唯川恵のレビュー一覧

  • さよならをするために

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    まるで、さよならをするために恋をするよう

    さよなら。
    それは必ずしも辛いだけじゃない。
    さよならをすることで強くなれた。
    清々しい気持ちにもなった。

    5つのさよならを描いた恋愛短編集。
    恋愛の名言がたくさん。

    『さよならの向こう側』が一番よかった。

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    2019年09月01日
  • サマー・バレンタイン

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    ネタバレ

    美星町。行きたくなったな。

    きっとみんな青春時代にひとつやふたつ心残りを抱えてるよね。過去のことであっても自分が納得できないと前を見られないのだよね。

    病室で、みんなが弱さを見せ合うシーン、よかった。
    それをつっぱねた夏彦の心の中が知りたかったなー。

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    2019年08月14日
  • ため息の時間

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    「ったく、男ってばよぉ」と男のズルさに嫌気がさすが、「女はやはり、したたかよのぉ」そんな気持ちにさせられる恋愛9短編集。男がぎゃふんと言う話が多いのだが.....好みの話はブリッコ女とサバサバ女の狭間で揺れる『言い分』、ラストに驚いた『分身』、ざまーみろな『バス・ストップ』。『終の季節』と『父が帰る日』は毛色が変わってちょっといい話。どの話も短くてサクサク読み易く、隙間読書には良かった。

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    2019年08月03日
  • 愛しても届かない

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    ネタバレ

    友達を裏切ってまで手に入れた恋なのにうまくいかず、結局最後までその友達が頭のなかにも現実でも付き纏う。
    自分がそのひとの何なのか、何番目なのか考えてしまうのも元カノの影を探してしまうのも、終わりを告げられるのを恐れて言いたいことを言えないのも、痛いほど共感した。

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    2019年07月01日
  • テティスの逆鱗

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    ネタバレ

    4人の女性と整形外科医の5つの視点から書かれた物語。
    女優、主婦、キャバ嬢、社長令嬢とバラバラだが美容整形に依存しているのはみんな同じであった。
    この話ででてくる唯一“普通”の受付嬢の秋美が意外とキーになっていて、地味でありながら自然な美しさをもつ秋美を4人はみな羨んでいた。
    美しい外見でチヤホヤされ幸せなのかと思いきや周りからの大きすぎる期待や妥協を許せない自分に苦しめられ、それがまた整形へ依存させていっていた。
    美しいとは何か、何が幸せなのかを考えさせられる作品。

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    2019年05月24日
  • めまい

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    怖いけど現実にもこうゆう人いそうだな、、と共感できる部分が多々ありました。先が知りたくてスラスラ読めました。

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    2019年05月22日
  • 逢魔(新潮文庫)

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    この人の本はなんとも言えない気持ちにさせるのに絶好のの本。
    ハラハラドキドキじゃないんだよね、ぬらぬらじっとりそして、まったり絡みつくような読後感がたまらん!!!!

    昔話を唯川恵流に描き下ろした短編なんだけども、山姥やらろくろっ首、よく知ってる昔話も出てくるんだけど、とれもこれも愛憎のもつれがなせる人間技。

    そう、人はこうして狂っていくんだよ。

    妖怪と化す女たちの嫉妬と憎悪の絡み方がすごい。身に覚えがあるようなないような、こんなやつ知ってるような知らないような、そんな身近な妖怪にふと気がつかせてくれる一冊です。

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    2019年05月03日
  • ヴァニティ

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    ネタバレ

    仕事に恋愛に結婚にと、悩みながら必死に生きる20代後半〜の女性たちの物語。
    短編集というか、長さも文体も様々なアソートといった感じ。きっと、自分みたいだなと思える登場人物が1人はいて、この人とは仲良くなれないっていう人も1人は出てくるのではないでしょうか。

    ↓以下覚え書き

    それにしても、思いのほかドロドロしたお話が多くて、のっけから身構えてしまった。笑
    でもきっとこれがこの年代の実情。人生の方向性を決めてしまうような選択の連続だから、その自分の選択に後悔したり、できなかった選択をしている他人を妬んだりしてしまうこともあるのだと思う。
    私自身、程度に差はあれ、そういう感情が無くはない。共感

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    2019年03月21日
  • 彼女の嫌いな彼女

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    二人の女性の目線で描かれる、年齢や結婚などすごく女性らしいことがテーマの作品。
    自分は男性なので共感という意味では完全には難しい部分はあったものの、自分は女性の方が男性よりも生活というものの中で感じるものが繊細だと考えている人間なので、女性のリアルに触れられた気がして読んで良かったと感じました。
    タイトルがこの小説のメッセージが詰まっていてとても素敵だと感じました。

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    2019年03月10日
  • 彼女の嫌いな彼女

