前川ほまれのレビュー一覧

  • 跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング

    Posted by ブクログ

    特殊清掃専門っていう仕事知らなかった
    でも ないと困る職種だなぁと
    自分がもし急に倒れたりして…
    仕事が休みで…
    連休だったら?夏だったら?
    その時猫たちは?
    とか死について色々考えさせられた

    0
    2023年12月15日
  • 跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング

    Posted by ブクログ

     特殊清掃。
     自殺のほか、孤独死などで汚れた部屋や現場を片付けることを専門とする仕事だ。

     東北から上京したものの、将来への展望も持てないままフリーターとして生活していた青年が、特殊清掃の仕事を通して成長していくさまを描いたヒューマンドラマ。
     第7回ポプラ社小説新人賞受賞作。
              ◇
     喪服姿の浅井航は疲れていた。故郷で孤独死した祖母の葬儀に参列し、東京に帰ってきたばかりだ。遅くに東京駅に着いた航は祖母を偲んで献杯すべく、以前から気になっていた小料理屋に入った。

     カウンター奥にいた喪服姿の先客に声をかけられ一緒に飲むことになった航だが、その先客こそ、特殊清掃専門会社デ

    0
    2023年08月19日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

    Posted by ブクログ

    この作家さん、看護師なんや…
    なので、医療の事詳しいんかな?
    医療刑務所って、複雑やな…
    何で、罪を犯した人を国民の税金使ってまで、治療せなあかんねん…とか…
    この主人公の精神科医 工藤さんもそんな感じ…
    でも、自分の罪と本当に向かい合うには、病に侵されたままではあかんのかもね。
    更に、精神科なんで…

    でも、主人公も、旧友の罪人も、同僚の先生方も他の人も何か訳ありな人ばかり…
    なんぼなんでも、こんなに辛い過去とかある人ばかりで構成したら、逆にそれだけで病みそうな気が…(−_−;)
    周りが闇過ぎて…
    自身の不幸とか、言えん…
    そんな事で悩んでんの!って怒られそう。
    刑務所には、そんな人ばかり集

    0
    2023年08月17日
  • セゾン・サンカンシオン

    Posted by ブクログ

    アルコールやギャンブル、窃盗などの依存症に苦しむ女性達とその民間療養施設、セゾン サンカンシオンの物語。

    初めて知る依存症の現実ばかりだった。「再飲酒は風邪の時の鼻水のようなもの」「完治はしない」「回復を続ける」という表現に、この「病気」の難しさと当人の苦しみを感じだ。

    そうなるには、皆大きすぎる悲しみや辛い体験を抱えている。だからこそ人の温もりが回復のための大きな力になるのだろう。物語の最後に希望の光が見えて救われる。

    0
    2023年08月07日
  • セゾン・サンカンシオン

    Posted by ブクログ

    前川ほまれさんの新刊 児童書を読みたいと思い、初作家さんはどんな本を書いているのか知りたくて手に取った本。
    アルコールや薬物、ギャンブルなど依存症の人達とその家族、療養所のセゾン・サンカンシオンと指導員の塩塚さんの話。
    依存症は周りの理解が難しいこと、本人の辛さ、詳しく書かれて、暗く深い内容に何度も挫折しそうになりながら、でも読まない選択ができない本でした。

    0
    2023年07月23日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

    Posted by ブクログ

    なぜ工藤はこんなに頑ななんだと、偏見に満ち溢れているのだと、思いながら読み進めた。医療刑務所という場所の異様さ、受刑者たちの事情、罪と向き合うということ、彼らを診る医者や看護師たちの思い。取材を重ねて描かれたであろう本作はリアルで、重かった。

    p.202 「私、思うんです。誰かと向き合う時って、愛情優しさだけじゃダメだって。ときには、嫌悪やもどかしさも必要です。この波と同じように、ときには近づいて、ときには離れて。その繰り返しの中で、相手を知っていくんです」

    p.322 「工藤先生が、滝沢さんに厳しい言葉を伝えている時、先生の瞳が少しだけ潤んでいるんですよ。誰かを本気で叱る時って、意外

    0
    2023年02月07日
  • セゾン・サンカンシオン

    Posted by ブクログ

    様々な依存症の女性達が暮らす民間施設セゾン・サンカンシオン
    依存症になってしまった女性達と家族の物語。
    第5章のタイトル 三寒四温を目にしてようやくセゾン・サンカンシオンと結びついた。

    0
    2023年01月04日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

    Posted by ブクログ

    1.羽根と体温/ 2.動物たちの咆哮 / 3.下を向いて / 4.檸檬の夜 / 5.塀の中の子ども / エピローグ

    医療刑務所では無料で医療を受けられることは知らなかったです。
    とても重いテーマだったけれどこの作品を読めて本当に良かった。
    また、参考文献の量が多かったので著者の努力を感じました。

    0
    2022年10月01日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

    Posted by ブクログ

    医療刑務所で治療に当たる医師が、「受刑者に(国民の税金を使って)医療を提供することは正しいのか?」という悩みを抱きつつ、刑務所での勤務を始めるところから物語は始まります。
    半年という限られた期間だから、という理由で勤務を引き受けた工藤医師でしたが、通常の病院と同じように治療をしたり緩和ケアをしたりする同僚に不信感を抱いたり、精神疾患からくる症状も相まって被害者への悔恨の情を抱かない受刑者に嫌悪感を抱いたりと、精神的に負担を感じながらの勤務が続く中、幼なじみが収監されてきます。
    幼なじみとの再会を通して、悩みはさらに深まり、工藤医師自身の過去の「キズ」も明かされることになります。

