【感想・ネタバレ】第五番 無痛IIのレビュー

あらすじ

創陵(そうりょう)大学准教授の菅井は患者の黒い肉腫に唖然とした。エイズに酷似するウイルスが骨を溶かし数日で全身に転移、意識障害で死に至らしめる。あらゆる薬が効かず数カ月で日本中にこの「新型カポジ肉腫」が多発したが国は無策で人々は恐慌した。一方ウィーンで天才医師・為頼がWHOの関連組織から陰謀の勧誘を受ける。ベストセラー『無痛』の続編。

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前回すごくおもしろかったので期待!
今回は為頼先生やイバラ君よりカポジ肉腫という病気が怖すぎてトラウマレベル

新しい病気が出てきたときって恐怖なんだと思ってたけど、こういうお医者さんはちがった見方をするんだなと価値観のちがいを感じた

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2025年08月26日

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内容も結末もわかっていて、心の半分以上が次はほのぼのした作品を読みたいといってるのに、コロナの報道ばかりに疲弊した雨の夜、再読してしまった。実際、善人顔した悪魔が私たちの身近な生活を、日本を、世界を操っているのだろう。善かれと思う対策が悪しき結果を生むことも多々ある。今回は、守健奴(健康を守る奴隷)って造語が余韻に残る。

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2021年06月19日

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結局、何が伝えたいかと結論から書くと

執拗に医療を信用するな

ということかなと思いました。
コンビニ受診なんて言葉を初めて聞きましたが、カネのある健康オタクはどうしてもそうなりがちかもしれません。

そんなに信頼されても困りますよ。医者は神様じゃないんだから

そう訴えたいのが伝わってきました。

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2018年02月09日

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ドラマ無痛も見てますが、第五番、医療者の地位?を存続させるために、感染症を定期的に流行らせ、パンデミックにする、という発想。なんか、昨今の流れを見ていると、実際にありそうで怖すぎます。

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2015年11月06日

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あの『無痛』の続編。事実と創作とが見事に融合した医療ミステリー小説。

前作よりもスケール感があり、ストーリーも非常に面白い。勿論、続編ということで、前作同様、天才医師の為頼英介と先天性無痛症のイバラの二人が物語の中心人物となる。

エボラ出血熱、エイズ、変種型クロイツフェルト・ヤコブ病、SARSに次ぐ、日本を恐怖に落とし入れる『第五番』の奇病の発生…新型カポジ肉腫。そして、ベートーヴェンの『第五番』…この意味は…

物語の見所は、ウイーンの日本人会医療所で医師を務める為頼英介、刑務所から出所した先天性無痛症の青年イバラ、新型カポジ肉腫の治療にあたる菅井憲弘の三人を中心に展開し、次第に意外な形で三人が交錯していくところだ。

また、完全に創作だと思うのだが、WHOの裏の顔と日本医師会の愚行など、スキャンダラスな内容も描かれ、物語を前作よりも面白くしている。

文庫化にあたり大幅改稿。

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2015年09月19日

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再読!
本当にありそうな医療ミステリーで、毎回どきどきはらはらさせられます
カウンセラーの菜見子がちょっとずれてて、でもそのおかげで終盤がうまくまとまる1面もあり、登場人物のキャラが立ってておもしろいです

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2025年04月20日

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ネタバレ

シリーズ全二作おわり。
なんか全体的に為頼センセ運に頼り過ぎじゃね?と思いながらも飽きずには読めました。
昔Superfly主題歌でドラマ化してたかな?みたいな記憶で読む。先入観なくすために、読み終わってからキャストを見ましたが為頼センセと白神センセはまあイメージとあんま相違ないけど、他はだいぶん脚本脚色してたんかな?サトミ役が浜辺美波やったんやへぇ〜

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2024年08月29日

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ネタバレ

前作で不穏な終わり方をしていたからドキドキしながら読み始めたら、思ったほど重大な事になってなくてちょっと拍子抜けしてしまった

肉腫の状態や博物館の標本の様子、三岸の作品が、凄くグロテスクに想像できた

新しい人生を歩み始めたイバラとサトミを利用した白神に物凄く腹が立った

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2023年02月18日

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ネタバレ

これだけの厚さを、一回も飽きることなく読ませさせる力がすごい。
今回はすごい規模の恐ろしさが描かれていたけど、リアリティある文章に引き込まれて、そういう意味での“おかしさ”は感じず、最後まで読みきれた。けど、最後の終わり方がよくわからなかった…。
コロナが流行っている今読むから、また身近に感じられる部分も多々あって、おもしろく読めた。
イバラが想像以上に成長していて、なのに亡くなってしまったのは悲しかったな…。