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    23歳の千絵と35歳の瑞子、2人のOLが主人公。要領がよく仕事にやる気のない女子社員、歳を重ねて素直じゃなくなったお局様。お互いのことをそう思っていた二人は、それぞれろくでもない恋人がいる。ある日中途入社した27歳の男性社員の登場により、二人の気持ちが変化していく。
    それぞれの嫌なところ、どうしようもない恋愛、結婚への思い、女性であれば千絵、瑞子、どちらにも共感できるとおもう。会社勤めの女性にオススメしたい作品。

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    2019年02月20日
  • 愛には少し足りない

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    ネタバレ

    幸せになるためには結婚すべきと決めつけているサエちゃん、そう決めつけるのもどうなのよと思うけど正直自分もそう思ってる節あるよね。。。優子とタクユキの関係もこわい。。。でも結局結婚しちゃうのね、サエちゃん。わかる気がするよ。でもその方が平和な人生。平和な人生がいいのかはわからないけどね。愛には少し足りない、というタイトルがぐっとくるぜ。

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    2019年02月03日
  • 霧町ロマンティカ

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    50にもなる男性がリストラの末に軽井沢に移り住む。
    小料理屋に通い、迷い犬を飼い始め、薪を割って…となんとも優雅な毎日。
    周りに素敵な女性達に囲まれてこんな生活ができたら それも悪くないのかな

    つまの仕事があうまくいき、それが夫の不満に繋がり妻とうまくいかなくなるのは男の人あるあるだ

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    2018年12月06日
  • ベター・ハーフ

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    バブルの時代を生きた人は、濃密な人生を送ってきたんだろうなと思う。人生の水も甘いも全部経験して、どう落ち着いたのか。バブル後世代の私には夢の中の世界だ。
    でも、いつの時代に生まれても悩みは似たような物だなぁとつくづく感じもした。

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    2018年12月05日
  • 今夜は心だけ抱いて

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    娘の思いやり

    翻訳の仕事をしている柊子、12年前に離婚した元夫亮介から思いもよらぬ電話がかかってくる。
    ロンドンに赴任が決まったが娘の美羽はあと半年で高校を卒業する。高校を卒業するまで娘を預かってもらえないか?との事。
    12年前に別れて以来娘には一度も逢っていない。娘の気持ちを優先して決めると伝える。3人で逢って話そうという事になり、高層ビル最上階のティーラウンジで逢う。話が終わり柊子と美羽はエレベーターに乗って下の階へ向かう途中エレベーターが止まる。暫くして動き出したがゆっくりではなく明らかに落ちている速さで下がる。お互い頭をぶつけて意識を失い、目がさめると柊子と美羽は入れ替わっていた。

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    2018年11月18日
  • 手のひらの砂漠

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    一気に読んでしまった。
    怖い。しつこい雄二。
    可穂子も強く生きるが、被害が自分だけにとどまらないのでどうしようもない

    でも みんな少なからず 配偶者を一瞬でも怖いと思った瞬間があったりしないだろうか…


    合気道を娘に習わせておけば良かった

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    2018年11月17日
  • 息がとまるほど

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    女の怖さが詰まった恋愛短編集。

    「息がとまるほど」という作品はなくて、どれも「息がとまるほど」苦しくぞっとするストーリー。
    男に対する駆け引き、女に対する嫉妬や優越感。
    どろどろした感情がリアルでぞくっとしました。

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    2018年10月22日
  • イブの憂鬱

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    仕事はぬるま湯、お見合いは失敗、年下の営業マンとの恋は呆気なく終わり、リストラの対象にされる。友人の夫と再び友人関係になり、会社を立ち上げフリーペーパーを作る別の友人に仕事を辞め協力し、未婚の母の道を選んだ彼女やバツ三で新たな恋に燃える母の傍らで活力を取り戻す、三十歳までの一年間に元気を貰った。

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    2018年10月10日
  • セシルのもくろみ

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    平凡な三十八歳の専業主婦から読者モデルになった奈央の仕事模様が興味深く、女同士のバチバチした感じも活気があって重苦しくないところが良かった。庶民的で気後れしながら自分なりに頑張る奈央に共感出来る。オネエなヘアメイクのトモも癒しだった。ずっと地に足が着いていたのに終盤の奈央の行動だけがっくり来た。

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    2018年10月10日
  • 愛なんか

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    ネタバレ

    女は恋愛に溺れると周りが見えなくなるなあと。
    平凡というか特に身を焦がすことなく過ごしてきた自分としては少々憧れるような気もするのであった。

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    2018年09月12日
  • 雨心中

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    なんだかわかる気がする。気がするだけかもしれないけど
    お母さんの愛にも似てる気がする。究極の愛でいて、依存であって。自由に動きようにも動けてない孤独になれない周。
    スッと入ってくる文章。本の道が開かれた。

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    2018年09月01日