前川ほまれのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小さめフォントと1ページに上下段構成で、なかなかの文字数です。
が、最後には泣いてしまってページを捲れません。あとがきにまで泣いてしまいました。
第一部は、ヤングケアラーからの東日本大震災とかなり重たく苦しい内容です。
家族なんだから、家族の面倒をみるのは当たり前。そんな環境で高校2年生の小羽、航平、凛子の3人は学校から帰ってきた後の時間を介護と家事に費やします。
藍色時刻。なるほど。
そして、被災。
第二部は被災から11年後。看護師になった小羽。震災後、連絡をとっていなかった航平、凛子との再会から当時に向き合うまで。
3人にとっての、青葉の存在の大きさ。
あとがきの最後には、心からの同 -
Posted by ブクログ
死んだら終わり…か…
そういう考え方を否定するつもりもないし、ある意味そうかもしれん。
でもなぁ…それも寂しい気もする。
確かに死んでしまったら、それまでかもしれんけど、今まで、何とか生きた!って誰かには分かって欲しいと思ってしまう。
まぁ、自分が死んでしまったら、分かるも何もないかもしれんけど。
特殊清掃ってのは知ってたけど、凄い現場!
死に方も色々やけど、特殊清掃に依頼されるんやから、病院とかやなく、家とかで、看取られる事なく、亡くなった方の跡を消す。
孤独死とか、自殺とかやけど、何か、居た堪れんな。
こんな壮絶な死と向かい合ってこなす仕事ってハード。多分、私にはできんかもしれん。興味 -
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Posted by ブクログ
「人を依存症にするのは、快楽じゃないよ。
心身の痛みや、それぞれが感じている生きづらさが原因で依存症になっていくの」
アルコール依存症の母親をもつ柳岡千明は、退院後の母親が入所する施設「セゾン・サンカンシオン」へ見学に行く。そこは、様々な依存症に苦しむ女性たちが共同生活を行いながら、回復に向けて歩んでいくための場所だった。迷惑を掛けられてきた母親に嫌悪感を抱く千明だが、施設で同じくアルコール依存症を患っているパピコとの出会いから、母親との関係を見つめなおしていく――。
☆最高!最高!最高!☆読み終えた後、興奮してなかなか寝つけなかった。目を瞑るとシーンが瞼の裏に浮かんできて、自分のココロがグ -
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罪人に医療を提供することは是が非か。
その葛藤の狭間で揺れ続けながらも、医師という職業柄、受刑者に対しても治療を続ける主人公。彼が抱え続ける過去の傷が、受刑者である患者との関わり合いの中で鮮明になる過程、そしてその想いが少しずつ変化していく様子が読んでいてじっくりと心に沁み渡ってくる。
罪を犯し、他人を傷つけた者は、本当に医療を受ける価値のない、死すべき存在なのだろうか。被害者側の立場に寄り添えば言語道断だろうが、その間違いを犯した人間が更生する場を与えないことは、あまりに非情ではないだろうか。
どちらの考え方も誤ってはいないと思うし、だからこそ答えは見えてこない。それでも今、目の前に苦しむ患 -
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このサイトで著者を見ると勘違いする人もいると思うが、これは、おつまみについていろんな作家さんが書いたアンソロジーである。
どれも私にぴったりで、最後まで楽しく読めたし、つまみの参考にもなった。
あまり手の込んだものつまみは出てこず、なかにはコンビニつまみランキングなるものもあり、かなり参考になった。また、各作家さんの酒との距離感、そして、つまみのポジションが明確で、スッキリ読める。
人それぞれ、酒とつまみの位置付けは様々だが、押し付けがましくなく、自分の日常を赤裸々(?)に語っているのが最高。
さらに、一編ずつが短いのもポイント。
ネックは、つまみを食べたくなり、酒を飲みたくなることだけです〰 -
Posted by ブクログ
精神科病院の第7病棟は、性の在り方に関する不調をケアする「SOGI支援医」である海野が病棟医長を務めている。
海野を中心に、様々な医療関係者と患者の在り方を描いた連作短編集。
LGBTQについて多少は知っている気でいたけれど、本作を読んでまだまだ知らないことばかりであると気づかされた。
そもそも、自分は「SOGI」という言葉すら知らなかった。
調べてみたところ、LGBTQは性的マイノリティの当事者を指す言葉であるのに対して、SOGIとは性的指向・性自認の総称で、異性愛の人なども含めた、すべての人が持っている属性の言葉であるそうだ。
すべての人が持っている属性という括りの中で、人によってそれぞ -
ネタバレ 購入済み
未来の有る話が良いな。「うさぎや」の真悟くんのように、未来に向かって、進んで行きたいと、思えるような。こんぺいとう商店街も、若い人達が、増えて来たみたいだし。