唯川恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一気に読めた。
めっちゃ素敵な話でした。同年代で内容が共感できるというのもあると思うけど、その辺にありそうな(ないかな…)日常が丁寧に描かれていた。恋愛、友達、家族、仕事。
悩むよねそれ!という内容が盛り込まれてた感じ。
女友達との関係も嫌らしくなく読めた。
美枝子が一番友達にしたくないタイプ。さつきはすごい。
さらに母親・家族との関係も読み応えあり。真緒の母親は強いね。
「女はね、勝ち戦は自慢しないものよ」
さつきの出産シーンには涙涙。。
真緒のように、結婚したい!恋愛したい!って切望してる時ほどできなくて、仕事に一生懸命だったり、キラキラ輝いてる時には誰かが見ててくれるものなんだろ -
Posted by ブクログ
8編の短篇作品集
幸せを求めて生きていく女性達は、どの話も共感できるところや、
怖いなと感じながらも分からなくもないと感じるところもあった。
生活も性格も立場も環境も違うけれど、女性は皆、自分の幸せをすごく考えて生きている。
欲がない女性なんていない。とあるように、主人公以外のすべての登場人物からもいろいろ感じるものがある。
その中でもそれが不器用な女性達の物語。
幸せになるためにより正しい選択をしているはずなのになぜ幸せではないのだろう。
“女は不幸ばかりを数えたがる”と帯にあるように、そんな女性達が、描かれている。
すべての女性を、自分と重ね合わせて読みいってしまう作品。 -
Posted by ブクログ
まるでノンフィクション。
とことん男運に恵まれないヒロインたちが、恋に翻弄され、揺れ動きながらも、何かをつかみとっていく姿を描く。情感あふれる八つの恋愛短編。
このように紹介されていましたが、私としてはこの紹介のされ方は相応しくないと思います。
だいたい、男運に恵まれないっていう表現が違うのでは?と。
運に恵まれる恵まれないじゃなく、その人を選んだのは自分自身。
そんなこと言われなくてもわかってるわ、それくらいの強さがある主人公ばかりでした。
だからこそ、小説として成り立っているのだと思います。
個人的には、「不運な女神」「ドール・ハウス」「帰省」がお気に入りです。
どうして大切なもの