唯川恵のレビュー一覧

  • 今夜は心だけ抱いて

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    娘の思いやり

    翻訳の仕事をしている柊子、12年前に離婚した元夫亮介から思いもよらぬ電話がかかってくる。
    ロンドンに赴任が決まったが娘の美羽はあと半年で高校を卒業する。高校を卒業するまで娘を預かってもらえないか?との事。
    12年前に別れて以来娘には一度も逢っていない。娘の気持ちを優先して決めると伝える。3人で逢って話そうという事になり、高層ビル最上階のティーラウンジで逢う。話が終わり柊子と美羽はエレベーターに乗って下の階へ向かう途中エレベーターが止まる。暫くして動き出したがゆっくりではなく明らかに落ちている速さで下がる。お互い頭をぶつけて意識を失い、目がさめると柊子と美羽は入れ替わっていた。

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    2018年11月18日
  • 手のひらの砂漠

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    一気に読んでしまった。
    怖い。しつこい雄二。
    可穂子も強く生きるが、被害が自分だけにとどまらないのでどうしようもない

    でも みんな少なからず 配偶者を一瞬でも怖いと思った瞬間があったりしないだろうか…


    合気道を娘に習わせておけば良かった

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    2018年11月17日
  • 息がとまるほど

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    女の怖さが詰まった恋愛短編集。

    「息がとまるほど」という作品はなくて、どれも「息がとまるほど」苦しくぞっとするストーリー。
    男に対する駆け引き、女に対する嫉妬や優越感。
    どろどろした感情がリアルでぞくっとしました。

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    2018年10月22日
  • イブの憂鬱

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    仕事はぬるま湯、お見合いは失敗、年下の営業マンとの恋は呆気なく終わり、リストラの対象にされる。友人の夫と再び友人関係になり、会社を立ち上げフリーペーパーを作る別の友人に仕事を辞め協力し、未婚の母の道を選んだ彼女やバツ三で新たな恋に燃える母の傍らで活力を取り戻す、三十歳までの一年間に元気を貰った。

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    2018年10月10日
  • セシルのもくろみ

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    平凡な三十八歳の専業主婦から読者モデルになった奈央の仕事模様が興味深く、女同士のバチバチした感じも活気があって重苦しくないところが良かった。庶民的で気後れしながら自分なりに頑張る奈央に共感出来る。オネエなヘアメイクのトモも癒しだった。ずっと地に足が着いていたのに終盤の奈央の行動だけがっくり来た。

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    2018年10月10日
  • 愛なんか

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    ネタバレ

    女は恋愛に溺れると周りが見えなくなるなあと。
    平凡というか特に身を焦がすことなく過ごしてきた自分としては少々憧れるような気もするのであった。

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    2018年09月12日
  • 雨心中

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    なんだかわかる気がする。気がするだけかもしれないけど
    お母さんの愛にも似てる気がする。究極の愛でいて、依存であって。自由に動きようにも動けてない孤独になれない周。
    スッと入ってくる文章。本の道が開かれた。

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    2018年09月01日
  • 瑠璃でもなく、玻璃でもなく

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    恋愛は不安との戦いであり、結婚は不満との戦いである。

    不倫中の独身OLと専業主婦。
    既婚者との恋愛に将来が見えない不安と、毎日が単調でつまらない不満。

    ないものねだりの二人の心は、痛いほどによくわかります。
    不倫する女と不倫される女。
    どっちが悪いとかじゃなくて、二人とも自分の人生に向き合って生きている。
    女性の生き方について考えさせられる一冊です。

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    2018年08月13日
  • 雨心中

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    ネタバレ

    やっと手に入れて読んだ本。
    ストーリー自体はひきこまれ一気に読んだが、
    なんで血も繋がっていない弟に
    人生を振り回されているのか、
    わたしにはわからない。。。
    女性の幸せとは何なのか。。。
    幸せは本人が決めるものだけれど、
    あなたの人生は、
    これでいいの、、、?と思った。
    でも血の繋がりよりも、
    心の繋がりが強いのだろう。。。
    なんか、すっきりしない、、、

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    2018年08月08日
  • 息がとまるほど

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    あまり本を読むのが得意ではない自分が、驚くほどのスピードで読めた一冊。
    ひとつひとつの物語のボリュームがちょうど良い短編集で、まるでテレビドラマを見ているかのように描写が眼に浮かぶ。
    程よくドロドロなのもまた良い。

