前川ほまれのレビュー一覧

  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    この商店街の魅力というか、根底に流れる想いみたいなもののが自分の好みなのか、「合わないなぁ」と感じるものがなくどれも平均点以上のおもしろさ。
    安定・安心・粒揃い なアンソロジー。
    いろいろ増えてきて忘れてる話もあるので、第1集から読み直してみたくなりました。

    どうでもいいことだけど、巻末の〈初出〉の日付、本当?

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    2021年01月24日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

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    正直、前半は読み進めるのに時間がかかりました。
    工藤の顕にする真っ直ぐすぎる嫌悪感のような感情がしんどいなぁっていう印象で。

    でもそれぞれの先生が抱える背景や、そこからうまれている診療スタイル、また、工藤自身の抱える過去、そういうものが見えてきてからは、気づけば止まらなくなってしまい、一気に読み終えていました。

    医療刑務所という、極限の選択をしてきた人たちだからこそ、見えにくいけれど、根本に抱えるものを見つけてあげる、それぞれの従事者のそれぞれの経験からの考え方や視点が散りばめられていて、とてもおもしろかったです。


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    2020年09月14日
  • 跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング

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    その人が死に至るまでの歴史、人が亡くなってデッドモーニングに依頼して跡を消していく現在。跡が消えた未来を丁寧に伝えてくださっていた1冊。特殊清掃という仕事は変な言い方だけど興味があって、今回読ませてもらった。生きていた人が死ぬこと、残された人たちのこれからの人生。様々な視点から描かれていて本当にいろんなことを考えさせてもらった。

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    2020年09月04日
  • 跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング

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    死を見ることは生きるを見ること
    誰1人同じ生き方が出来ないのと同じように
    死に方だって違う。

    跡を消す、なんか寂しいと思ったけど
    精一杯人が生きた証と向き合うことだとも感じられた。

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    2020年08月31日
  • 夜更けのおつまみ

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    ブレイディみかこさんのイカのお話めっちゃわかる…透明じゃないとイカの刺身じゃない。
    下戸なのですがおつまみは好きなので楽しく読みました。
    簡単なレシピもちょいちょい書かれているのもいいです。森まゆみさんのと水生大海さんの…やってみよう。
    なとりの一度は食べていただきたいシリーズはほんと美味しいです。
    茜やさんは行ってみたいなぁ。。
    お酒呑める方が楽しそうだとつくづく思いました。

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    2020年08月23日
  • 夜更けのおつまみ

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    知ってる作家、知らない作家が目に浮かぶようなおつまみレシピを紹介。
    ほぼ5ページにその時の情景と共に出されるおつまみは、ささっと作られたもの、買ってきたものと様々。呑める人も呑めない人も共通してるのは「おつまみが好き」。
    たまらず途中からビールを開けました。
    さて、おつまみ何にしよう?

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    2020年06月01日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

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    「サスペンスドラマや映画じゃ、犯人が逮捕されて終わりだ。それから彼らがどんな風に生きていくかなんて描かれていない。」ましてや、病気になった受刑者がどのような処遇を受けるかなんて情報が入ってくることもない。
    主人公、精神科医の工藤守は医局人事により半年間の期限付で夜来医療刑務所に派遣される。そこで、幼なじみの滝沢真也と再会する事で物語は回り始める。滝沢は殺人罪で服役していたが自殺企図を繰り返し医療刑務所に収監されていた。

    物語の興味は、医療刑務所に収監されている受刑者のプロフィールや医療刑務所が抱えるジレンマ。多大な公費=税金を使って受刑者に医療を提供する事の是非であるが、そんなテーマを背景に

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    2019年10月07日
  • セゾン・サンカンシオン

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    様々な依存症から立ち直るための女性達が暮らす「セゾン・サンカンシオン」。
    ここの生活指導員の女性の半生を絡めながら、ここに暮らす依存症の女性達が描かれていく。
    アルコール、万引き、覚せい剤、普通に生活していたら依存症に陥らないだろうと思っていたが、深い穴は誰の目の前にも大きく口を空けているように感じた。
    家族が迷惑をかけられた、と言うけれど、実は家族の行動が引き金だったりする。
    お酒に逃げ込まなくてはヤッてられない毎日があるのだろう。
    読んでいるだけで苦しくなった。
    依存症の人はまた元の生活に戻りたいわけではない、努力している。でもちょっとした揺らぎが過去に引き戻してしまうことも。
    依存症の底

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    2026年06月29日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    ネタバレ

    シリーズ4作目。
    明日町こんぺいとう商店街、という架空の町を共通の舞台にしたアンソロジー小説の4作目。
    うーん、1番最後の山本幸久さん作の「うさぎや」にはシリーズ1〜3の作品も含めて他の作品のキャラクターがたくさん出てくるけども、どうにもキャラクターの解釈違い感があって、だいぶガッカリ。このシリーズの他の作品にも他の作者さんと物語のキャラクターが出てくることはあったけど、こんなガッツリは出てこなかったから余計かも…シリーズ3作目に出てきた銭湯の孫息子の三助くんのキャラクターが特に解釈違いでガッカリしてしまいました それ以外は他のシリーズ同様ほっこりしたりほろりとしたり素敵な作品でした

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    2026年03月28日
  • 在る。 SOGI支援医のカルテ【電子版特典付き】

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    精神科単科病院の、その片隅で。
    季節を彩る多くの木々や花々が植えられた小径(こみち)を通ってたどり着くのは、離れ小島のような第七病棟。

