唯川恵のレビュー一覧

  • 恋人はいつも不在

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    「恋人がいつも不在」彼氏から面倒な存在だと思われて彼氏に振り回される話だと予想していた。読み始めは確かに彼氏に依存し振り回される彼女であり、女子からすると悲しい気持ちになる事が多かった。
    彼氏から彼女へ連絡を取る事は稀であったがその理由を知った時、私自身当てはまる事があり行いを見直す良いきっかけになった。
    彼氏を他の女に取られ読み終わるのだと想像していたが、予想外の結末となる。読み終わりは今日の気分を上げてくれる。

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    2021年10月08日
  • 永遠の途中

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    会社の同期だった2人が、1人は寿退社、もう1人は独身バリキャリという道を進んでいく。そんな2人の約40年の軌跡を描いた小説。

    少し時代が古く、極端な描写に感じるところもあるものの、女子同士の嫉妬や同情、戸惑い、優越感など心に渦巻くものをリアルに描写しているなぁと女の1人として面白く読んだ。

    共感したのはこの言葉。
    「どうして誰しも、人を、どちら側の人間かとやたらに決め付けようとするのだろう」
    特に女はこれを感じているんじゃないのかな。

    結婚している、していない。
    子供がいるか、いないか。
    仕事をしているか、していないか。
    幼稚園か、保育園か。
    パートか、正社員か。
    親は近くに住んでいるか

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    2021年09月30日
  • 淳子のてっぺん

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    この本と出会えてよかった。
    本を読んで涙が出たのは久しぶりだった。
    生きる意味がわからないから生きる。
    親友の死や仲間の婚約者の死、それらを胸に挑戦したエベレスト。
    覚悟と強靭な意志。
    これからでも遅くない。

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    2021年09月27日
  • 淳子のてっぺん

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    欠かさず読んでいる唯川 恵さん。

    唯川さんと言えば恋愛小説のイメージが強いですが、本作は登山家の田部井淳子さんをモデルにした限りなくノンフィクションに近い作品となっています。

    ページ数にして435ページ。
    フォントサイズも小さ目で、聞きなれない地名や登山用語などがあり、読むのにかなり時間を要しましたが、綿密な取材をされた様子が丁寧な文章から伝わって来て、とても良い作品でした。

    2016年朝刊の記事で田部井淳子さんがお亡くなりになられた事を知りましたが、田部井さんの事を全くと言っていい程、存じ上げておらず、今回この本を手に取って初めてこの方の功績や人としての素晴らしさを知る事が出来、それだ

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    2021年09月03日
  • 別れの言葉を私から 新装版

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    恋愛の選択権は私にある
    選ばれたい じゃなくて 選ぶ
    理性と欲望は違う 欲望と違って理性は経験が必要。なら思う存分欲望にかまけた後後悔し、理性を培うしかない
    恋愛指南 これを軸に恋愛したい

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    2021年07月29日
  • ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った

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    唯川恵さんの小説を久しぶりに読みました。他の著書と同じように、どんどんと引き込まれますが短編集なので、そこから先は読者が自由に思い描けるので、それもまた良いものだと思います。解説の鎌田敏夫さんの文章も良かったです。

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    2021年06月16日
  • 永遠の途中

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    過去、単行本でも読んだ本。
    文庫になっていて再読。

    乃梨子と薫。
    同期で広告代理店に就職した2人の、同じ歳のお互いの様子を交互に描いてある。

    比較対象になりやすい、専業主婦とバリキャリ。
    どっちががうまくいっている時は、もう1人はうまくいっていなくて、…という繰り返し。
    どっちの人生の出来事も、誰にでも起こってもおかしくないようなことが多く(起業はそんなに多くはないかもしれない)わたしは数々のエピソードに共感した。
    あの時こっちを選んでいたら、そう思うことは、もちろん何度も何度もあった。
    でも、選ばなかった方は、その時は青い芝でも、次のシーズンでは、また次の何かが起こってる。
    人生の分岐点

