前川ほまれのレビュー一覧

  • 夜更けのおつまみ

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    久々にアンソロジーを読んだ。お酒が好きな人も下戸の人にもおすすめ。居酒屋のおつまみや家飲みのおつまみが好きなので参考になるメニューがあった。自分で作るだけでなく、コンビニのおすすめおつまみなどで書いてる人もいて、それも面白かった。

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    2025年06月21日
  • 藍色時刻の君たちは

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    ヤングケアラー×震災がテーマ。それでいて重くなりすぎない空気を纏ってるのはすごい。過去の自分と同じ立場の若い子に手を差し伸べてあげられる人になりたいね。宮城に来る前に読めて良かった! 明日は石巻に行く。

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    2025年05月07日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

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    最初は、主人公の高圧的な態度が、なんだかとてもキツく感じられました。でも話が進むに連れて、色々な真実が明らかになり、鎧を脱ぐように柔らかく自然になっていく姿に、惹きつけられました。

    冷酷な現実だけど、優しさを感じる、そんな話でした。

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    2025年03月12日
  • 藍色時刻の君たちは

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    ネタバレ

    高校2年生の青春ものだったらどんなに良かっただろう。ヤングケアラーとして家族を支える3人それぞれの終わりの見えない日々と友情、偶然知り合った優しい女性の励ましと支え、そして何もかも飲み込んだ震災。前半の重いテーマに胸ふさがりながら後半へ。11年後を描いた生き残った人の苦しみを読みながら、最後に明るい兆しが見えて良かった。

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    2025年01月09日
  • 藍色時刻の君たちは

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    暗くて地味で救いのなさそうな展開もジワジワと引き込まれていく筆力は経験者だからなのかと。被災者一人ひとり、考え方、乗り越え方は異なり、経験してない私達はただただ寄り添ってあげることが大事なのかなと考えさせられた。

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    2024年12月29日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    こんぺいとうの角って、24個あるんだなーと今さらですが知りました。

    知っている作家たちが描いて紡いでいくストーリー、私はとてもほんわかして好きでした。

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    2024年12月25日
  • 跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング

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    特殊清掃。
    死んでしまった方の家の掃除をするお仕事。
    職業について知ってはいたのですが、想像以上に酷い状態の家も対応されるのだなと。
    警察関連で亡くなった方の清掃の部があって遺体を運んだ後に多少の清掃を行なっているのかなと勝手に思ってました...
    特に最後のお家の話は描写は控えつつも、かなりグロテスクな状態だったのではないかと読み取ることができました。
    こういった職で働いてくださる方々に本当に頭が上がらないです。

    物語の中で私が一番好きな人物は望月さん。
    暗い会社内でも明るく、気を利かせながらも気を利かせている感じを決して出さないムードメーカー的な存在。

    中盤、あまりにも悲しすぎて泣きなが

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    2024年11月06日
  • 跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング

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    死というものについて深く考えるきっかけになった作品。読む前は死を全ての終わりとして一括りに考えていたが、そうではないと気づくことができた。全体的に重い話だが読んで良かったと思える。

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    2024年10月15日
  • 藍色時刻の君たちは

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    苦しい
    ヤングケアラーの話
    ずーっと、親の様子を伺いながら、学校行っている間も、帰ってきてからも、ずーとこれやってあれやって、親の相手して、あれやって、これやってと家事の段取りを考える。

    その忙しさは、まるで赤ちゃんを育てながら仕事しながら家事をする親と一緒だ。
    稼いでいない分更に辛く、
    赤ちゃんではなく、親や祖母であるということも更に辛い。

    統合失調症、双極性障害、アルコール依存症…
    静かにずっとしんどい。でも続きが気になるし、どうにかいい結末であってくれと祈りながら読む感じ。

    そしてさらにそこに震災も組み合わさってくる。

    2010年10月 11月 2011年2月 3月と、
    202

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    2024年09月08日
  • 藍色時刻の君たちは

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    構成が本当に巧みだった。医療用語が沢山出てくるので、少々堅苦しさはあるものの、ストーリーの構成や各キャラクターの掘り下げが上手く、最後まで飽きなかった。

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    2024年08月14日
  • セゾン・サンカンシオン

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    依存症になってしまう人の不幸な生い立ち、なってからのさらなる不幸、よく書かれていました。読むのが辛かったです。
    でも、最終章には希望があって救われました。

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    2024年07月17日
  • セゾン・サンカンシオン

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    精神科で働いている時に読みたかったな

    依存症について、細かい専門書を読むよりリアリティだし入り込みやすいと思う
    依存症の人を見たことがある分、家族が間違いなく崩壊していくのも見たことがあって
    どちらも疲弊していた

    受け止めることが大事

    よく聞くけれど、当事者家族としては物凄く難しいことだと思うし、それができたら家庭崩壊しないよね

    埋もれてるのがもったいない、もっと知って欲しいと思える本でした

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    2024年07月14日
  • 藍色時刻の君たちは

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    一気に読ませられた。かなりボリュームあるけど、読んでしまう。

