前川ほまれのレビュー一覧

  • 在る。 SOGI支援医のカルテ【電子版特典付き】

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    富士見ウエスト病院の名物医師である海野先生は、性の在り方にまつわる不調をケアする「SOGI支援外来」を担当している。

    さまざまな悩みを抱える患者にかける言葉には、先生というような威圧感もなく、心を柔らかにしてくれるような対応をする。

    ストレスが多い日常で不安定になる心を解きほぐすのは精神科医であるのだが、なかでも海野先生は、不安や悩みを軽減させる力を持っている。

    一見、ふわっとした掴みどころのない感じだが、話すと胸の内が凪ぐ、そして何を悩んでたんだろうと思わせてくれる不思議な人である。


    「反転文字の向こうで」が特に印象に残った。
    急性一過性精神病性障害の弟と脳出血の兄のその後…。

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    2025年10月23日
  • 在る。 SOGI支援医のカルテ【電子版特典付き】

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    ネタバレ

    臨床のスピカではじめて前川さんの作品を拝読したのですが、今作も医療者と患者の感情や、病状について丁寧に描かれていて、きめ細やかな作品だなと思いました。
    セクシャルマイノリティに関して、少しずつ知られている、と私は思っていました。
    けれどまだまだ自分の知らない感情を持つ人々がいて、ハッと思い知らされたのも事実です。
    海野先生のような方がいるのは、性のあり方に悩む人にとって救いだなと感じました。
    人と違うということを、気にしない人もいるけど、大半は気になるだろう。そんな人と違うことに悩む人を決して否定はせず、おおらかに包み込むような優しさを持つ先生。
    海野先生みたいな方が、悩む人のそばにいてくれた

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    2025年10月23日
  • 藍色時刻の君たちは

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    ヤングケアラーの話はすごく考えさせられて、もし自分がその立場だったら?もしくはヤングケアラーと今出会ったら何ができるのだろう?と考えた。青葉さんのように手を離しなさいねと言ってあげられるのだろうか。
    何事もそうだけれど経験した人にしかわからない痛みがあって、その痛みに簡単に寄り添えるわけがないけど寄り添いたい、でも本当にその痛みを理解するのは難しいのだろうな、だから経験者同士の輪というのも大切なんだろう。
    また震災についての話も同様でこれも経験した人とそうでない人では理解の仕方が全く違うだろうし、その痛みを乗り越える、抱える、忘れる、向き合う、人それぞれなんだと思った。自分がその立場にいたら向

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    2025年09月23日
  • 藍色時刻の君たちは

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    ヤングケアラーの毎日が、ここまで辛く大変なものだとは、全く想像も及ばなかった。父親が、自分の子供に親の介護を押しつけるなんてあり得ない!本人がSOSを発するのは難しいように思ったので、気が付いた周りに居る大人が、少しずつでも支援の手を差し伸べることができると良いが。

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    2025年07月07日
  • 臨床のスピカ

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    どんなに医療が発達しても、カウンセリングが行われたとしても、治療に心が向かなかったり辛くてどうしようもない時がある。そんな時スピカで救われる人達がいる。ファシリティドックには前からとても興味があった。ぜひ興味がある人は読んでもらいたい。

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    2025年06月29日
  • 夜更けのおつまみ

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    久々にアンソロジーを読んだ。お酒が好きな人も下戸の人にもおすすめ。居酒屋のおつまみや家飲みのおつまみが好きなので参考になるメニューがあった。自分で作るだけでなく、コンビニのおすすめおつまみなどで書いてる人もいて、それも面白かった。

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    2025年06月21日
  • 臨床のスピカ

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    病院で働くスピカ。凄いなぁ。そして愛されるために産まれてきたというのが良かった。
    もっともっと広がってほしいなぁ。

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    2025年06月19日
  • 臨床のスピカ

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    初めて知った、AAAやAATという言葉。
    AAAに近いアニマルセラピーという言葉は聞いたことがあっても、より医療行為に近いAATという言葉を理解した。
    医療行為に犬を介在させることで、治療に役立てるということ。
    犬が居ることですごい改善が。。。ということまではいかなくても、そっと一歩踏み出せたり、少しだけ気持ちが前向きになったり。
    スピカの存在は大きかったなと思った。
    ハンドラーの凪川さんも、スピカに力をもらっていて自分の大きな心の影の部分が少しでも小さくなってくれて良かった。

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    2025年06月12日
  • 藍色時刻の君たちは

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    ヤングケアラー×震災がテーマ。それでいて重くなりすぎない空気を纏ってるのはすごい。過去の自分と同じ立場の若い子に手を差し伸べてあげられる人になりたいね。宮城に来る前に読めて良かった! 明日は石巻に行く。

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    2025年05月07日
  • 臨床のスピカ

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    前川ほまれさんは現役の看護師さんなんだそうで、こちらは動物介在療法のお話です。

