唯川恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
女だてらに。そう思いました(時代錯誤、情けない)。ところが、読み進むうちにこの女性たちを本当に応援する気持ちに変わりました。いろんな苦難も自分自身の道理、信念で乗り切っていく。素晴らしすぎるドラマです。
目的のためには犠牲にしなくてはならないこともある。厳しい選択に迫られてもぶれない強靭な精神力。それが無ければ大いなる自然は門戸を開いてはくれなかったのでしょう。
淳子を大いなる心で支えてあげた旦那さんの理解力もあってこそだし、勤務先の社長や多くの人の理解によって世の中の大事は達成されてゆくのでしょう。
唯川さんの筆力も見事でした。あっという間に読み進むことができました。この本の題名でもある“てっぺん”その場所がとても素敵でした。
ここのところ忙しさもあって山登りをしていませんでしたが、この本に刺激を受けて近くの山に突撃登行しました。なぜ山に登るのかはわかっているつもりですが、それでも自問自答し続けている永遠の課題です。 -
Posted by ブクログ
先日いつも行く書店へ行ったら令和元年に出版されていたこの本が目立つところに出されていた。
なぜ今なのかわからないが、書店へ行かなければ
巡り合わなかったこの本を買った。
やはり書店は宝さがしのようなところで、ぐるぐるまわるのが好きです。
田部井淳子さんを題材にした本、田部井さんが好きだったので630ページもの長編を一気に読み上げた。
心にのこる言葉がいっぱいあった。
この本を読んでいる時、いつも頭にあったのは、
何故あんなに苦しいのに山に登るのか?
それは、そこに行かなければ見えない世界を見たいという、シンプルな好奇心。風の音とか、空の色とか、空氣の匂いなんかも感じたい。
関係ないかもしれないが大谷翔平が二刀流、大リーグ挑戦もただやってみたい。
私には子供の頃持っていた純真な気持ち、心が
根本にある様な気がする、
なお、題名の淳子のてっぺんのてっぺんとは
山の頂きではなく無事家族のもとへ帰ってくることとのこと。 -
Posted by ブクログ
2023/11/06予約 12
「」で当事者の言葉を表し、その後の著者の声がリアルで聞きたいと思うことを質問しているので小気味よい。
生身の男より虚像が…
ここまでの割り切り方なら素晴らしい。足りないものはない、推し、インドアの自分に向いた暮らし、猫。
今は身近に良いロールモデルの独身女性もたくさんいる。
昔は、特に地方ではそういう考え方もできなかった。
どの話もありがちで、なのに当事者のみがお花畑で、周りから見る風景を痛いほど感じられた。
改めて不倫はしたくないと強く思う。
自分の若かった頃に、一人で生きていく女性先輩がいることを知りたかったと思った。