    現実から隔離されたようなその空間は、
    人生の迷い道にいる人々に
    ちょっとだけ、ほっと一息をもたらす。
    そんな、見守られる安心感を抱かせるお話だった。


    ストーリーからはSOGI 支援医と、支援に関わる人々を通して、
    セクシャルマイノリティと呼ばれる人たちの生きづらさの片鱗がありありと見えてくる。
    差別や偏見はもちろんのこと、
    法律も障害となって、いろんな場面で大きく立ち塞がっていることを知った。
    「フツウに」生活することがこんなに保証されていないのか、一

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    2026年03月22日
  • 在る。 SOGI支援医のカルテ【電子版特典付き】

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    富士見ウエスト病院勤務のSOGI支援医の海野女医の患者と向き合う姿を描く。過去の「性同一性障害」は「性別不合」に変わり、LGBT+ が性的マイノリティを指すのに対し、SOGIは異性愛者やシスジェンダーを含め、誰もが持っている属性を指す包括的な言葉として近年重視されているようだ。
    SO(Sexual Orientation=性的指向): 誰を好きになるか(恋愛・性的対象)。
    GI(Gender Identity=性自認): 自分の性別をどう認識しているか(心の性)
    との事でなるほどと思う。

    多種のSOGI患者に接する内容だが、患者は皆んな同時に精神疾患を患っており、やはり色々と生き難い世界の中

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    2026年03月09日
  • 在る。 SOGI支援医のカルテ【電子版特典付き】

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    これな

    P251
    どうしてセクシュアルマイノリティだけが、より強く自らの性について語ることを求められたり、詮索されたりすることが多いのだろう。性は当然、パーソナルな部分だ。本人が希望しない限り、話すことを強要するべきではない。たとえマイノリティだとしても、第三者が勝手に触れて良い理由には成り得ない。

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    2026年02月19日
  • 臨床のスピカ

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    この小説では、病院に入院している患者のそばに行き、癒しやこころのケアをメインとするAAA(動物介在活動)と、治療計画に沿って介在し、治療を保管する役目になるAAT(動物介在療法)を実施するスピカというDI犬(DIは犬の介在という意味)が、一服の清涼剤のような役目を果たしていました。

    著者が看護師でもあるので、病気に関する症状などの記述は細かくてわかりやすかったです。横紋筋肉腫、強迫性障害、産後うつ、若年性パーキンソン病など······。

    入院患者のことと看護師の二人のことが、交互に書かれていて、そこにスピカがちょこんといる感じでした。

    どちらかというと、スピカよりもそれぞれの病気と闘う人

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    2026年02月01日
  • 在る。 SOGI支援医のカルテ【電子版特典付き】

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    SOGI支援外来を担当している精神科医(=SOGI支援医)とその患者や家族、同じ職場で働く職員とのやりとりが書かれた一冊。

    SOGIと言う言葉には、性的指向(好きになる性: Sexual Orientation)と、性自認(心の性: Gender Identity)それぞれの頭文字を取った、「人の属性を表す略称」ということ。
    認知が広がってきたLGBTQという言葉が少数派を指すのに対し、SOGIは異性愛の人なども含めすべての人が持っている属性を指す言葉ということを、この本を読んで初めて知りました。

    特に印象深かったのは「反転文字の向こうで」と「種の行方」。
    死別したパートナーの連れ子との関

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    2026年01月22日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

    購入済み

    こんぺいとう商店街シリーズ第4弾。いろんな作家さんたちがそれぞれのお店を描くこのシリーズ。いろんな作家さん達によるアンソロジー本。

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    2026年01月17日
  • 在る。 SOGI支援医のカルテ【電子版特典付き】

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    精神科が舞台で患者さんとの関わりを物語にして
    短編で読みやすいです!
    性別についての考えは人それぞれあるんだと勉強になりました

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    2026年01月07日
  • 臨床のスピカ

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    この本のことを『読めて良かった』と
    書いている人が数人いたので手に取ってみました。

    DI犬とかAATとか全然知らない世界でした。
    まだまだ一般に浸透していないことなのでしょう。

    内容的には関わっている看護師たちの生い立ちや
    重い病気にかかっている患者さんの話しなど
    盛りだくさんです。
    どれも辛いことばかりなのですが…
    私も『読めて良かった』と思っています。

    DI犬のことが日本にも浸透していくといいな…と、
    思います。

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    2025年12月21日
  • セゾン・サンカンシオン

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    世に多数ある依存症について患者本人と家族の様子を語った連作短編でした。厳しい日々が語られる中で、それらは病気であり、誰もが患者になり得て、もしそうなったとしても適切に治療を行える、そういった趣旨の物語りだったのかと思います。私としてはストーリーの上がり下がりがないようにも感じてしまったところがありましたが、そこがノンフィクション的なリアルさも感じさせて面白かったです。星3つといたしました。

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    2025年12月01日
  • 臨床のスピカ

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    好きな作家さんだが読み終えるのに時間がかかり
    登場人物もだれがだれなのか混乱してしまった。
    いいお話なのに頭に入ってこない。

    購入した本なので再読したい。

    読むタイミングで夢中になれるか
    頭の中に入ってこないか別れてしまう。
    そんな本だったかな。

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    2025年12月13日
  • シークレット・ペイン 夜去医療刑務所・南病舎

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    医療刑務所の話題にはなかなか触れることができないので、知らない世界に触れることができて勉強になった感じがしました。

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    2025年11月29日