久坂部羊のレビュー一覧

  • 院長選挙

    Posted by ブクログ

    ちょっと、あまりにリアルすぎ(笑)
    各科の争いが特に(笑)。
    コメディカルの視線も(笑)。
    さすが医師作家さん

    0
    2020年09月27日
  • 第五番 無痛II

    Posted by ブクログ

    無痛の続編。
    新型カポジ肉腫…治療法もなく、国も無策で広がって来た…
    ほんまに、今今のコロナ禍とオーバーラップする。唯一の救いは、コロナの方が症状は軽い(日本を含めアジア諸国に限る?)
    このウィルスは、実は、中国寄りの機関の…
    作家の久坂部さんが医者という事もあり、カポジ肉腫の病状などがリアルで怖いΣ(-᷅_-᷄๑)
    前作の登場人物たちは、それぞれの結末があり、少し寂しさが…

    0
    2020年09月19日
  • 神の手(下)

    Posted by ブクログ

    上の実録調に比べ、下は医師会と医師組織JAMAの安楽死法制定を巡る対立や内抗争。ミステリー調になり凄い速さで展開する。面白かった。

    0
    2020年09月12日
  • 神の手(上)

    Posted by ブクログ

    21歳の末期癌患者の激痛を取り除くために外科医の白川は最後の手段として安楽死を選んだ。だがその母親は医師を告発した。背後に蠢く安楽死推進派と反対派。悪い人間やマスコミのドロドロが随所に。やや2派の争いは読みにくいが、さすが久坂部先生。後半が楽しみです。

    0
    2020年09月09日
  • 悪医

    Posted by ブクログ

    癌に興味があったから読んだ。癌患者の苦しみは良くかけているな、おそらくこんな感じなんだろうなと思ったけど、医者の書き方が、ステロタイプで深みが感じられなかった。著者が医者だから現実に近いんだろうけど、おそらくだからこそ、手心が加えられているんじゃないか。総じて、もっともっとどろどろした感情を抱えているんじゃないか。そこんところを深く掘り下げて書いてほしかった。

    0
    2020年07月25日
  • 医療幻想 ―― 「思い込み」が患者を殺す

    Posted by ブクログ

    文字通り「医療幻想」について医者の立場から書いた一冊。

    著者は医師であるし海外赴任など様々な経験をしているので説得力がある反面、特にガン治療においては懐疑的すぎないかと思った。
    もちろん、治らないガンもあるだろうし、治療した人とそうでない人の生存率を割り出すこと自体難しいのはよくわかるのだけど。

    0
    2020年07月13日
  • 神の手(下)

    Posted by ブクログ

    ふぅ、読み終わった。。
    下巻はどんどん恐ろしい展開になって行きます。
    あの人の正体にびっくりして、え?じゃああれも?マジかーってなった。
    白川先生だけが救い。

    0
    2020年07月06日
  • 神の手(上)

    Posted by ブクログ

    興味深いテーマにグイグイ惹き込まれた。
    いろんな人のいろんな思惑があって、、翻弄される白川先生がちょっと心配。。

    0
    2020年07月05日
  • 悪医

    Posted by ブクログ

    タイトルからどんな腹黒い医師が登場するのかと思ったら全然違っていた。
    治療法がもう無いからと自分に余命宣告をした医師を悪医と呼ぶ患者とその宣告をした医師、2人の視点から描かれる物語。両者とも悩みながらもがきながら懸命に生きる人。今の自分は「生」にしがみつく気持ちはないけれど、土壇場になったら果たしてどうだろう?と考えさせられた。

    0
    2020年06月23日
  • 告知

    Posted by ブクログ

    著者の実体験を交えた短編集。在宅医療専門看護師のわたしが、終末期の患者とその家族への対応に追われる。「罪滅ぼし」(認知症の妻)「告知」(末期がんの夫)に感動。リアル生々しい中にもどこか救いのあるものでした。

    0
    2020年05月24日
  • 廃用身

    Posted by ブクログ

    26 久坂部羊さんのデビュー作。非常に良くできているが、衝撃的で後味も悪いので、強いてお勧めはしません。廃用身とは、脳梗塞等の麻痺で動かず回復しない手足のことで、2050年には、80歳以上が15%になること。他人事とは思えず読みました。

    0
    2020年04月10日
  • 悪医

    Posted by ブクログ

    医者と患者、それぞれの立場から医療について描かれています。
    医療って何?
    治療って何?
    わかりやすかったです。
    個人的には、健康関連のお仕事をしているし、親族に医者が多いので、さんざん考える機会があった方です。
    だから、この小説に出てくる患者さんたちが言う、「医療(治療)をやめるってことは、生きることを諦めるってってことだ」という思い込みにびっくりしました。
    でも、通常、風邪を引いたときも、なにか体に不安がある、、などがあれば、病院に行けばなんとかしてもらえる、、と思っている人には、びっくりする内容なのかもしれません。
    医療者、患者側を淡々と描いていますが、読みながら、「えっ、どっち?」などと

