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この不幸は、いつまで続くのだろうか――。平凡な結婚生活の先に待っていたのは、思いもよらぬ夫からの暴力だった。シェルターからステップハウス、DVの被害女性だけで運営される自然農園……。離婚を経て、居場所を変えながら少しずつ自立を果たそうとあがく可穂子に、元夫・雄二の執拗な追跡の手が迫ってくる……。現代の闇に恋愛小説の女王が切り込む、衝撃のノンストップサスペンス!
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Posted by ブクログ
DV(ドメスティクバイオレンス)がテーマなだけに、この本を面白いと言うと語弊がありますが、とにかく展開が気になり最初から最後まで一気に読めました。 主人公の可穂子にかなり感情移入してしまい、絶えず脳内映像で動き、途中から真剣に応援していました。 他の登場人物、可穂子の夫の不気味さ、エコファー...続きを読むムで生活を共にする女性達、みんな個性があり丁寧な人物描写と心理描写で描かれています。 かなりリアルな物語で、実際にも起こりえそうでもあり、恐ろしく、しかし、読後感はスッキリとして満足でした。
主人公の心の傷や焦りなど、手に取るように感じることができた。主人公を囲む登場人物も欠かせない要素。夢中になって読んでしまった。
最初から最後まで、ずっと幸せと絶望が代わる代わる絶妙なタイミングで訪れて、あっという間に読み終えてしまった。登場人物もみんな個性があってのめり込んでしまった!ラストにも大満足でした。
展開が気になり、どんどん読み進められた。後半は、幸せな結末を望みながら読んでいた。配偶者がDVって、恋人関係だと見極められないものなのか、気づいた時は遅いのか、恐ろしい。世間体や他人からの見え方を気にすると、どうしても取り繕ってしまうし。悲しい。 主人公に感情移入というよりは「大切な家族や友人がこ...続きを読むんなことになってたらどうしよう」な目線で読んだ。
わからない、わからない。いったいどうしてこんなことになってしまったのか。私たちは幸せだった。愛し合っていた。贅沢を望んだわけじゃない、何か特別なものが欲しかったわけでもない、ごく普通の朝起きたらおはようと言い、帰ってきたらおかえりと迎えに出て、食卓に笑い声が上がるような、そんな暮らしをしたかっただけ...続きを読むだ。それなのに今、夫の暴力に打ちのめされて身体をサナギのように丸めている自分がいる。わからない、わからない。いったい何をまちがえてしまったのか。考えても考えても答えはでてこない。どこにもどれば私たちは幸せを取り戻せたのか。どこでやり直せば愛を持続できたのか。この不幸の始まりはいったい何だったのか
一気に読んでしまった。 怖い。しつこい雄二。 可穂子も強く生きるが、被害が自分だけにとどまらないのでどうしようもない でも みんな少なからず 配偶者を一瞬でも怖いと思った瞬間があったりしないだろうか… 合気道を娘に習わせておけば良かった
DVの話。読んでる間ずっと怖かった。 このまま幸せになれるはずがない。逃げ切れるわけがない。いつか対峙するときがくる。 可穂子、頑張ったね。伊原父娘との結末は少し意外で悲しかったけれど、力強さを感じるラストは良かった。
DV男から逃げて、新しい居場所を作ろうとしてもしつこく付きまとってくる元夫。見栄なのか逃げることなのか理不尽でも幸せをつかむ為に戦うことなのか…自分の人生を歩めるのは自分だけだし、何を選択するかも自分次第。
逃げても逃げても逃げても追いかけてくる夫。 こわい... でも身内でもストーカーに追い回されて裁判沙汰になって、○m以下に近づいちゃダメっていう判決(?)出てたな。 でもこういう人たちってそんな常識は通用しないから、 ほんと殺したくなる気持ちは分かっちゃいけないだろうけど分かる。
DVの持つ問題、闇の深さに苦しく、 胸が締め付けられながら、読み切った。 一度DVにあってしまうことで 周りの人を巻き込んでしまう恐怖や いつ加害者に見つかるかもしれない恐怖がついてまわり、終わりのない砂漠のような道のりの中を 歩かされる。タイトルの手のひらは加害者のもので、被害者は砂漠を歩かなくて...続きを読むはならない… その果てしない道のりを生きている人たちが 少しでも安らかにあれる場所があってほしい。 最後、可穂子が恐怖に怯えない生活を得たことに安堵すると同時に、それでも雄二の影はあって、しまうんだろうなと思ってしまった。 この問題に対する刑が軽すぎることや 被害者が逃げて隠れて、怯えながら暮らさなければならない、加害者へ何の制御にもならない法への憤りもあった。
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