前川ほまれのレビュー一覧
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死んだら終わり…か…
そういう考え方を否定するつもりもないし、ある意味そうかもしれん。
でもなぁ…それも寂しい気もする。
確かに死んでしまったら、それまでかもしれんけど、今まで、何とか生きた!って誰かには分かって欲しいと思ってしまう。
まぁ、自分が死んでしまったら、分かるも何もないかもしれんけど。
特殊清掃ってのは知ってたけど、凄い現場!
死に方も色々やけど、特殊清掃に依頼されるんやから、病院とかやなく、家とかで、看取られる事なく、亡くなった方の跡を消す。
孤独死とか、自殺とかやけど、何か、居た堪れんな。
こんな壮絶な死と向かい合ってこなす仕事ってハード。多分、私にはできんかもしれん。興味 -
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「人を依存症にするのは、快楽じゃないよ。
心身の痛みや、それぞれが感じている生きづらさが原因で依存症になっていくの」
アルコール依存症の母親をもつ柳岡千明は、退院後の母親が入所する施設「セゾン・サンカンシオン」へ見学に行く。そこは、様々な依存症に苦しむ女性たちが共同生活を行いながら、回復に向けて歩んでいくための場所だった。迷惑を掛けられてきた母親に嫌悪感を抱く千明だが、施設で同じくアルコール依存症を患っているパピコとの出会いから、母親との関係を見つめなおしていく――。
☆最高!最高!最高!☆読み終えた後、興奮してなかなか寝つけなかった。目を瞑るとシーンが瞼の裏に浮かんできて、自分のココロがグ -
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罪人に医療を提供することは是が非か。
その葛藤の狭間で揺れ続けながらも、医師という職業柄、受刑者に対しても治療を続ける主人公。彼が抱え続ける過去の傷が、受刑者である患者との関わり合いの中で鮮明になる過程、そしてその想いが少しずつ変化していく様子が読んでいてじっくりと心に沁み渡ってくる。
罪を犯し、他人を傷つけた者は、本当に医療を受ける価値のない、死すべき存在なのだろうか。被害者側の立場に寄り添えば言語道断だろうが、その間違いを犯した人間が更生する場を与えないことは、あまりに非情ではないだろうか。
どちらの考え方も誤ってはいないと思うし、だからこそ答えは見えてこない。それでも今、目の前に苦しむ患 -
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このサイトで著者を見ると勘違いする人もいると思うが、これは、おつまみについていろんな作家さんが書いたアンソロジーである。
どれも私にぴったりで、最後まで楽しく読めたし、つまみの参考にもなった。
あまり手の込んだものつまみは出てこず、なかにはコンビニつまみランキングなるものもあり、かなり参考になった。また、各作家さんの酒との距離感、そして、つまみのポジションが明確で、スッキリ読める。
人それぞれ、酒とつまみの位置付けは様々だが、押し付けがましくなく、自分の日常を赤裸々(?)に語っているのが最高。
さらに、一編ずつが短いのもポイント。
ネックは、つまみを食べたくなり、酒を飲みたくなることだけです〰 -
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この本で初めて知ったSOGI(ソジ)という言葉。
性的指向と性自認を指す言葉なのだそう。
今はLGBTQも認知され始めて、あからさまな差別も減ってきている気がするけど、まだまだ悪意のない差別や偏見は多く、当事者が精神疾患になることも多い。
この病院の支援医海野先生は、腫れ物に触るようになったりしがちなところ、セクシャルマイノリティであるとか精神疾患であるとかを取っ払って、人として接している。さらりと自然な対応が素晴らしいなと思った。
私自身、カミングアウトされたり…ということは今のところないのだけど、「在る」がままを受け止められる人でありたいなぁ。
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ネタバレ精神科病棟のシーンの端々を少し感じさせてもらいながら、セクシャリティに関連したストレスを抱える人を対象とする診療のあり方を考えることができた。
また、セクシャリティだけでなく、この本では多くの社会的養護や親権、身近な人の死といった話題を取り扱っている。自身のセクシャリティを問うということは、深々と自分とはなにかとルーツをたどる作業になる。
アセクシャルでありながら暴力的に妊娠し出産した子を手放した女性にまつわる章がある。女性はその後、自分を責め、生きる資格がないと自傷行為をしている。海野先生は、「生まれた命を第一に考えた末に、手放せた勇気を褒めて良いんだよ」と腕に刻まれた言葉の傷痕に語り掛け -
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ヤングケアラー、東日本大震災、様々な重いテーマを内包した小説。作者は宮城県出身の看護師であるということで伝わってくる切迫感やリアリティが強い。
ヤングケアラーについては最近ちょっと話題になったし、物語を読んでいても感じたけど、これほど辛いことがあろうかという気持ち。
自分の現在、未来を犠牲にして家族の面倒を見ないといけない。逃げたくとも家族への情と責任があるから逃げることを自分自身が許せない。そうして疲れて追い詰められて‥。家族といえど、子供に背負わせるには大き過ぎる犠牲です。「いつかちゃんと、手を離しなさいね」という言葉の重みを感じました。
この本を読むことで考え方が変わった部分が確かに -
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ネタバレ特殊清掃を通して成長していく主人公の物語
主人公はおバカで上面の優しさを本質と捉えてフラフラと生きている青年。わたしのとても苦手なタイプの人間
彼が、3ヶ月の子供を亡くした清掃会社の笹川さんと仕事を通して、死とは何か、死後何が残るのか、を学び成長してゆく。そして3ヶ月の娘を失った笹川さんの心と向き合っていく。
私は実際に主人公のような人がいたらとても苦手だ。自分の物差しで心に踏み入ってくる、そして自分の正義を振りかざしてこうあるべきというものを押し付けてくるような感覚
そこが終始売れ入れ難かった。成長はしているけれど、現実はそんな言葉を受け入れることなんてできないのではないか。
私は笹川さん