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Posted by ブクログ
「日本人は健康を大切にするあまり、健康の奴隷になっているのではありませんか」
「日本人は守銭奴ならぬ"守健奴"だというのか」
皮肉にもその通りだと思う
確かに早期発見 早期治療は病を克服する手段なのだが 病だと言われて治療するも加齢のせいとも思えてきて なんだかなぁ…とやるせなくなる
医者の地位向上のためには病気が必要
治すと収入が減る
その場しのぎの励ましと検査と投薬が金になる
病気のバラマキが必要だと?
外科医ならではの 患部は根こそぎ切り落とす大胆さにゾッとする
「無痛」の後の話なので間を空けずに読んだのだが
病が視診でわかる医者の対決も 刑務所上がりのイバラの悪用も 恋愛も 読み応えがあった(文庫版は608頁ある)
Posted by ブクログ
無痛の続編で完結編。現代のコロナウイルスを彷彿させるような内容であり、日本人の病気に対する過剰な防御意識に警鐘を鳴らすような内容だった。今回のように未知の疾患に対して抗おうとすればするほど沼に入ってしまい、病状を悪化させてしまうもいうのは著者の病に関する捉え方、自然治癒に任せて無駄な治療はしないという信念にも共通しており物語としてよく落とし込まれていると感心した。登場人物もユニークで癖の強いものが多く臨場感あふれる展開も楽しく読めた。雑な言い方かもしれないがちょっとした異変に過敏に反応する健康オタクよりも物事にあまり気を留めずに執着しない人が身も心も健康でいられるという教訓を学んだような気がする。
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