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他人の男を奪い続けて20年、何不自由ないのにPTA不倫、経済力重視で三度離婚……36歳から74歳まで12人の女性のリアルな証言を、「恋愛小説の名手」と呼ばれる直木賞作家が冷徹に一刀両断。「大人の恋には大人の事情があり、責任がある」「恋愛は成功と失敗があるのではない。成功と教訓があるだけ」――恋に浮かれる人にも不倫の愛に悩む人にも、人生を狂わされた人にも。珠玉の名言にあふれた「修羅場の恋愛学」。
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Posted by ブクログ
不倫はどんな場合であっても絶対にしたくないと思った。今は若くて身近に感じることができないので、もう少し年を取ってからもう一度読み返してみたい。
2023/11/06予約 12 「」で当事者の言葉を表し、その後の著者の声がリアルで聞きたいと思うことを質問しているので小気味よい。 生身の男より虚像が… ここまでの割り切り方なら素晴らしい。足りないものはない、推し、インドアの自分に向いた暮らし、猫。 今は身近に良いロールモデルの独身女性もたく...続きを読むさんいる。 昔は、特に地方ではそういう考え方もできなかった。 どの話もありがちで、なのに当事者のみがお花畑で、周りから見る風景を痛いほど感じられた。 改めて不倫はしたくないと強く思う。 自分の若かった頃に、一人で生きていく女性先輩がいることを知りたかったと思った。
いろんな恋愛があり考えがあり感情があり、びっくりするようだけど、納得しました。実体験に沿っていると言うのも真実味があってよかった。
唯川恵さんがめっちゃ好きで読んだことなかった作品で手に取りました。 20代後半から恋愛や人生に悩んでた時、唯川さんの小説に共感できたり、考えさせられたりと救われてきました。 今回はあまり幸せではない恋愛エピソードたち。 それを解釈する唯川さん。 不幸な道と分かりながらやめられなくて、ハマってく...続きを読むエピソードたち。なんか分かる。 でも一歩ひいてコメントをする唯川さんのお話にまたすごく共感しました。 恋愛って、生きるって難しい。
恋愛の様々な面を取り上げた物語が12話あるが、著者が女性であるからか男の心理描写がやや少ない感じだ.それにしても女性の怖さが随所の現れており、楽しみながら読んだもののその執念には驚かされるものが多数あった.またその心持を長年に渡って保持している例もあり、女性の怖さを再認識できたと思っている.
著者のインタビューにより、12人の女性の恋バナと本音をうかがい知ることができた。ところどころに指摘のあるよう男性は不甲斐ないとも思った。
所謂拗らせている女性に唯川恵さんがインタビューする形で聞いた恋愛話集。周りであまり聞かないが不倫ってそれぞれの言い分や思いがあって一概にダメなものとも言えないなと思った。
唯川恵さんの本を小説としてではなく、新書として読む不思議。 事実は小説より奇なり。 みんな自由に恋愛してるなーと、私にとっては小説と変わらない世界。 略奪女や相談女、彼氏が途絶えない女など、どう考え行動するのかが分かった気がする。面白かったので、女性達がその後どうなったのか知りたい。 読んでいる...続きを読むうちに、そういう目や態度で生きていれば出会いってあるもんなんだね。若い頃もっと恋愛しておけばよかった。自己肯定感が高かったらなぁと思った。
36歳から74歳の12人の女性のリアルな恋愛話に、筆者の毒舌なツッコミが心地よく、読むのが楽しかった。恋愛小説より生々しく、男女の本音が満載で、人生の指針になる一冊だった。
恋は盲目。年齢は関係ない。 誰からも祝福される関係がベストなのかもしれないけれども、それぞれに置かれた状況だからこそ惹かれる人がいて、だけどそれは誰かを傷つけてしまうことがあるのも、また事実。 自分をメタ的に捉える姿勢を持ち合わせる必要があるのだろう。でも、みんながみんな、それをできるようになる世界...続きを読むって、そうそうないんだろうな。感情がある生き物だから。 男側の視点だとどのように語られるのか気になるところ。
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男と女―恋愛の落とし前―(新潮新書)
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