藤原辰史のレビュー一覧
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■感想
この作品も、目の前にあるものに対して、多くの人が関わっている、それは、今生きている人だけではなく、多くの歴史も、関わっているということを伝える作品でした。
食べる行為に対して、より広いイメージを持っていると、より幸せになれるだろうな〜と感じました。
そうですね、「いただきます」を、しっか...続きを読むPosted by ブクログ -
ボッシュ・ハーバー法によって空気からアンモニアを作成し化学肥料が進展し、それが毒ガスに転用された。トラクターのキャタピラーは、塹壕への攻撃に転用された。
自分にはなかった視点で刺激的だった。Posted by ブクログ -
民主主義について考えさせられました。
国が「民」を選ぶ -個人が選んでいるように思うけれど、社会が学校が国が個人、民を選んでいる
黒田喜夫『死にいたる飢餓』
農本主義 -農の営みは国の基礎であるというイデオロギー
誰もが食べられるという当たり前を基盤とする世界はいまだ実現していないPosted by ブクログ -
福岡さんの 動的平衡関係、生物と無生物のあいだ
に入り込んで、このほんをコロナという切り口から購入! ナウシカのアニメ映画化でも今を写すなあと感動してたのに、アニメの方が更に問題提起が重たかったとは! 買おうかとも思いましたが、この時期にもっと心が重くなるのではと躊躇。
鼎談の内容が高度でなかなかつ...続きを読むPosted by ブクログ -
忖度か、同調圧力か、権力の逸脱か。最近、表現の自由が失われつつある風潮がある。26人の研究者、作家、芸術家、ジャーナリストが自由について考察し、声をあげる。Posted by ブクログ
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まず著者群の面子を見て、少なくとも既知の名前において、それぞれの発信することばを追いかけている人が多いことを確認。演繹的に、その他の著者についても、かけ離れた立場にはないであろうと判断。あわよくば、今後の人生指針になり得る存在と出会えることも期待。前置き長いけど、そんな考えの下、発売前から気にかけて...続きを読むPosted by ブクログ
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26名による日本学術会議任命拒否問題に端を発した、自由への権力の介入に関しての論考集。息苦しさの正体にはさまざまな形での!自由を禁じようとする動きがあったことに改めて気がつく。
それぞれの立場で見た自由への介入は、幅広いものがあり、私たちの生活がじょじょに狭められてきていることが分かる。
誰かの問題...続きを読むPosted by ブクログ -
藤原先生と、小学生から高校生までの人たちの「食べること」にまつわる哲学的対話。
食べる、とはどこからどこまでを指すのか、考えたことがなかった。食べものを手に入れるところから口に入れるとこまでかなぁ。
人間はチューブ状の生き物で自然界と繋がっている、ってなるほど。Posted by ブクログ -
1人めの養老先生の「私の人生は「不要不急」なのか?」という問いでガツンと来る。数に限りがある人工呼吸器を若い患者、高齢の患者どちらに使うかで、現実にトロッコ問題が発生しているとは。「トライアル・アンド・エラー」ではなく「トライ・アンド・エラー」という表現は相変わらず気になる。伊藤隆敏さんのページにも...続きを読むPosted by ブクログ