唯川恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
みずみずしいエッセイを、さらりと読みました。
「始まらない恋、終わらない恋」に悩んでいるうちが花なのよ。
いいなー、うらやましいいなー、と。
若いっていうことにじゃなく、みずみずしいという感覚にです。
まあ、感性はあると思っているから、いいでしょうかね。
上品な優しい気持ちになる恋愛論です。
女性の側からの切ない想いがよく書いてあります。
男性の側からの気持ちも知りたいですね。あるかしら?
男の想いっていうのもきっとある。
そういえばそういう風なの読んだことないですねー。
このエッセイを読んで、結婚は別れても「終わらない恋」と似ているなーと思われました。
結婚と恋とが一致しないとしたら -
Posted by ブクログ
結婚は逃げられない罠なのか?
それはちょっと哀しい。
唯川恵さんの作品はこれで4冊目。
私が感じる作風、20代30代の女性の行動心理にはとても深いが、その他の世代の女性にはちょっと辛口。
また結婚という制度にも辛辣。若い女性のせつない恋愛心理描写は抜群。
あらすじをすこし。
結婚式当日、ウエディングドレス姿の花嫁控え室で夫になる人の元彼女が、手首を切って騒動が始まる。
こんなことがあっても結婚式は止めない。こだわった豪華なせっかくの結婚式だものと。
当然新婚旅行もギクシャク。成田離婚かと思うと、皮肉な事情で結婚生活が始まってしまう。
詳しくは書かないが離婚の危機の数々をくぐりぬけ、そし -
Posted by ブクログ
働く女性にとって結婚とキャリアどちらを取るのかという問題はまだまだ難しい。
男女平等と言ってもやはり妊娠、出産は女性にしかできないことで、それによって現場から何ヶ月も離れることはどうしようもない。
どれだけ懸命に働いてキャリアを築き上げても、会社にとって代わりのきく存在ならばこうも簡単に捨てられてしまうのだなと感じた。
玲子が耕一郎と奥さんの家に不法侵入して物を壊していく場面と、玲子にかかり続ける電話は気分が悪かった。
最後に電話の相手が明らかになり、お互いに「大丈夫、きっとあなたなら立ち直れるわ」と言ったことで、本当に耕一郎に対する気持ちから解放されたように思った。
好きになるこ -
Posted by ブクログ
並木響子は、藤森産業の社長の御曹司である藤森祐介を殺害した。容姿を変え、名前を変えて藤森産業の清掃員として働き、約三年間ずっとこの機会を待っていた。娘の可菜を自殺に追いやった藤森にとうとう復讐を遂げた響子は、その場に呆然と立ち尽くしていた。もう捕まってもいいし、死刑になっても構わないと思っていた。可菜のいないこの世界で生き続けることに、なんの意味も未練もないから。そこに突然道田ユミという若い女が現れ、響子の手を引いて何故か逃亡の手助けをしてくれた。ユミもまた藤森を殺すつもりだったのだ。どうして響子を助けるようなことをしてしまったのか、ユミ自身にもその理由は分からない。この場を離れ、響子を人目に