    もっと唯川恵さんの小説を読んでみたいと思った、そんな一冊。

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    2018年06月02日
  • ため息の時間

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    唯川作品では珍しい男性視点の短編集でした。女の怖さ、狡さを知っているからか、出てくる女性がなんだか怖い!男って…と思いながら読むか、女って…と思いながら読むか…。一度で二度も楽しめる本でした。

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    2018年05月29日
  • 刹那に似てせつなく 新装版

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    一気読みだった…。読みやすくもあるけど2人の女性が同じ境遇から逃亡する心境がわかりやすく先が気になる。しかし、鬼畜な男どもに、不倫のなりの果ては犠牲になるのはやはり子供なのか…読破後はなんとも言えない、「せつなさ」が残る本でやるせない。救われたのがユミの最後の一言に心打たれる。それだけが、救いだった。ドラマにもなったみたいだが…なんとも言えないなー

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    2018年04月25日
  • ヴァニティ

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    人生は思い通りになんていかないし、辛いことだってたくさんある。それでも前を向いて生きていたいと思える本。自分の気持ち次第だし、大切に思える人が見つけられたら、それは幸せなこと。

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    2018年04月22日
  • 霧町ロマンティカ

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    唯川作品にしては珍しい男性目線でのお話。
    軽井沢にやってくるまでの複雑な事情、生い立ち。不思議なめぐり合わせに愛犬との出会い、別れ。
    決して盛り上がりのあるストーリーではなかったけれど、ゆり子や恵理親子、第一印象最悪だった岡野、終盤で新事実を解明するきっかけになる國田…
    脇役のキャラクターの人間味が味があって、とてもよかった。

    しいていうならば、実際の移住はこんなにうまくいかないよなぁ〜
    都会から田舎に移住するのが流行っているようだけれど、実際は田舎の生活にカルチャーショックを受けて、リタイアする人も多い…ましてやこんなによそ者を受け入れるだろうか…などと、田舎に住む身としてはちょっと都合が

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    2017年12月26日
  • 愛には少し足りない

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    幸せな将来に向けて結婚を決めた31歳の女性が自由奔放に生きる美しい女性に出会ってから今まで認めてなかった自分に気がつく。言い争いの部分がリアルな思想が反映されてて好きだな。愛しい気持ちも打算もウソじゃないし、自由に走った期間もウソじゃない。主人公が現実でいたらどう思うかは分からないけど、自分は自分で決める主人公は少し羨ましいし肯定したい気持ちになった。
    新しい服と完璧なメイクして普段の会社員とは違うものを演じて、出掛けたくなった。

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    2017年12月23日
  • 泣かないで、パーティはこれから

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    数日の間に5年間働いた仕事も3年間付き合った恋人とも別れてしまった27歳女性がもがきながらも前に進んでいく物語。地方から東京に出てきた女性の不安と夢とがうまく描かれている。
    有名企業だから幸せなのか?見栄と打算とあきらめたくない気持ちと、どこをとってもその考えも行動も分かる!!がたくさんだった。

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    2017年11月23日
  • セシルのもくろみ

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    書店でタイトルに惹かれ購入。
    女性の、強がりや皮肉や言葉と思想が異なる描写がとても共感できた。20代前後は男性に好かれるため、アラフォーは同じ年代の女性に「負けたくない」という思いが自分を磨く活力になるのかも、と思った。
    もう少し年を重ねてからもう1度読んでみたい。

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    2017年10月31日
  • セシルのもくろみ

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    30代後半の主婦が読者モデルからプロになる話。冴えない主婦が精神的に強くなり成長していく過程は頼もしい。内容に比べ、あっさりしている結末にやや淋しいところもあり。

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    2017年10月23日
  • 瑠璃でもなく、玻璃でもなく

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    結婚して専業主婦になった女と独身で不倫をする女の話。はいはい、そのパターンね、と本を開いたら、ちょっと裏切られた。私は何を求めてこの本を開いたのだろう?思ったよりこってりドロドロではなく、淡泊でもない。この物語に主人公の女性2人に2人の男性が出会うが、同じ人間なのに交わり方が違えば動き出す運命の矛先も違ってくる。当たり前なんだけど、それを傍から見て感じる貴重な機会であった。携帯もあるし平成のお話なのに、20代女性の話し方が古くてちょっとね、昭和のにおいがしたー。あとジャケ写がすごく好き。

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    2017年10月21日
  • 逢魔(新潮文庫)

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    時代ものでホラーで官能的な作品の短編集。これまでにないパターンを繰り出してくる著者の進化を感じる。嫉妬に苦しみ、嫉妬に悩む女性の感情を描くことは、著者の得意とするところで、やはり面白い。

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    2017年10月14日