    ヤングケアラー、震災遺児、に反応してしまう場合は気をつけて読んだ方がいいと思うくらい、かなり人物の気持ちが四方八方から飛び込んでくる感じ。

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    2024年07月09日
  • セゾン・サンカンシオン

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    「セゾン・サンカンシオン」は
    依存症患者が集まり回復を目指す施設。

    アルコール、ギャンブル、窃盗症、薬物依存。
    P244
    〈依存症は病気です。誰にでも発症する可能性があります〉
    苦痛を抱え生きて行く。
    周りの者たちが寄り添うだけでは解決しない。
    しっかりとした治療が必要だ。

    淡々とストーリーは進んでいく。
    それだからこそ依存症から抜け出すことが
    どれほど困難なことなのかわかる。

    巻末の参考文献のリストの多さに驚く。
    前川さんから届けられたこの一冊を手に
    知ること、そこから始めるのが第一歩なのかもしれない。

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    2024年05月07日
  • 藍色時刻の君たちは

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     社会問題として認識されながら、潜伏して表面化しにくいヤングケアラー。かつて、ヤングケアラーとして苦しんだある女性と、いま(設定は2011年の震災前後)ヤングケアラーとして苦労している高校生男女3人の交流を描いた物語。
     頑張りすぎて、助けを求められない高校生たちに、声をあげて良いんだよ、と優しく寄り添ってきた女性は津波にさらわれてしまう。
     そして、10年が経ち女性と同じ歳に達した彼等が気付きはじめた女性の思い。
     山田風太郎賞って、もっとエンタメ色強い賞だと思っていたけれど、こんな重いテーマでも受賞するんだね。
     泣きはしないけど、感動的な話ではある。こういうのを有名なインフルエンサーは紹

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    2024年04月30日
  • 跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング

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    思わぬ拾い物。と言ったら失礼かもしれないが、読み進むにつれて心温まり、主人公の航を応援しその成長に感動する自分がいた。

    ひょんなことから特殊清掃専門の会社で働くことになった航だが、最初はその凄惨な現場にたじろぐ。その現場はまさにスプラッター。しかし経験を積むうちに、他人の死を通して自分に近しい人に本当に向き合い、人と関わる事ができる様になる。まさに成長小説。

    この特殊な状況を作品に取り込む事を思いついた時点で、作者は宝の山を引き当てたかもしれない。

    まだまだ、この先どう展開するのかと分からなかったり、過去が気になる人物もいるので、是非続編を期待したい。

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    2024年04月21日
  • 藍色時刻の君たちは

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    まず第一部が苦しい。
    作品紹介に「3人は周囲の介護についての無理解に苦しめられ」とあるが、そういわれてしまえば、私自身も苦しめる側の無理解な人間だと思うし、読みながら自分の無力さと、小羽たちの重い日常と色々考えて、どんどん辛くなった。

    そして第二部は震災後の苦しみ。
    こちらもやはり、同じ経験をした者にしか心を開くことが難しいように思える…
    そもそも私が理解したいとか、寄り添いたいとか思うのは傲慢なのかもしれないなんて思ってしまったり…。

    本当に難しい。

    でも苦しみが少しでも癒えて欲しいと願う。
    この物語の中で、小羽たちは青葉さんとの出会いで救われ、青葉さん自身も、この三人との出会いに救わ

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    2024年03月23日
  • 藍色時刻の君たちは

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    ヤングケアラーという問題と被災者のメンタルヘルスの問題。大きな2つの問題について描かれた小説だ。両方ともあまりに大きな問題なので、両方詰め込むのはお腹いっぱいになりそうだが、ちゃんと整理されていて読みやすかった。

    統合失調症の母を持つ小羽、双極性障害の祖母を持つ航平、アルコール依存症の母と幼い弟をもつ凛子。これでもかというほど苦難の連続でいっぱいいっぱいになりながら、現実から逃げることも許されずに頑張るしかなかった彼らに、手を差し伸べる青葉。
    震災があって3人ともヤングケアラーではなくなった。ヤングケアラーではなくなったが震災は彼らに大きなしこりを残していった。

    震災前の彼らの生活は、読ん

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    2024年03月21日
  • セゾン・サンカンシオン

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    母と子とか姉と妹の関係とか、読んでいて心がチクチクした。
    愛情を感じたい、愛したいのに依存症に阻まれてゆがんでしまう、そんな関係がとてももどかしかった。
    悲しい結末もあるけれど、それでも本人や周りの人が前を向いて歩いて行けたらいいのにと思った。

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    2024年02月24日
  • 跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング

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    特殊清掃という仕事があることは、なんとなく知っていた。最初のうちは主人公と同様、その惨状に吐き気をもよおし、読むのがしんどかった。

    もしかしたら自分もこんな業者さんにお世話になることもあるのかしら、できたら死んでからまで迷惑かけたくないなと考えたり。

    彼らの仕事は死の跡を消すこと。まるで何もなかったかのように綺麗に磨き上げる。
    遺品整理しかり個人の痕跡を消すことは悲しく辛いことのように思えたけれど、死をテーマにして、どのように生きるかを考えさせられた。

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    2024年02月20日