あらすじ
共に八王子の養護施設で育ち、社会に出てからも実の姉弟のように身を寄せ合って同じ家に暮らす周也と芳子。どんな仕事に就いてもすぐに辞めてしまい言い訳ばかりの周也を、芳子はただただ優しく受け入れる。周也を甘やかし、駄目にしてきたのは自分だと芳子はわかっていた。そう、周也がどんな「罪」を犯そうとも……。恋とも家族愛とも似て非なるその関係は、裏社会の人びとも巻き込んで思いもよらない方向に突き進み――。恋愛小説の旗手が、業を背負った男女の繋がりを描く長編小説。なぜ彼女は彼を突き放せないのだろう?
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Posted by ブクログ
芳子と周也を中心に進んでいく物語
章ごとに、物語の舞台が変わり、2人を取り巻く環境も人物も変わっていく。
芳子と周也の生き様、関係が面白い
Posted by ブクログ
幸せよりも大事な不幸って何だろう。
友愛や恋愛よりも遥かに深いところで愛して繋がっているけど、お互いに相手を幸せにする愛し方が分からない、というか。確かに幸せな瞬間もあっただろうけど、許して包み込むのだけが優しさじゃないよ。。
優しさと甘えが嫌に噛み合ってるだけな気もして、でもこういう人って現実にいるけどあまり周囲の声に耳を貸さないから、この関係が正解なんだろうな。