唯川恵のレビュー一覧
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恋愛ものはあまり読まないけど
これはよかったと思う。
短編集になっているのでさらっと読めて
後味も悪くない。
ドロドロが嫌いな人にはいいかも。
ただし「さよなら」がテーマなので
ほぼ失う恋となっている・・・かな。
この本に出てくる女性の強さ、格好良さには参った。Posted by ブクログ -
一人の男性が亡くなったあとの話
彼の元彼女だったり、同居していた妻同然の人だったり
友人だったり、夫の友人だったり、元同級生だったり
彼に関わりのあった人たちの、お話
彼はもう死んじゃってるのに
話の中では、一番生きてる
それぞれの生き方考え方に
共感してしまいますPosted by ブクログ -
愛するということ、
女の本質、
結婚という儀式の有り様。
様々なことを考えさせてくれます。
納得のできないところもありましたが、
面白い一冊だと思います。Posted by ブクログ -
なぜかちょうど、日々の暮らしの中で、むなしい気分になったときに、手にとりました。
社会人4年目。大人といえる24歳が、日々人並みに過ごしながらも、ふと立ち止まると、孤独を感じる。そんな姿に共感します。
18歳の頃を懐かしみながら、ふとしたことから、昔の仲間と再会。甦る忘れかけた感情。
そ...続きを読むPosted by ブクログ -
最近この人の作品がお気に入りです☆本屋をブラブラしていて、帯の『失った恋、求める愛。』ってのに惹かれて読みました。
秋生という一人の男の死から始まった5人の女性のお話。職業も性格もバラバラの5人だけど、それぞれに共感できるところがあった。切り替えも上手くて一気に読めました!
「欲しいものがあ...続きを読むPosted by ブクログ -
デビュー作。22歳CEの遙子、医大生の耕平。妾の子供であるという家庭へのコンプレックス。女にとって結婚ってなんだろう。
今自分にとって一番大切なものをしっかりと見極める目、ううん錯覚と呼んでもいいわ、それを失いたくないのPosted by ブクログ -
この世代の女性は、多かれ少なかれ何かを抱えて生きています。
幸せか不幸か、というのは自分の考え方次第。これからもいくつの山を乗り越えるかわからないけれど、それでも「幸せ」と言っていたい。
「37歳は、若くもないし老いてもいない」にドキッとしました。Posted by ブクログ -
再読。何回となく読んだ作品。今回も一気読み。
好きな作品は変わらず同じ。
・「さよならを言わせて」好きな男から彼女に贈るジュエリーを頼まれるたびに、毎回用意しさばけた女のふりをしてしまうジュエリー会社に務める可奈子。
・「やっと言える、さよならが言える」
冴えない女子大生 文恵が遊び慣れた都会的な男...続きを読むPosted by ブクログ