久坂部羊のレビュー一覧

  • MR(上)

    Posted by ブクログ

    フィクションなので、ある程度大袈裟には書いていることは想像に難くないが、実状がこうだとしたら患者としてはたまったもんじゃない。ただ、株式会社である以上利益は上げなければで、利益と患者ファーストを天秤にかけるとなかなか難題だなと思う。下巻に向かっていく中で海外の話も出てきていたので、上巻よりスケールアップして面白くなっていることを期待する。

    0
    2026年06月27日
  • 命の横どり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    うーん。移植コーディネーターの真知が
    どーにも好きになれん
    一ノ瀬先生のいいなりやし
    最初から普通そんなこと言うか?と
    思うようなことを言ってる感じも
    なんか無神経に感じたし

    かといって、レシピエントの麗も
    これまた好きになれない
    え?そこで死のうとするか?と思ったし、
    ドナーに対しての態度も腹立つし

    ドナーの奥さんの千恵さんは
    しっかりしていて
    まともだけど、看護師やから
    ここまで冷静に対応できるんやろな

    ドナーのお母さん登志子さんは
    気の毒やけど、気持ちも分かるけど…
    もうちょっと脳死について勉強してみよか?
    と思ってしまった

    麗が友達に危ない目にあわされてる時に
    真知が1人できて

    0
    2026年06月27日
  • MR(下)

    Posted by ブクログ

    医療の知識がほぼなくても問題なくすらすら読める。
    半沢直樹の製薬会社版って感じ。
    登場人物も覚えやすい。
    テレビドラマを見ている気分になった。

    0
    2026年06月24日
  • 神の手(下)

    Posted by ブクログ

    同じ久坂部羊さんの医療系の小説としては「廃用身」の方がおそらくぐんぐん読み進められます。尊厳死(医療としての安楽死)の話なのでもちろんこちらも内容は重たい。

    上巻まではスピード感も数々の議題が提示されていく過程には引き込まれましたが、途中から闇の組織ともいえる政治の話が中心に。特に下巻では派閥争いや暗躍者は誰か、裏切り者は誰かのパートがほとんど。医療と政治は切っても切れないことなんでしょうけど…。

    0
    2026年06月22日
  • 廃用身

    Posted by ブクログ

    オーディブルで。廃用身とは、脳梗塞などで麻痺して回復の見込みが亡くなった四肢のこと。介護の邪魔になるそれを切り落とすことで、患者が明るくなった、認知症から回復した、という漆原医師の報告書が第一部。漆原医師の勤務する施設ではそれをAケアと呼び、もちろん、患者の意思が第一であるけれども、推奨している。しかしそれが出版されることはなかった。その理由が第二部、出版編集者の語りによって明かされる。羽を切り落とし、胴体だけにした蝶を喜んで見せてきたという、少年時代が語られることにより、一部で見せられていた、朗らかで、希望の光がさしていた介護の光景がひっくり返る。四肢を切断することで、確かに介護は楽になった

    0
    2026年06月12日
  • 神の手(下)

    Posted by ブクログ

    医療倫理や安楽死を扱う医師の葛藤とか、そういった話だと思ってたけど、社会保障とか医療政策とかそっち系の話でした。期待してた方向の話ではなかったなぁ。
    とはいえこの人の作品って、専門的な話がかなり多いのに本当に読みやすい。

    0
    2026年06月03日
  • 廃用身

    Posted by ブクログ

    介護の実情がリアルに表記されていて、医師の視点からはケアの必要性を、マスコミの視点からは異常性を伝える。読み終わった後、虚無感とともに、物語の終わりでは無く、リアルな場として始まりを感じ、より虚無感に襲われる。臨場感としてはものすごい作品。

    0
    2026年06月01日
  • 廃用身

    Posted by ブクログ

    映画をみてから読み始めました。
    肉付けになるかと思ったのですが、うまく削ぎ落とされていて観やすかったのだと実感。

    構えていたけれども読みやすかった。
    リアリティのある仕掛けもあってか、Aケアについても考えてしまう。
    漆原の情報が多すぎてしまったので、あの遺書の悲しさが映画ほど効いてこなかったかな。
    岩上にしても、です。
    慎くんのラストがね、
    すごーーーくイヤでたまらなかった。
    現実感が強くて苦しいのかもしれませんね。

    それにしてもこれ20年前の作品ってのは驚きですね

    0
    2026年06月01日
  • あなたの命綱

    Posted by ブクログ

    がんに関する最新の検査や治療に関する情報をふんだんに盛り込んだ医療小説。

    現役医師ならではの専門知識に圧倒されるが、欲望や苦悩を持つ人間模様を織り込みながら、ミステリアスな要素も加味し、読みやすい内容になっている。

    ノンフィクション作家・中道颯子はがんの新治療をテーマに「がん患者の命綱」というタイトルで新作を出そうと取材活動を開始する。

    彼女は、その過程で、がん患者が衰弱する原因である悪液質の元になるサイトカインに着目した医療ベンチャー企業「TML」と関わりを持つことになる。

    エリート外科医の経験もある「TML」のCEO・福沢倫也は、唾液からサイトカインを簡易に測定できるキットを開発、

    0
    2026年05月31日
  • テロリストの処方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    終わり方がとても良い。
    この本に「ミステリ」を期待して読んでいたので、予想を裏切るような仕掛けもなく、早い段階で言及された事をなぞるようなストーリーに、大変失礼ながら退屈すら感じながら終盤まで読み進めてしまった。
    ただ、最終章がとても好みで、まさかこの本で「倒したと思った敵の復活」という恐怖を味わえると思わなかった。