    動物介在療法と聞くと、真っ先に「アニマルセラピー」が思い浮かびますよね。アニマルセラピーは日本語の造語で、老人ホームや病院などへ訪問し、動物との触れ合いを通して癒しを提供したり、生活の質の向上を目的とする『動物介在活動』(AAA/Animal Assisted Activity)と、医療従事者の主導により、患者の治療計画の中に動物を介在させ、治療目標達成のための補助療法である『動物介在療法』(AAT/Animal Assisted Therapy)の2種類に分類されるそうです。

    この動物介在療法に従事する犬のこ

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    2025年03月22日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

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    最初は、主人公の高圧的な態度が、なんだかとてもキツく感じられました。でも話が進むに連れて、色々な真実が明らかになり、鎧を脱ぐように柔らかく自然になっていく姿に、惹きつけられました。

    冷酷な現実だけど、優しさを感じる、そんな話でした。

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    2025年03月12日
  • 臨床のスピカ

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    動物介在療法に携わるDI犬のスピカと、そのハンドラーの凪川遥が、横紋筋肉腫を患った5歳児、強迫性障害を抱える中学生、産後うつの患者や家族たちと向き合う。 それは、凪川自身の内面にも変化を起こし、やがて大きな決断をすることに。 動物介在療法を知るきっかけとなった同期との出会いとその後、育児放棄をした母とのこれから。


    毎日ワンコに癒されているわたし
    犬や猫、動物達に癒やしを求めている人は多いと思います。
    作品に登場する患者さんの多くは精神的に病んだ人で治療への意欲がない状態です。
    目を見て撫でて抱きしめて…
    次に会う日(治療日)を楽しみにする。

    病院のスタッフとなって働く犬がいるなんて知らな

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    2025年02月27日
  • 藍色時刻の君たちは

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    ネタバレ

    高校2年生の青春ものだったらどんなに良かっただろう。ヤングケアラーとして家族を支える3人それぞれの終わりの見えない日々と友情、偶然知り合った優しい女性の励ましと支え、そして何もかも飲み込んだ震災。前半の重いテーマに胸ふさがりながら後半へ。11年後を描いた生き残った人の苦しみを読みながら、最後に明るい兆しが見えて良かった。

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    2025年01月09日
  • 臨床のスピカ

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    スピカには患者もハンドラーさえもが癒され、力をもらえ前に進めていく。
    闘病という厳しい現実がとても胸に重く響いた作品だった。
    コロナ禍も描かれていてあらためて医療従事者がどれだけ疲弊したか思い知らされた。感謝しかない。

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    2025年01月08日
  • 藍色時刻の君たちは

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    暗くて地味で救いのなさそうな展開もジワジワと引き込まれていく筆力は経験者だからなのかと。被災者一人ひとり、考え方、乗り越え方は異なり、経験してない私達はただただ寄り添ってあげることが大事なのかなと考えさせられた。

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    2024年12月29日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    こんぺいとうの角って、24個あるんだなーと今さらですが知りました。

    知っている作家たちが描いて紡いでいくストーリー、私はとてもほんわかして好きでした。

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    2024年12月25日
  • 臨床のスピカ

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    医療機関等での動物介在活動をする犬と、その責任者であるハンドラーの物語。
    アニマルセラピーに似たものではあるが、相手が入院患者等、特に要配慮の必要性が強い場合が多いため、そもそもの適正と専門的な訓練が必要となる存在です。
    本著は勿論、架空の物語でしょうが、実際にこのような活動により救われる方は多数いらっしゃるのだろうなぁと感じました。
    一歩目がなかなか踏み出せない、そういった方に踏み出す勇気ときっかけをくれる存在。
    心が温かくなる物語でした。

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    2024年12月22日
  • 臨床のスピカ

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    病院で働くDI犬スピカとハンドラーであり看護士遥が動物介在療法を通して患者さんと向き合っていく。
    この本を読んで動物介在療法を知りました。
    知らずに病棟内に犬がいるのを見てしまうとやっぱり戸惑うと思う。
    もっと広まって、取り入れる病院が増えてくれたらいいな。

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    2024年12月07日
  • 臨床のスピカ

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    凪川遥とDI犬のスピカを主人公とした物語。遥が看護師として働き始めた過去とDI犬と働く現在を行ったり来たりするけれど、きちんと2022年夏、とか書かれるのでわかりやすく読めた。
    何よりスピカが可愛い。いや、スピカを見ているわけではないけど私まで癒された。入院中なら、なおのこと、スピカの存在が患者さんの癒しや力になるんだろうなと感じた。スピカの存在で辛い治療に臨むことができて退院した人もいれば、そうでない人もいる。決して幸せな結末だけではないところが逆にリアルだった。こういう本をきっかけに、もっとDI犬が広まるといいなと思う。

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    2024年12月06日
  • 臨床のスピカ

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    DI犬のスピカとハンドラーの凪川さんが 色んな患者さんに関わっていく、また凪川さん自身も色んな出来事があり 人として成長していく、その過程が心が温まったり時に冷めたりする。その感覚が面白くて良かった。わんちゃんが恋しくなって その温かさに触れたくなる物語だった。

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    2024年11月22日