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2022年04月17日

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医療小説っぽくて、医師会とかその内情が描かれていたし、病気に対しての医師の接し方の描画が細かくて面白かった。
タイトルの「第五番」は、疫病の5番目を意味し、ベートーヴェン第五番「運命」を掛けている。
前作「無痛」と多くのキャラが引き継がれるのでそちらを先に。
ただ前作は、立ち位置があまりはっきりしておらず、無痛症の少年を中心とする人間模様が主だった。

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2021年09月28日

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ネタバレ

無痛の続編。
無痛のラストがヒー!って感じだったからドキドキしながら読み始めたけど、続編は不穏な要素が至るところに散りばめられてて前作よりも目が離せなかった。
なんといっても新型カポジが怖すぎた~!
フィクションだということを忘れ、新型カポジに罹ったらどうしようってビクビクしてた笑
ウィルスって本当に怖い。。
そしてラストのイバラーーー!!!泣きました。。
悲しい結末ではあったけど、これ以上ない結末だと思う。
そして最後の最後の為頼先生に起こったことはどうゆうこと??
久坂部作品の読後感はいつもザワザワ笑

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2020年12月03日

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無痛の続編。
新型カポジ肉腫…治療法もなく、国も無策で広がって来た…
ほんまに、今今のコロナ禍とオーバーラップする。唯一の救いは、コロナの方が症状は軽い(日本を含めアジア諸国に限る?)
このウィルスは、実は、中国寄りの機関の…
作家の久坂部さんが医者という事もあり、カポジ肉腫の病状などがリアルで怖いΣ(-᷅_-᷄๑)
前作の登場人物たちは、それぞれの結末があり、少し寂しさが…

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2020年09月19日

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ネタバレ

*創陵大学准教授の菅井は患者の黒い肉腫に唖然とした。エイズに酷似するウイルスが骨を溶かし数日で全身に転移、意識障害で死に至らしめる。あらゆる薬が効かず数カ月で日本中にこの「新型カポジ肉腫」が多発したが国は無策で人々は恐慌した。一方ウィーンで天才医師・為頼がWHOの関連組織から陰謀の勧誘を受ける。ベストセラー『無痛』の続編*

前作「無痛」も素晴らしい作品でしたが、今作も同様に読み応えたっぷりの作品に仕上がっています。と言うのも、平面的なストーリー展開ではなく、二面からなる奥の深い物語だからです。新型の病気の蔓延も終息も全てが企みだとしたら?と言う専門家ならではの切り口と、実際にその病に侵された時の人間の醜悪さや絶望や滑稽さを巧みに描く筆力と。すっかり引き込まれてしまい、あっという間に一気読みです。が、前作を知らないと魅力も半減なので、続けて読むのがお勧めです。
とは言え、続けて読むと、為頼医師のキャラクターが少々変わった感じがするのは否めないのですが・・・。イバラは強かった。無痛なことに苦しんだだろうけど、最後はその無痛に救われたんだろうな。含みを残すラストも良かった。時間を置いて再読したい秀作。

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2019年12月04日

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皮膚に黒いカリフラワーのような肉腫が出来、全身に転移し意識障害で死に至る新型の病気と、ウィーンで別人のように生まれ変わったサトミと再会する為頼医師、心神喪失と判定され刑務所を出所するも再び利用されようとしている、画家の弟子となったイバラ。厚くて登場人物も多いけれど読み易く濃密でとても引き込まれた。

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2018年10月10日

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ネタバレ

【ネタバレあり】



無痛の続編。
謎の新型感染症とパンデミックの恐怖が描かれる。新型カポジ肉腫に感染した人がじわじわと肉腫に蝕まれていく様子には戦慄した。以来ほくろが大きくなってないか気になってしかたない。現在では滅多に命を落とすことはないような病気でも、その治療法が確立するまでにはたくさんの人の命が犠牲になってきたんだな、と改めて思った。医者の地位向上のためにWHOが自作自演のバイオテロみたいなことをしているというのは、本当にあったとしたら恐ろしすぎる話だ。
イバラは前作に引き続き、洗脳されて利用されて殺人の道具にされかかって…真面目に更生しようとしていたのに、どうしてそんな目に遭わなければいけなかったのだろうと、不憫で仕方なかった。