    0
    2020年04月05日
  • 悪医

    Posted by ブクログ

    現役の医師が描くだけあって、真実味がある。
    末期がンの患者に対する医師の本心と思いと現実。
    しかし、患者はもう治療法がないなんて受け入れられない。
    それでもと泣きつく患者に、正直に向き合うか適当に受け流すか…
    医師が考える残りの人生と患者が希望を捨てずにと向かう残りの人生にも大きな壁がある。
    おそらく、ずっと平行なのだろう。
    でも、医者も人間。自分も患者の立場になれば同じようになるのかもしれない。
    とても興味深い話だった。

    2020.1.28

    0
    2020年01月29日
  • 黒医

    Posted by ブクログ

    久坂部羊『黒医』角川文庫。

    7篇収録の医療の未来を描いたブラック短編集。

    爆発的な高齢者増加により貴重な働き盛りの若者が優遇される未来、生まれてくる子供が抱える障害に右往左往する夫婦、少年時代に女性器に異常な興味を持った産婦人科医……

    現実と創作の境目が解らなくなりそうなブラックな短編ばかりだが、物足りなさを感じる。

    本体価格640円
    ★★★★

    0
    2023年02月06日
  • テロリストの処方

    Posted by ブクログ

    勝ち組、何を持って勝ち組と言うのか。医療の隙をついて大儲けしていれば勝ち組?医療の世界を牛耳っていれば勝ち組?
    なるべく医者にかからずに過ごしたいのだけれど……

    0
    2019年12月16日
  • 廃用身

    Posted by ブクログ

    他校の高校生がビブリオバトルで紹介していた本です。「老乱」をはじめ、老人問題や介護問題に言及する医療系の小説の多い作者の、これもまた衝撃的な作品でした。

    脳梗塞などで身体に麻痺のある要介護老人たち。
    彼等のQOLや介護者の負担を減らすため、動かない手足を切断するという「治療法」を開発した医師と、彼を巡る社会の混乱を描いた作品です。
    一概にフィクションと言いきれないようなディテールの細さに加え、実際問題としてこれからの超高齢社会における「不安」を示している点など、読んでいて「ザワザワ」させられます。
    理想に燃える主人公と彼に賛同するスタッフ、一方で彼の独善だと批判するメディア双方の在り方が描か

    0
    2019年12月15日
  • 第五番 無痛II

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    *創陵大学准教授の菅井は患者の黒い肉腫に唖然とした。エイズに酷似するウイルスが骨を溶かし数日で全身に転移、意識障害で死に至らしめる。あらゆる薬が効かず数カ月で日本中にこの「新型カポジ肉腫」が多発したが国は無策で人々は恐慌した。一方ウィーンで天才医師・為頼がWHOの関連組織から陰謀の勧誘を受ける。ベストセラー『無痛』の続編*

    前作「無痛」も素晴らしい作品でしたが、今作も同様に読み応えたっぷりの作品に仕上がっています。と言うのも、平面的なストーリー展開ではなく、二面からなる奥の深い物語だからです。新型の病気の蔓延も終息も全てが企みだとしたら?と言う専門家ならではの切り口と、実際にその病に侵された

    0
    2019年12月04日
  • 破裂(下)

    Posted by ブクログ

    2004年に書かれたとは思えない程、現実的に今の世の中に問題を投げかける少子高齢化問題。15年経っても何も変わらない。でも、命の問題はどうにもならない。。

    0
    2019年12月01日
  • テロリストの処方

    Posted by ブクログ

    久坂部羊『テロリストの処方』集英社文庫。

    近未来の医療格差が広がる日本を舞台にした医療ミステリー。久坂部羊の初期作品はシリアスなものが多かったが、ここ数年ブラックユーモアを感じる作品が増えたように思う。本作もまた医療という深刻なテーマを扱いながら、ブラックユーモアを感じる作品であった。

    勝ち組の医師を狙う連続テロが発生し、医師から一転、医事評論家となった浜川はテロの主犯を同期の医師・塙ではないかと疑うが……

    本体価格620円
    ★★★★

    0
    2019年10月19日
  • 破裂(下)

    Posted by ブクログ

    医療ミス裁判、大学病院でのポジション争いとそれにまつわる保身、厚労省が水面下で進める人口調整のための高齢者のぽっくり死推進、これらが絡み合い物語は進む。本筋は大学病院の隠蔽体質を突く医療ミス裁判のようだが、一方で超高齢化社会をどう乗り切るのかを突きつけてくる。
    ハッピーエンドではないのだが、それゆえに読者に対してこの国の医療制度や先行きに疑問を投げかけているのが印象に残る。

    0
    2019年10月08日