死が怖い人へ

死が怖い人へ

1,045円 (税込)

5pt

小説家であり、また医師でもある著者は、これまでにも『日本人の死に時』『人間の死に方』『人はどう死ぬのか』など、死をテーマに著述を発表してきた。
医師として、ひとりの人間として、数々の死を看取ってきた著者の集大成として、本書はある。
死が怖い人へ、かつて死が怖かった人へ、身近な人の最期に悲しむ人へ、迫る自分の死を考える人へ。
すべての人に贈る、死生観の教科書。

読めば死が怖くなくなる。
死とは何か、その恐怖とは何かを考え、その克服法を考える。

※カバー画像が異なる場合があります。

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死が怖い人へ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    普段考えることを避けてきた死について、改めて考えることができた。他の国や昔の死についての捉え方は、医療が発達した現代の日本とは違っていた。読み進めること医師などの死に慣れている人の考えは、死を避けている一般の人と異なっていることがわかった。人の死は避けることができず、その時になったら医療は無力である

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    結婚して新築マンションを買ったけど、手続きの関係でなかなか入居できず、「今死ぬのは本当に嫌。望んでいるものが手に届きそうで届かない時に人生終わるのだけは勘弁!」と思ってた時に、この本を見つけた。

    お医者さんとしてたくさんの人の死に関わってきた視点から、死とどう向き合うべきか書かれたエッセイ。

    0
    2025年04月01日

    Posted by ブクログ

    生を諦められないのは、「まだやり残したことがある」との思いからである。したがって 充実した日々を送るとか欲望を小さくすれば、死を怖れることも少なくなるのではないか。本書を含むいわゆる「死の四部作」を通しての思いである。

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    久坂部先生の死生観は、すんなり腹落ちします。自然体が素晴らしい!「生」はテーマパーク、出生エントランス〜学校ジャングル〜人間関係の迷路を経て、老いの館。テーマパークはいつかは閉園するので、その1日を出来るだけ愉しむ、というのが刺さりました!感謝

    0
    2025年02月13日

    Posted by ブクログ

    作者は医者であり小説家であるので文章を綴るというところではとても上手にまとめていた。内容もなるほどという言葉しか見当たらない。このなるほどがなんであるかを知りたい方は本書を読んでみてほしい。

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    助からない患者を見たときの医者の対応。
    日本の安楽死の矛盾。
    管や穴だらけにされて苦しみたくないのと、パプアニューギニアの人のようにポジティブに死を受け入れたい。

    0
    2025年04月23日

    Posted by ブクログ

    メンタルを崩した時、もっとも怖かったのは人の死だった。回復した今でもフラッシュバックがある。おそらく自分に対しても、人に対しても何も出来ていない自責があるからだろう。今出来ることから逃げず、いつ死んでも良いように。

    0
    2025年03月29日

    Posted by ブクログ

    医者らしく、身も蓋も無い書きっぷりだけど、それがむしろ良かった。
    死ぬときはそれなりに痛い・苦しいものと知っておくと良い、とか、メメント・モリとか、これからの老後生活に大いに参考になった。

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    医師である著者が死ぬことについて色々と述べられている書籍。死が怖くないという人もいるけど、その状況に置かれないと自分がどういう心境になるかはわからないな。ただ、Memento mori, carpe diemは心に残った。

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    “死ぬ時節には死ぬがよく候”

    両親の死を見てきたが、父の最期には苦痛を与えたことから、母は延命治療はしない選択をした。当の本人はどうしたかったのか?は、今となってはわからないし、ただ私自身が納得したかっただけとも思う。

    残された者の満足(都合?)で左右されてしまう死とはなんだろう?ふと考えさせら

    0
    2025年04月03日

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