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2018年07月13日

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無痛II
前作にもましてのスピード感がたまらない。
時間を忘れたい時、集中することによってドーパミンを出したい時にオススメ( ̄▽ ̄)

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2016年02月24日

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ネタバレ

「無痛」の続編。この作者の作品好きかも。

「新型カポジ肉腫」に不気味さを感じながらも読む手が止まらない。ヨーグルト食べるの躊躇するなあ。。。それにしてもアイツがあんな形で戻ってきたのもびっくりだけど、こんなラスト。。なんだか物悲しかった。

医療従事者じゃないのに医療系の話が好きなんだけど、日本と海外の「医療」の考え方の違いが面白い。そっか。。人が健康になると病院はいらいないか。でもそれを逆手に取っているのか、健康でも検診を勧める今日の日本。病院が閑散としてるなんて日は来ないのでは。。

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2016年02月16日

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『無痛』の続編。
医師と患者の思いの違い。
医療の現実と裏側。
とにかく病気とか様々な医療に関して、複雑に感じるところがある。
私も何かで聞いたことがある。
「すごい薬が開発されると医師とか製薬会社が儲からなくなる」とか…
そんなことをふと思い出したなぁ。

2016.2.14

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2016年02月14日

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前作とはまた違う恐ろしさがありましたねぇ。今回は医師のモラルと人間性を問われる作品です。まったくのフィクションじゃないかも?と思ってしまうのは私だけでしょうか…(笑)前回のあの人があんな形で出てくるのと、最後の最後に読書を驚かせるしかけがしてある。前作同様、分厚いけどほどんど一気読み。読んでいる間は「イボができたらどうしよう」なんて思ってしまいましたね(笑)

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2015年11月21日

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「無痛」の続編にあたる作品。

ある日、原因不明の新型カポジ肉腫の恐怖が日本を襲う。
小さな斑点のようなものにはじまり、劇的に悪化して死に至る肉腫。
その病にかかるひとびとと治療法を探る医療人。
同じ頃、ウイーンで在日本人のための診療所で医師として働く為頼のもとに、白神と共に日本を離れた南サトミが現れる。

エボラ出血熱、エイズ、狂牛病、SARSといった日本でも話題になった疾患と、WHOを絡め、物語は進む。
医学の世界の光と闇。それも、利権争いや汚職といったものではない、もっと恐ろしく深い闇。
こんなことあるわけない。馬鹿らしい。
こう言って一笑に付すことの出来ない真実味がこの作者の文章にはあると思う。

本作でも疾患の進行の様や、殺人事件の描写において残酷とも言える程鮮明に描かれているため、苦手なひとはいることと思う。
その描写が余りに凄まじいため、読み手を引き込んでしまうとも思える。

前作に登場した為頼にはじまりサトミ、菜見子、イバラのその後も描かれている。
最後がやや残念だとも思えた。
残念というのはつまらない終わり方ということではなく、イバラにはそうではない形でのやり直しをさせて欲しかったということ。

前作と同じく長編ではあるが、大変読みやすい。
ページを繰る手が止まらないため、一気に読み進められる。興味深く面白い一冊だった。
今回は、菜見子の夫ほどの強烈なキャラクターはいないが、精神的に歪んだ人物は登場する。
久坂部さんの描く歪んだ人物は、嫌いじゃない。嫌いじゃないって、友達になりたいということではなく、歪みっぷりが気持ちいい。

この「無痛」、どうやらテレビドラマ化されるらしい。
確かにテレビ向きかもしれない。
社会問題を上手く絡めているため、ドラマでなら普段本を読まないかたへも問題提起にもなるかもしれない。そういった作り方をしてくれたらではあるが。
ちなみに今回のテーマは、健康に拘りすぎる日本人。
風邪であっても抗生物質を飲み、体にいいこと、健康、長寿といった言葉が大好き、病院大好き、薬が少ないと文句を言う、こんな日本人への警鐘を鳴らしている。