    幼なじみに会

    0
    2022年05月19日
  • セゾン・サンカンシオン

    Posted by ブクログ

    岡本歌織さんの装丁から。なんらかの依存性を抱えた人たちが暮らすセゾンサンカンシオン。三寒四温の言葉どおり、依存性との戦いは一歩ずつ。ぐっとくる小説だった。

    0
    2022年03月08日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

    Posted by ブクログ

    スカイツリーを見上げる下町の片隅にある商店街の物語、第4弾。
    戦後の焼跡に24軒集まって始まった商店街ということだったけれど、今では80軒近くの店があるという。
    毎回、冒頭に地図が載っているけれど、その本に載っている短編のタイトルのお店だけなので、これは・・・あの物語のお店の場所なのだが・・・と迷ってしまう。
    今回の桜さんのように、お店を出て歩きながら紹介してくれると、ふむふむ、川平金物店は、水沢文具店の向かって左隣なのだな?とわかって嬉しい。
    今までに登場した、全部のお店が載った大きな地図が見たいなあ〜

    老朽化した二階建てで、一階がお店で二階が住居という作りが多い。
    看板も古い言葉で、若い

    0
    2022年03月02日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

    Posted by ブクログ

    医療刑務所の矯正医官として半年間勤めることになった精神科医の工藤守。
    罪を犯した者に、税金を使って医療を行う必要はあるのか?受刑者は本当に自分の罪を悔いることがあるのか?
    病院の人事によって、一時的に派遣されてきた工藤は、医療刑務所というものに納得できない思いを抱えている。
    そんな工藤の言動は、読んでいて気持ちがザラザラするが、知らなかった世界へと引き込まれた。
    登場人物が不幸な人ばかりで、気は滅入る。
    だが、工藤が最後に自分なりの答えのようなものにたどり着いたことに、少し光を感じられた。

    0
    2022年01月24日
  • セゾン・サンカンシオン

    Posted by ブクログ

    根気が必要と分かっていても

    あまりにもその道のりが長く

    本人も家族も疲弊していくのは

    仕方がない・・・と思えるほど



    作中の皆も

    道半ば

    終わりなき道のりの長さに

    本人が一番絶望するな



    でも三寒四温というのは

    とても ぴったりなタイトルですね

    寒さに震えていても

    少しづつ 春が近づいていく

    0
    2021年12月06日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

    Posted by ブクログ

    医療刑務所で昔の友だちに出会ってしまった
    医者と患者
    嫌々来ていた派遣医
    彼の心の動きが丁寧に描かれていました。

    0
    2021年11月20日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

    Posted by ブクログ

    医療刑務所に精神科医として働くことになった工藤、アル中で働かない父親が交通事故を起こすなど、生い立ちが彼を精神科医にした。受刑者に税金を使って医療を提供する事に反対の気持ちでいる彼は、幼馴染か受刑者として目の前に現れる。

    0
    2021年09月21日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

    Posted by ブクログ

    病院からの指示で、期間限定で医療刑務所の配属となった精神科医の工藤。そこでは、受刑者ながらも、民間と同等の医療行為を受けている光景に工藤は複雑な感情を持っていた。
    さらにそこには、かつての友達だった滝沢が受刑者としていた。蘇ってくる昔の記憶、工藤が抱える「ある罪」に対する罪悪感。工藤は、様々な受刑者とどう向き合っていくのか?


    医療刑務所を舞台にした物語でしたが、医療刑務所自体あまり知らなかったので、その実態やそこでの事情などについて知らないことだらけでした。

    民間と同等の医療行為を受刑者が受けるということについて、さらに税金が使われていることに複雑な気持ちがありましたが、それも含めて難し

    0
    2021年09月18日
  • 夜更けのおつまみ

    Posted by ブクログ

    まさに夜更けにお酒をちびちびと呑むように、ちびちびと気分が良い夜に読んでいたら結構時間がかかったけど好きな本でした。このシリーズ、他のも読んでみたい。生活感が満たされる。

    0
    2021年06月10日
  • セゾン・サンカンシオン

    Posted by ブクログ

    アルコール、ギャンブル、薬物、万引き‥‥様々な依存症を抱える女性たちが共同で暮らしながら社会復帰を目指す場所「セゾン・サンカンシオン」。
    そこで暮らす女たちがここに行き着くまでの経緯、依存を断ち切れず苦しむ今、そしてこれからへの小さな希望、彼女らが失ったものと彼女らを支え、または突き放す家族らの姿を描く5つの連作短編。

    そして、章の合間に挟まれる一見関係なさそうなごく普通の家族の日常。ほんのちょっとした経緯で依存症に陥り家族が崩壊していく姿を見る時、依存症が決して特別なものではなく私たちの日常と地続きのところにある病なのだと認識させられる。

    「だらしないから」「弱いから」「自己責任」と切り

    0
    2021年05月08日
  • 夜更けのおつまみ

    Posted by ブクログ

    原稿があがった後の枝豆とビール、秘密のレシピでつくる肴、大切な人との一皿…。31人の人気作家がおつまみにまつわる思い出を語ったエッセイ・アンソロジー。『asta*』掲載を文庫化。投稿コンテスト大賞受賞作も収録。

    いろいろ試したくなるおつまみ。

    0
    2021年04月03日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

    Posted by ブクログ

    前作に続き、あまり知ることの無い仕事をベースにした重い作品。特に前半は読むペースもあがらなかったけど、最後まで読んでよかった。

    0
    2021年03月09日