久坂部羊のレビュー一覧

  • 絵馬と脅迫状

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    久しぶりの久坂部羊
    やはり良い作家さんですね!短編集なのでいつも読んでいる長編に比べてどうなんだろう?と思い読んでみましたが、どの作品も限られたページを存分に活かした面白い話しばかりでした。
    ふと、個人的に最近の”世にも奇妙な物語”は面白く無くなったなぁと言うのを思い出し、こんな短編を題材にドラマ化したら面白いのに!と思いました。

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    2026年02月07日
  • 廃用身

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    ネタバレ

    実写の予告で気になって、この本を手に取った。予告は不気味でホラーチックな雰囲気だったから、怖い場面がいつ来るかと警戒しながら読み進めてた。

    だけど、予想に反して前半は恐ろしさを全く感じなかった。廃用身を切り落とすと聞いて、残虐な場面や患者の悲痛な声を想像していたから驚いた。


    後半から語り手にが変わって漆原を客観的な視点でみるようになる。ここで物語の印象、すなわち漆原の印象が何度もひっくり返り始める。

    私は頭の中で漆原が本当は善人か悪人か何度も考えていた。だけど、最後まで読むとそこに答えがないことに気が付く。人間は善人と悪人の二種類に単純に分類できるものではない。

    「漆原が嗜虐的な一面

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    2026年06月25日
  • 嗤う名医

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    初めての久坂部羊さん小説で、
    想像してたものより、医療という枠の中の話ではないなと驚きました!

    予期せぬ展開、個性的すぎるキャラ、突飛な設定とオシャレさのある結末!
    短編のそれぞれで味が違うので飽きない一冊でした!✨

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    2026年01月27日
  • 人はどう悩むのか

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    ネタバレ

    老いにあらがわない。抵抗すると敵は増える一方。精神の健康を目指す。
    何事にも、良い点と悪い点がある。
    長生きも良い点ばかりではない。
    老いのマイナス面を拒否するのではなく、受け入れる。
    自ら奮起させても、いつかはできなくなる。
    周囲に迷惑をかけたくない、も欲望。それも受け入れる。
    脳卒中のリハビリは6ヶ月と決まっている。それ以上は効果がない。やるだけやったら、結果は受け入れる。
    杖、おしめ、車椅子も受け入れる。
    プライドは高齢者を苦しめる。
    配偶者に先立たれる悩み。夫婦仲がいいと残されたほうは苦しむ。愛情が冷え切っていれば悩まない。
    高齢になっても頭がしっかりしていると、体が動かなくて有り余る

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    2026年01月23日
  • 人はどう死ぬのか

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    病院側の視点で書かれているが、
    看取りにおいての儀式という名の芝居をおこなっているという点や、
    看取りを経験すると箔がつくということで、看取り経験者たちの話を指をくわえるようにして聞いていた、など、
    ちょっと不愉快になる表現があった。

    また、看取りは在宅ですべきで病院の治療は無益とあるが、
    それは急変をしていない患者の場合であって、
    現に吐血などの慌てて救急車を呼ぶような患者を受け持っていない著者が、断言すべきではないのではないかと思った。

    教科書というには少し偏ったものであり、経験をもとに語られすぎているかなと思ったが、
    医療はやりすぎると恐ろしいことになる、ということなどは勉強になった

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    2026年01月16日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    つい読みやすい短編の医療系に手が伸びてしまいました。その期待は裏切らないのですが、短編集はやはり短編集でした。それにしても、お医者さんがもっと楽な社会にはならないのでしょうか。

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    2026年01月10日
  • 怖い患者

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    タイトルの通り

    身体や精神的に病んで罹ったとき、
    人はこんなにも壊れてるんだなと

    結局のところ、世の中でいちばんこわいのって人間だったりするんですよね

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    2026年01月08日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    本当に医療に携わる方々の体力、知力、タフさは尊敬するし感謝しかない。どのお話もよかったけど、「研修医ヒナノの洞察」、「春に綻ぶ」が好き。
    少しでも健康でいようと思う。

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    2026年01月05日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    アンソロジーは、新しい作家さんとの出会いも楽しみ。シリーズ物も読んでみたいと思う作家さんに会えた。医師をしながら小説家もできるなんて凄すぎる。

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    2026年01月04日
  • 命の横どり

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    臓器移植の多くの問題を,ドナーの家族の喪失の思いや移植を待つ人たちの必死な願い医師や移植コーディネーター達のケアなどいろんな立場から描いている.ドナー家族に寄り添う体での弁護士の正義顔が煽るマスコミと共に不快だった.

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    2026年01月02日
  • 無痛

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    まぁまぁ面白かった。久坂部羊さんの本は初めて読みましたがまた別のも読んでみたいかな。

    なかなかエログロ要素もありましたが。

    これは続く…のか?