    0
    2026年04月27日
  • 命の横どり

    Posted by ブクログ

    読みながら色々考えた。
    自分なら臓器提供するしない?子どもの場合は?とか。
    結局何も答えを出せなかった…

    0
    2026年04月22日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

    Posted by ブクログ

    後味は果てしなく悪い物語たち。
    でも、おもしろかった。。。
    さすが、医師たち。。

    中でも、中山祐次郎さんの「泣くな研修医」シリーズは全部読んでいるせいか、いちばん展開が気になった。
    あの院長。。。。
    中山さんが書いたということは、世の中にはそんなこともあるのかもしれないが、嫌だな。。
    もし、万が一、自分が鈴だったら。。
    恐ろしいと思わざるを得ない。。

    0
    2026年04月12日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

    購入済み

    面白かった

    わるいのは私か。女性精神科医の深見に届いた怪文書とゆうより脅迫状。有名人は大変だ。脅迫状もそのあとも届きますが、内容が彼女のプライベートやトラウマまで知ってるようでした。身近な人物が犯人と感じた彼女は疑心暗鬼に落ちてしまう。犯人がわかったとき、タイトルの意味が分かりました。

    #ダーク #ドキドキハラハラ

    0
    2026年03月24日
  • 命の横どり

    Posted by ブクログ

    立場によって評価が分かれるかもしれない
    臓器移植について考えるきっかけにはなるかもしれない
    レシピエント側もドナー側も、納得できる事情は個々に異なるし、何とも言えないなぁ。

    0
    2026年03月13日
  • 生かさず、殺さず

    Posted by ブクログ

    元々 外科医だった三杉は、現在 認知症専門病棟の医師として働いている。
    外科医を辞めたのは過去に色々とあったからなのだが、そんな三杉に外科医時代の元同僚で、今は小説家となっている坂崎が現れる。
    坂崎は過去に小説が売れたことで、また何かしらのチャンスを狙っており、三杉に小説の協力を頼んでくる。
    しかし、坂崎は三杉の過去をネタにしようと、あれこれ脅しのようなことを仕掛けてくる。
    素直で純粋な三杉は困り果ててしまう。
    認知症患者を抱える日々も、色々と苦労が多い。
    本人への治療の理解が得られない、また家族との意志疎通や考え方の違いなどなど、問題は山積み。
    本当にそんな中で日々働いている医師や看護師の方

    0
    2026年03月11日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    医療現場のリアルな緊張感が伝わってくる作品が多かったです。短編なので読みごたえという点ではちょっと物足りなかったですが、読んだことのない作家さんが殆どだったので読み比べて楽しめました。

    0
    2026年02月22日
  • 生かさず、殺さず

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ガンや糖尿病を患い、かつ、意思決定能力や服薬管理能力などがない患者の治療に向き合う認知症専門病棟。
    凄絶で混乱を極める現場で働く主人公の医師に降りかかる危機をミステリー仕立てで描く医療小説。

    現役医師しか描けない専門的な世界と、ストーリー性に惹かれ、どんどん読み進めていけた。

    主人公・三杉洋一は都内の病院の認知症患者専用病棟の医長。元は外科医だったが、辛い経験を経て、WHOの熱帯医療研究所でハマダラ蚊の防虫対策の従事に転身、家庭の事情で帰国後、新設された現在のポストに就いた。

    治療を理解できない患者の医療行為や介護への抵抗、暴言、徘徊などが日常茶飯事の病棟で、三杉は、治療に関して様々な疑

    0
    2026年02月19日
  • 絵馬と脅迫状

    Posted by ブクログ

    う〜ん 久坂部先生の本が初めての方はこの本が最初じゃない方がいいかも

    独特の怖さがある久坂部ワールド

    0
    2026年02月18日
  • あなたの命綱

    Posted by ブクログ

    颯子の自己満足感のあまりの強さに呆れ、
    「他人が自分の選択肢を当事者に強く勧めることは適切ではない」とAIが言う事に説得力がある。
    愛美が辛い癌治療を回避してもそれは愛美の選択した事であり、颯子の異様な押し付けを快く思えない。
    医療系ノンフィクション作家という立場にありながら、客観的な視点が欠如した颯子のエゴを感じ、本人の希望を優先する榊医師の真っ当な発言に共感した。

    颯子の存在が雑音にしか読めなかったのに、彼女というキャラクターの意味が分からなかった。

    0
    2026年02月17日
  • 人はどう死ぬのか

    Posted by ブクログ

    葉隠に「武士道とは死ぬことと見つけたり」とあるように,死ぬことを考え実践することは生きることを考え実践することに通ず。自分や家族も生きているからにはいつか死ぬ当然のことを直視する。現状の死に方は病院にかかれば病院(医師)の義務としてあらゆる手段を使って「生きている状態」にしようとさせられる。それが苦痛をもたらすものでもである。心臓マッサージ,人工呼吸器,胃瘻,これらは体を傷つける。できれば,人間らしさを保ったまま,命を終えるのが望ましいと思う。いざというときには救急車を呼んでしまわないような準備が必要だ。

    0
    2026年02月07日