【感想・ネタバレ】第五番 無痛IIのレビュー

あらすじ

創陵(そうりょう)大学准教授の菅井は患者の黒い肉腫に唖然とした。エイズに酷似するウイルスが骨を溶かし数日で全身に転移、意識障害で死に至らしめる。あらゆる薬が効かず数カ月で日本中にこの「新型カポジ肉腫」が多発したが国は無策で人々は恐慌した。一方ウィーンで天才医師・為頼がWHOの関連組織から陰謀の勧誘を受ける。ベストセラー『無痛』の続編。

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ネタバレ

シリーズ全二作おわり。
なんか全体的に為頼センセ運に頼り過ぎじゃね?と思いながらも飽きずには読めました。
昔Superfly主題歌でドラマ化してたかな?みたいな記憶で読む。先入観なくすために、読み終わってからキャストを見ましたが為頼センセと白神センセはまあイメージとあんま相違ないけど、他はだいぶん脚本脚色してたんかな?サトミ役が浜辺美波やったんやへぇ〜

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2024年08月29日

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ネタバレ

前作で不穏な終わり方をしていたからドキドキしながら読み始めたら、思ったほど重大な事になってなくてちょっと拍子抜けしてしまった

肉腫の状態や博物館の標本の様子、三岸の作品が、凄くグロテスクに想像できた

新しい人生を歩み始めたイバラとサトミを利用した白神に物凄く腹が立った

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2023年02月18日

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ネタバレ

これだけの厚さを、一回も飽きることなく読ませさせる力がすごい。
今回はすごい規模の恐ろしさが描かれていたけど、リアリティある文章に引き込まれて、そういう意味での“おかしさ”は感じず、最後まで読みきれた。けど、最後の終わり方がよくわからなかった…。
コロナが流行っている今読むから、また身近に感じられる部分も多々あって、おもしろく読めた。
イバラが想像以上に成長していて、なのに亡くなってしまったのは悲しかったな…。

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2022年04月17日

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ネタバレ

無痛の続編。
無痛のラストがヒー!って感じだったからドキドキしながら読み始めたけど、続編は不穏な要素が至るところに散りばめられてて前作よりも目が離せなかった。
なんといっても新型カポジが怖すぎた~!
フィクションだということを忘れ、新型カポジに罹ったらどうしようってビクビクしてた笑
ウィルスって本当に怖い。。
そしてラストのイバラーーー!!!泣きました。。
悲しい結末ではあったけど、これ以上ない結末だと思う。
そして最後の最後の為頼先生に起こったことはどうゆうこと??
久坂部作品の読後感はいつもザワザワ笑

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2020年12月03日

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ネタバレ

*創陵大学准教授の菅井は患者の黒い肉腫に唖然とした。エイズに酷似するウイルスが骨を溶かし数日で全身に転移、意識障害で死に至らしめる。あらゆる薬が効かず数カ月で日本中にこの「新型カポジ肉腫」が多発したが国は無策で人々は恐慌した。一方ウィーンで天才医師・為頼がWHOの関連組織から陰謀の勧誘を受ける。ベストセラー『無痛』の続編*

前作「無痛」も素晴らしい作品でしたが、今作も同様に読み応えたっぷりの作品に仕上がっています。と言うのも、平面的なストーリー展開ではなく、二面からなる奥の深い物語だからです。新型の病気の蔓延も終息も全てが企みだとしたら?と言う専門家ならではの切り口と、実際にその病に侵された時の人間の醜悪さや絶望や滑稽さを巧みに描く筆力と。すっかり引き込まれてしまい、あっという間に一気読みです。が、前作を知らないと魅力も半減なので、続けて読むのがお勧めです。
とは言え、続けて読むと、為頼医師のキャラクターが少々変わった感じがするのは否めないのですが・・・。イバラは強かった。無痛なことに苦しんだだろうけど、最後はその無痛に救われたんだろうな。含みを残すラストも良かった。時間を置いて再読したい秀作。

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2019年12月04日

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ネタバレ

【ネタバレあり】



無痛の続編。
謎の新型感染症とパンデミックの恐怖が描かれる。新型カポジ肉腫に感染した人がじわじわと肉腫に蝕まれていく様子には戦慄した。以来ほくろが大きくなってないか気になってしかたない。現在では滅多に命を落とすことはないような病気でも、その治療法が確立するまでにはたくさんの人の命が犠牲になってきたんだな、と改めて思った。医者の地位向上のためにWHOが自作自演のバイオテロみたいなことをしているというのは、本当にあったとしたら恐ろしすぎる話だ。
イバラは前作に引き続き、洗脳されて利用されて殺人の道具にされかかって…真面目に更生しようとしていたのに、どうしてそんな目に遭わなければいけなかったのだろうと、不憫で仕方なかった。

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2018年07月13日

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ネタバレ

「無痛」の続編。この作者の作品好きかも。

「新型カポジ肉腫」に不気味さを感じながらも読む手が止まらない。ヨーグルト食べるの躊躇するなあ。。。それにしてもアイツがあんな形で戻ってきたのもびっくりだけど、こんなラスト。。なんだか物悲しかった。

医療従事者じゃないのに医療系の話が好きなんだけど、日本と海外の「医療」の考え方の違いが面白い。そっか。。人が健康になると病院はいらいないか。でもそれを逆手に取っているのか、健康でも検診を勧める今日の日本。病院が閑散としてるなんて日は来ないのでは。。

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2016年02月16日

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ネタバレ

2015.8.5リクエスト
10ヶ月間待って仮受したけど、単行本『第五番』の改稿だった。『無痛』『第五番』と続いてる。読んだことあったけど、再読。

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2016年06月17日

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ネタバレ

無痛の続篇長編小説。

無痛が最後 犯人イバラの逃亡で終わったので、その直後から始まると思いきや数年経ったところからだったので ちょっとビックリ。
逃亡した直後の様子はなしで 刑を終えて出所していたので それもビックリ。

今回は新型ウイルスがメインテーマだが、登場人物は無痛のままで、新たに数名が加わる感じ。
医療の意味を深堀することがテーマにもなっており、犯罪小説しての部分は二の次の様に感じた。

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2023年08月14日

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ネタバレ

主人公が空気だったなあ。
医学界に潜む陰謀と疫病の発生と、それを巡る人々の話は良かったが、わざわざ『無痛』の2巻にする必然性は無かった感じです。

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2017年05月28日

シリーズ作品レビュー

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