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    2026年01月01日
  • 命の横どり

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    ネタバレ

    流れは概ね予想通りだが、推進と反対の考え方や移植医療の現状が整理できて、興味深く読めた
    自分は移植意思表示をしているものの、その事について家族と話し合ったことはなかった
    提供が善ではあるが、提供しないことが悪ではないはず
    ダブルスタンダードも多くの人の本音かもしれない

    自分が人からほしいことは自分もしようという気持ち
    とりあえず献血に行こうかな

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    2025年12月26日
  • 命の横どり

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    臓器移植というセンシティブなテーマを軸に、提供する側・移植を受ける側それぞれの心情や苦しみが丁寧に描かれている。理屈としては脳死は人の死と理解していても、それが大切な家族だった場合、本当に受け入れられるのか、、、ドナー家族へのアフターフォローの重要性についても、あらためて考えさせられた。重いテーマながら、物語の力で引き込まれ、読みやすさも感じられた。

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    2025年12月25日
  • 絵馬と脅迫状

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    初めての作家さん
    医療や老いに絡めた短編ミステリー

    どの話も短い中にも謎あり皮肉たっぷりで、ラストにちょっとした驚きありで楽しめた。
    そして非常に読みやすい
    なんだけど今ひとつ物足りない……
    同時進行で非常に暗くて重い作品を読んでいるからかもしれない…(꒪⌓︎꒪)

    少々の毒のあるミステリーを書かれる方なのかな?
    長編はどうだろう…読んでみようかな♪(´ε` )



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    2025年12月25日
  • 人はどう死ぬのか

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    本書の私の結論は、
    最期が遠いうちから、死を意識して備えておく事。
    理想は病院死より在宅死。
    結論においては、著者と同意見。

    死生観はホントそれぞれあるだろうけど、安楽死について触れられていて、私は消極的だったけど、本当に苦しんでいる人の立場を知る事や価値観を思えば制度として設けて良いのではないか、と考えるようになった。
    だって。それも選択の、人権の、尊重じゃないかと。
    選択出来る事で救われる人も居る現実。

    オランダでは、条件付きで12歳から安楽死を認め、スイスでは医師による自殺幇助が認められ他国から望む人の受け入れもしているのだとか。

    だいぶ重い感想になってしまったけど。
    命は尊むべき

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    2025年12月24日
  • 寿命が尽きる2年前

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    この作家さんの考えには同感!と思っているので好んで読む作家さんの1人です。
    健康寿命は、もう10年ちょっとくらいしかないだろうなぁと思っているので やりたいことやっておこう!と思ってます。仕事もいつ頃辞めようかと考えるくらいの歳になってしまった…
    けれど、何かあったらとかいろいろ考えて なかなか辞めれないんだろうなぁ…
    どうしても不安ですよね。女性の方が長生きするから、たぶん1人残されるんだろうなとか思ったり…
    だけど、最終的にはいつも まっ!先のこと考えても仕方ないな…に行き着くんです。

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    2025年12月23日
  • 無痛

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    登場人物全員うっすら気色悪いし、思考が偏っている。

    サトミの話があっさり終わってて、引っ張った割にはそこまで重要人物じゃなかったのかなと。

    白神の倒錯した性的欲求の描写も必要だったのかな?ただ気持ち悪かったな…

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    2025年12月09日
  • 絵馬と脅迫状

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    短編なので重いテーマ性はなく軽く読めた。
    久坂部さんの本は、いつも深く考えさせられ悩んだりするので、時々はこういう本もいいかも。

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    2025年12月06日
  • 死が怖い人へ

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    ネタバレ

    タイトル通り、「死の恐怖」をどう乗り越えるかとの話が多かった。
    自分は死の恐怖よりも老いの恐怖のほうが勝っているので、文章が心に響きにくかった。
    一番興味深かったのは
    最終章(第9章)幸福な死とは 。
    幸福な死を阻むもののリストが興味深い。後悔、ないものねだり、他人との比較・・・
    思い浮かんだのは、これらは「他人に嫉妬する要因」とも重複する部分があるのではないかと。
    最後は考え方、心の持ちよう だとあらためて突きつけられた。

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    2025年12月06日
  • 思い通りの死に方

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    ネタバレ

    思い通りの死に方、というタイトルに惹かれて読む。
    思い通りの死に方ができれば、こんな安心なことはないではないかと考えたため。
    筆者は「人間の死に方」で有名な久坂部羊さんと「大往生したけりゃ医者と関わるな」著書の中村仁一さん。
    この2人の延命治療反対派2人の対談なので、反対意見を差し挟まれることもなく、話が弾む様子が文字から見て取れる。

    以下、心に残ったところ
    ①「自分の死を考えるための行動」として一番のおすすめは棺桶に入ること

    ②死に方は意のままにならないが生き方は思い通りになる。納得の行く尊厳ある生き方をすれば最後はどんな死に方であろうとどうでもよくなる
     →ほんとそのとおり。やはり結局

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    2025年12月06日