、長編は無理だと思い
    短編ばかり集まったものならどうだろうと思い購入。
    好きな作家さんのお話が収録されているからというのも
    ありました。
    読みながら、やはり私は恋愛小説は無理だと再認識しつつ、
    それでも印象深いお話や気に入ったお話に出会えました。
    それだけでも大収穫かもしれません。
    情景が思い浮かべにくい作品から、
    読んでいて自分の目の前にスクリーンがあって
    そこで話の映像がしっかり流れているくらい
    鮮明に思い浮かべるものもあり
    さまざまでした。
    恋愛小説が苦手な人にも、このくらいの量ならば、
    よみやすくていいと思います。

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    2013年04月24日
  • わたしのためにできること

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    唯川恵さんの小説が好きなので、このエッセイを読んでみた。周りの出来事や自分の思いを中心に、誰もが体験したことのある悩みだとか行動について語っている。正しいこと、納得のいくことが書かれているわけじゃないから、不服な部分も多々あった。返せば、やんわりだが自分をさらけ出せる人だと思う。

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    2013年04月22日
  • OL10年やりました

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    作者がOL10年やった話(笑)

    エッセイというのにもちょっと違和感あり。
    でも小説でもなく。。
    OL経験者からのOLへの警告書といった感じか?

    つまらないかと言われたら面白かったりするんだけど
    とりあえずやっぱりOLにはなれないなあと思った

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    2013年03月13日
  • ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った

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    なんだかなぁ…と思いながら読み進めるうちにだんだん面白くなってきた。
    こんな人いるなぁ、とか。
    ショートショートだから全体的に物足りなかったり、広がりがなかったり先が読めたり。
    ちょっとした読み物にはいいかな。

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    2013年03月10日
  • 恋人たちの誤算

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    どちらの女性もかわいそうだな、と思った。実際にありそうな感じで書き上げる唯川恵さんはすごいと思った。読んでてもやもやするけど、たまにふと読みたくなってしまう作家さんです。

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    2013年03月06日
  • 愛には少し足りない

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    極端な人たちだ。

    叔母さんもダンナになるべく人も気持ち悪い。
    過去にいっぱい女がいてもいいけど
    同時進行は嫌だ。。
    しかもダンナの子を生んだ女と
    親戚づきあいなんてできない。

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    2013年02月25日
  • 愛に似たもの

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    幸せな恋愛小説が読みたい!と思って手にとった本。・・・が!!幸せな結末は一つもなく笑でもめちゃめちゃおもしろかったっ!ミステリーが好きな人にお勧めかも☆

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    2013年02月05日
  • 孤独で優しい夜

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    友人と同じ男性を好きになった20代のOLが主人公の、著者が得意な恋愛小説。恋愛の喜びや切なさ、揺れ動く心境を上手く描いている。

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    2013年01月20日
  • めまい

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    結末によってはチープと感じる作品もあったけど、何でも自分のものを欲しがる双子の妹や、小さい頃の事件を盾につきまとう友人、友達としては一番近い位置にいるのに恋人として見てもらえない主人公・・・
    いかにもありそうなイヤな人物を描くのが巧い。
    すごく嫌な気分になった。

    「月光の果て」は不思議と切ない。
    理由ははっきりと分からないけど心に残る作品だった。

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    2013年01月15日
  • めまい

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    愛と狂気は紙一重。
    男を愛するが故に、女は壊れていく。
    10編の短編集。


    10編も収録されているので、ひとつひとつは結構短いです。
    でも、しっかりとストーリーがあって、短いわりに内容は濃い。

    ただ、ちょっと気分悪くなるくらいグロテスクな部分がちらほら。

    個人的には『誰にも渡さない』がよかったかなと。

    友達に恋をする女性が主人公。
    彼に恋人ができるたび、無理に笑顔を作って祝福し、相談にも乗って。
    一番傍にいるはずなのに、彼は思いに気付いてくれない。

    すごく共感できて、もしかしたら、こんな狂気が私の中にも生まれることがあるのかな…なんて思ったりしました。

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    2013年01月09日
  • OL10年やりました

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    私もOL5年やりました。
    著者の半分しか勤めていないし、世代も業種も違うけれど、OLの生活態度や社内での立場はいつの時代もどんな業種でも変わらないのだなと思いました。

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    2016年01月14日
  • 恋人たちの誤算

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    唯川恵もとても好きな作家です。そして彼女の小説はこれまたたくさんある(*´∀`*)

    2人の25歳の女たちがまさに誤算とも呼べる人生の選択をしてしまうその行く末の物語。

    25歳は現実を生きる大人になるための最後のポイントがあるのかもしれない。
    きっとそのポイントではどの道を選んでも後悔することになって、けれどもその後悔をバネに先へ進む術を身につけていくの…かもしれない。25になったばかりの私には何とも鬼気迫る、不安に踊らされる、重いお話。
    10年くらいあとに読むと、「あの頃ってこんなもんよね」と頬杖付きながら半笑いできるような感じなのかな。

    とりあえず最後の2人の新たな決意にも救われない、

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    2012年12月22日