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    2021年06月08日
  • 淳子のてっぺん

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    登山ものはなぜかたまに読みたくなる。命懸けで過酷なチャレンジに対する尊敬、憧れ、嫉妬なのかなぁ。期待以上に感動させてもらいました。

    まず、田部井さんが少し前まで単身赴任してた郡山の隣、三春町出身と分かっただけで親近感。晩年の穏やかそうな彼女をテレビでみるくらいだったが、一女性として心も体も鍛練を重ねた人生だったんだなぁと感じた。

    同じ「山屋」の旦那さんも本当に優しい。
    「言っておくけど、てっぺんは頂上じゃないからな。」
    「淳子のてっぺんはここだよ。必ず、無事に俺のところに帰ってくるんだ。」
    いやー、言ってみたい!

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    2022年03月18日
  • テティスの逆鱗

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    少し前に読んだ「美容医療最新事情」の紹介されていた作品。百田尚樹氏の「モンスター」は読んだけど、こちらの作品の方がほうがエグイ。
    「美しくなりたい」と美を追求することは決して悪いことではない。
    寧ろ、女性でも男性でも同じことをしているだろう。
    美容整形も否定はしない。うまくやっている人も沢山いるし、知人の中にも数人いる。
    しかし、人間どこかで道を誤る人もいる。
    YouTubeで「plastic surgery」と検索すると、ちょっと引いてしまうほどグロテクスな動画がある。
    それと同じように、グロテスクな物語だった。

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    2021年05月07日
  • 啼かない鳥は空に溺れる

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    ネタバレ

    2組の母子が出てくる。

    1組は母子家庭で、亜沙子は母の気にいる人と、お見合い的な出会いをして婚約する。
    だが、そのひとには予想できない性癖があり、それが原因で婚約破棄。
    その後、一卵性双生児のようだった母は体調を崩しがちになり、それで娘を縛り付ける。

    もう1組は、裕福な地方の社長の娘として産まれた千遥。聞くに耐えない罵り方をする母から逃れるため、無理して東京の母の気にいる女子大に合格して、母から離れることに成功。東京を満喫するも、就職を決められず契約社員にしかなれなかった。母とのイライラを解消するため分不相応な買い物に走り、お金が足らなくなり、愛人になる。その後、紆余曲折があり、公認会計士

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    2021年05月06日
  • 恋人たちの誤算

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    姉が買って家にあった本。
    まだタイトルは「天使たちの誤算」だった。
    中高生の頃、何度も読んだ。
    悔しくて悔しくて泣けた本は、後にも先にもこれだけだと思う。
    34歳のいま読んだらどう思うか分からないけれど、当時はとにかく何度も読んだ。

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    2021年03月23日
  • ナナイロノコイ

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    久しく恋愛小説から離れていたので肩慣らしのように選んで読んだ一冊。好きだった作家の作品ばかりなので、読後感はいい。恋愛小説を読むと自分の日常すら物語のように言語化されていく感覚を思い出した。でも長いこと離れていたので恋愛小説特有の「におい」に鈍感になっていた。寂しいにおい、切ないにおい…。読みすすめる中で少しは鼻がきく状態に戻っているといいが。
    ミーヨンさんの作品は私には少し理解に時間がかかったので、また読み返すと思う。全体的に「次読んだとき、前とは違う感想を抱くだろうな」と思わせられる作品ばかりだった。
    ただ最近「百合」の作品も読むようになったせいか、作中の女友達との関係が百合的な関係に思わ

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    2021年03月22日
  • 永遠の途中

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    感想書いてなかった…。
    あのときああすればよかった、って、違う道を選んだもうひとりの自分に嫉妬するのはなんてむなしいんだろう。
    たとえどんな道を選んで、どんな未来が待っていようと、女としても人間としても強く生きていきたい、と思えた本です。

