唯川恵のレビュー一覧
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連作というか登場人物が少しずつ繋がる連作集。一気に読むのが吉。途中であけたら没入感が無くなってしまい若干後悔。
こういう連作ものは世界観が複層的になるので大変好み。素晴らしいです。Posted by ブクログ -
隣の芝生は青く見えるのが常、、、。
お互いにお互いの事を羨ましく思って妬んでしまったり。
で、欲しかったものを手に入れてみると思ってた程ではなかったりでwww
また、隣の芝生が青々としてる様に見えちゃうってね。
堂々巡り。
それでも少しは成長してると思いたい。
あと
「恋愛は不安との戦いであり、結...続きを読むPosted by ブクログ -
美容整形を行う4人の女性とクリニックの医師と受付女性の6人が交錯する形で同時にストーリーは展開していく。動機は様々だが、美しくなるための欲望は果てしなく、ある一線を越えるところを、悪意を感じるほど上手く描いている。Posted by ブクログ
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さすがの唯川恵クオリティを実感。ストーリー自体はともかく、言葉選びのセンスが違いすぎる。もちろん、話も読みやすかったし内容も忘れないと思うけど(好きかどうかは微妙)、とにかく文章に感動した。そんな感じ。Posted by ブクログ
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今ほどメジャーではなかった頃の本。
地方銀行に勤めてた頃のエッセイなので
都内で働いてる訳でもなく、
洒落な事を沢山しらない私でも
身近に感じられる内容で好きだった。
でもいつのまにやらドラマ化されたり
お洒落な恋愛の小説家になり
遠くなってしまった気がして寂しいな。Posted by ブクログ -
1人の男を巡った5人の女の人の話。自分の人生に完全に満足してる人なんていないんだろうな。人はないものを欲しがるから、いくら大丈夫って思っても他人と比べてしまったら無いものが大きく見えてしまう。Posted by ブクログ
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精神を図太くするために読書。
ひとり暮らしを始めて10年とあるので著者40歳くらいの話。
30後半に元氣がなくて家で丸くなっていたという話が印象的。友人に誘われたバリ島で自分の欲にづきかせてもらい元氣を回復することができたそうだ。この点は今の私にも大いに参考になる。
自分の欲に氣づくこと。そし...続きを読むPosted by ブクログ -
初めてこの本を読んだ高校生の時はドロドロした大人の恋だと感じたけれど、久しぶりに読んでみたら若くて(ある意味)純粋な恋という印象。
愛で人は良くも悪くも変わってしまうんだなー。Posted by ブクログ