ドラマも興味がある。
好きな役者さん、出てるといいなあ。

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2015年09月29日

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すべての人が健康なら医者は要らなくなる。伝染性のひどい病気が発生すれば医療従事者の必要性は高まる。高い必要性を維持するにはどうするか‥‥う~ん 病気と医療 存在感はセットで発生するのか‥‥‥ なるべく医者にかからずにすませたいなぁ

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2015年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2015.8.5リクエスト
10ヶ月間待って仮受したけど、単行本『第五番』の改稿だった。『無痛』『第五番』と続いてる。読んだことあったけど、再読。

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2016年06月17日

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前作に続いてまさかの国際展開。
ウィーンを舞台にしている場面が多いが、ウィーン付きの自分としては嬉しいところ。
コロナ前に書かれた内容だと思うけど、なんかコロナを予見したかのような内容。本書ではヨーロッパから仕掛けられているが、コロナも中国に仕掛けられたのでは?と思うような暗示にかかってしまいます。
どんどん人が死ぬ(病気でも殺人でも)のがちょっといたたまれない部分ではある。

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2025年12月03日

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オーディブルにて。
1の方が面白かったかな。南サトミちゃんがあまりに不憫…!せっかく持ち前の賢さを活かして前途洋々だったのに。結末にはほっとした。

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2025年10月28日

Posted by ブクログ

 無痛の続編なのであるが、こちらの方が面白い。無痛はこれを書くために書いたのかもしれない。特にコロナ禍を経験したばかりなので、新しいウイルスの発生によるパンデミックという話にはリアリティを感じることができる。医学は患者のためと言いながらも金儲けのために、さまざまな病気を作り出しているという現実が薄寒い。少なくないお医者様は、病気を治すことよりも儲けることを優先して、自分では飲まない薬の投薬をしたり、自分では受けない治療行為をしてるのだろうなと思いました。

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2025年08月29日

Posted by ブクログ

新型カポジ肉腫…
恐ろしい…
新しい病気が見つかり、その脅威がまだ未知数の時の恐怖感は、コロナの時を思い出させた。

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2024年06月18日

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ネタバレ

無痛の続篇長編小説。

無痛が最後 犯人イバラの逃亡で終わったので、その直後から始まると思いきや数年経ったところからだったので ちょっとビックリ。
逃亡した直後の様子はなしで 刑を終えて出所していたので それもビックリ。

今回は新型ウイルスがメインテーマだが、登場人物は無痛のままで、新たに数名が加わる感じ。
医療の意味を深堀することがテーマにもなっており、犯罪小説しての部分は二の次の様に感じた。

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2023年08月14日

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ネタバレ

主人公が空気だったなあ。
医学界に潜む陰謀と疫病の発生と、それを巡る人々の話は良かったが、わざわざ『無痛』の2巻にする必然性は無かった感じです。

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2017年05月28日

Posted by ブクログ

死に至る新型ウィルスが日本で発生する。
同時期、遠く離れた外国で医師たちが連続して殺害されるという事件が発生。
為頼はかつて日本で起きた一家四人惨殺事件で知り合った少女と再会を果たし、彼女の治療に手を貸すことになる。
医学界の暗部とも思える謀略と、それらの事柄がひとつに繋がったときに見えてくるものは為頼にとっては到底受け入れられるものではなかった。
前作を上回る壮大なスケール・・・と言ってしまえればいいのだろうが。
大風呂敷を広げすぎて、結果的にきちんと終われていない物語のように感じてしまった。
為頼のキャラクターも変わってしまっている。
確かに登場人物の一部は前作と繋がっているけれど、主人公である為頼への違和感は最後まで拭いきれなかった。
とは言っても、終盤まではどんなふうに物語を終わらせてくれるのだろうという期待で楽しみながら読むことができた。
だからこそ余計に、登場人物たちが迎えた結末がとても残念に思えた。

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2017年03月29日

Posted by ブクログ

前作の無痛より、こちらの作品の方が読みやすい。
ストーリーの面白さに欠けたが、日本の医療や日本人の医療に対する考え方について、作者の思いが強く感じる。恥ずかしながら、人間ドックが日本人独特の考えから成り立っており、欧米には存在しないこと、そのような考え方がないことを知らなかった。
病気はどうしようもない事が多く、医者は万能ではない事は、心に刻みたい。

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2015年11月10日

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