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    2021年02月14日
  • 手のひらの砂漠

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    DV(ドメスティクバイオレンス)がテーマなだけに、この本を面白いと言うと語弊がありますが、とにかく展開が気になり最初から最後まで一気に読めました。

    主人公の可穂子にかなり感情移入してしまい、絶えず脳内映像で動き、途中から真剣に応援していました。

    他の登場人物、可穂子の夫の不気味さ、エコファームで生活を共にする女性達、みんな個性があり丁寧な人物描写と心理描写で描かれています。

    かなりリアルな物語で、実際にも起こりえそうでもあり、恐ろしく、しかし、読後感はスッキリとして満足でした。

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    2021年01月27日
  • ヴァニティ

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    お気に入りの唯川恵さんの作品です。
    中編・短編で構成されています。

    全ての作品にドラマがあって、物語の中に自然に入り込めます。

    どの女性達も個性豊かに生き生きと、時には優しく時には辛辣に描かれていますが、リアリティがあって、身近にいそうな女性達ばかりです。

    読み終わって満足感、そして早く次の作品が読みたいと思わせてくれる1冊となっています。

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    2021年01月25日
  • テティスの逆鱗

    購入済み

    美容整形

    美容整形ものの小説にハマりこちらの本を見つけました。ストーリーの展開が早く最後まで飽きずに一気に読んでしまった。
    欲望のまま整形を繰り返す女性たちの心情が細かかった

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    2020年11月08日
  • 霧町ロマンティカ

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    離婚しリストラに会い退職金と失業保険で昔父親が建てた軽井沢のロッジにやってきた梶木岳夫49歳の物語。ホームセンターの女性店員、その母親が営む小料理屋「しののめ」の女将、キャリア官僚の妻である官能的な女性、知的な女性獣医などに囲まれながら少しずつ軽井沢の町になじんでいく。でも、一番寄り添って暮らしたのは、愛犬ロクだと思います。女性獣医の言葉:獣医になって、わかるようになりました。飼い主さんの犬を思う気持ちはもちろんですけど、犬の飼い主さんを思いやる深さにはいつも胸を打たれます。唯川恵 著「霧町ロマンティカ」

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    2020年09月07日
  • 永遠の途中

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    女性の生態のほぼ全てが分かるといっても過言ではない作品。
    結婚か仕事か。
    どちらの選択をしたかによって、女性はそれぞれの派閥に分かれることになる。自分の選択こそが正しい選択なのだと思いつつ、自分とは反対の選択をした女性を羨ましいとも思う。
    さらに面白いのは、選択する前の女性の多くが、私は両方手に入れる、と本気で信じていること。

    結局のところ、どちらを選んでも、それなりに楽しくて、それなりに辛いことがあるのだろう。

    実は、女性はいつだってそういう経験をしていて、
    例えば色違いのバッグを前に、どちらを購入しようか迷う。自分の意思で選択して、そこに後悔なんて微塵もないはずなのに、ある日自分が選ば

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    2021年02月21日
  • 愛なんか

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    唯川恵さんのこと、もっと知りたくなった。
    「夜が傷つける」はエンペラーと付き合っていた時のわたしのよう。
    "どんなに自立していても、恋の匂いのない女にはどこか哀れさが付きまとう。"
    結局セックスも家事もできる女が結婚はできるの?それとも両方できなくても選ばれる女が特別なの?

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    2020年08月18日
  • バッグをザックに持ち替えて

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    唯川さんの登山エッセイ。
    山歩き未経験から、登山に引き込まれて、ハマっていく過程と、
    初心者の目線で体験する登山体験が綴られています。登山ガイドにもなりそう。
    危険と隣り合わせの先にご褒美のまつ登山を教えてくれる反面、素人が手を出すとどんなに怖いか、現実を教えてくれます。また、登場する唯川さんのご主人はじめ登山仲間さん達が魅力的。

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    2020年08月02日