久坂部羊のレビュー一覧

  • 破裂(下)

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    ネタバレ

    高齢化社会問題、安楽死も定義していて興味深いけど、やっぱり残るのは大学病院の白い巨塔かなあ。医療ミスは難しい。医療裁判で原告側がほぼ勝てないのはここだと思う。難しい医学用語を裁判で並べられても分からないしね。それに、「無痛」だったかな、どんな簡単な手術でも成功率100%なんてなく、必ずリスクが伴うものであり、医者は神様という意識は日本独自のもの、というのも理解している。でも遺族が浮かばれないかあ。

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    2016年05月24日
  • 神の手(上)

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    ネタバレ

    安楽死をテーマにした医療ミステリー。
    安楽死って、当事者(患者)とその家族とで意見が分かれそうだな。。耐え難い痛みに苦しむくらいならさっさと殺してくれと思うのは患者自身だけど、それを受け入れてしまった家族はずっと罪の意識を持ったまま生きなきゃならないのかも。難しい。
    積極的な延命治療が苦痛をもたらすなら、治療せず、天命を全うしたほうが幸せなのかな。

    こてこての関西弁をテキストで読むとやらしく聞こえるな(関西人の方ごめんなさい)。。康代のキャラが上手く引き立ってる。でもむかつく!!

    下巻へ。どうなることやら。

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    2016年03月29日
  • 医療幻想 ―― 「思い込み」が患者を殺す

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    医師にして作家でもある久坂部羊氏が、日本の医療に蔓延する「幻想」を明らかにし、医療の在り方を問い直した著書である。
    ◆薬は効くという幻想・・・新薬の認可のための治験(患者でその効果を試すこと)には限界がある。多くのサプリメントは論理的に効くはずがない。対症療法の薬は自然な治癒力を弱めかねない。。。
    ◆名医幻想・・・医療者から見たいい医者と患者が思ういい医者には往々にして大きな隔たりがある。エリート医師の集まる大学病院などでは、臨床よりも研究が重視される。。。
    ◆診断幻想・・・正常と異常を分ける基準値の変更により、それまで正常だった人が病気に分類される(高血圧が好例)。認知症患者の多くは老化現象

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    2016年03月21日
  • 第五番 無痛II

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    無痛II
    前作にもましてのスピード感がたまらない。
    時間を忘れたい時、集中することによってドーパミンを出したい時にオススメ( ̄▽ ̄)

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    2016年02月24日
  • 第五番 無痛II

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    ネタバレ

    「無痛」の続編。この作者の作品好きかも。

    「新型カポジ肉腫」に不気味さを感じながらも読む手が止まらない。ヨーグルト食べるの躊躇するなあ。。。それにしてもアイツがあんな形で戻ってきたのもびっくりだけど、こんなラスト。。なんだか物悲しかった。

    医療従事者じゃないのに医療系の話が好きなんだけど、日本と海外の「医療」の考え方の違いが面白い。そっか。。人が健康になると病院はいらいないか。でもそれを逆手に取っているのか、健康でも検診を勧める今日の日本。病院が閑散としてるなんて日は来ないのでは。。

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    2016年02月16日
  • いつか、あなたも

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    在宅医療の短編集。実際の医師の話だけにいずれも良かった。ほとんど回復しない人々を診るのは楽ではないのだ。

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    2016年02月14日
  • 第五番 無痛II

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    『無痛』の続編。
    医師と患者の思いの違い。
    医療の現実と裏側。
    とにかく病気とか様々な医療に関して、複雑に感じるところがある。
    私も何かで聞いたことがある。
    「すごい薬が開発されると医師とか製薬会社が儲からなくなる」とか…
    そんなことをふと思い出したなぁ。

    2016.2.14

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    2016年02月14日
  • いつか、あなたも

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    在宅医療・・・される方はとてもいいんだろうが、家族の大変さを思うと私は病院で最期を迎えたい、かな。。。

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    2016年02月11日
  • 破裂(下)

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    ドラマが見応えあったので、原作も手にとりました。

    下巻は少し勢いが失速したような気がする。

    しかし問題提起としては、原作の方が重苦しい結末になった。最後は結局皆いなくなり、問題だけが山積み…。江崎も結局自分のことで手一杯だし、芹沢とかどうするの、一体?

    原作は本当に医者の描かれ方がいやらしくて、ちょっと辛かった。いくら何でもそんな嫌な人ばっかりじゃないと思うよ…。作者こそがある意味一番医者に嫌気を感じてるんだなあと感じた。

    ドラマの香村は原作の香村と江崎を足して割ったような人物設定、佐久間は割とそのままかな。ドラマ版は親子関係とかも入って来てたし他も皆何かしら信念がある風になっていたの

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    2016年01月08日
  • 破裂(上)

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    とにかく皆が自分のことしか考えてない話(笑)だったけど、面白かった。
    続きが気になる小説は久しぶり。

    作者は医師なのに、もはや医師を憎んでるの?な勢いの書き方が時々引っかかる。
    言い方を変えれば、医師批判に偏重しすぎてる部分がある。
    他の先生は厳しい書きかたされてるのに、江崎先生やその周辺には全体的に甘い評価なのがなんだか違和感がある。内部告発すれば薬中なのはたいしたことないみたいな扱い…ドラマではいなかったことになってたし。
    あと江利子の江崎に対する惹かれかたも嫌。旦那さんには別に落ち度ないのに…。松野はジャーナリスト失格だし。

    佐久間はかなり魅力的なキャラだと思う。
    厚労相のマキャベリ

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    2015年12月21日
  • 神の手(下)

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    安楽死と現在の日本の医療に問題提起する社会派サスペンス。患者を安楽死をさせてしまった医師の苦悩と、それを取り巻く安楽死推進派と反対派の攻防、政府も巻き込み、安楽死法、医療業界再編に話は及ぶ。

    医師の仕事が多義に渡るようになったり、リスクの高い科が避けられ、医師不足の背景など今の医療問題が見えて学びになる。色々な思惑が絡み、安楽死させた医師が苦悩し話が進様も読んでいて興味深い。

    この本を読み、反対派の意見も理解した上でもやはり、私もそういう風になれば死の選択が欲しいと思う。

    【引用】
    私自身、親を安楽死させる事ほど親不孝は無いと思いましたが、でも実際によってケルヒムで最後を迎えた母を見て、

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    2015年11月24日
  • 第五番 無痛II

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    前作とはまた違う恐ろしさがありましたねぇ。今回は医師のモラルと人間性を問われる作品です。まったくのフィクションじゃないかも?と思ってしまうのは私だけでしょうか…(笑)前回のあの人があんな形で出てくるのと、最後の最後に読書を驚かせるしかけがしてある。前作同様、分厚いけどほどんど一気読み。読んでいる間は「イボができたらどうしよう」なんて思ってしまいましたね(笑)

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    2015年11月21日
  • 破裂(下)

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    医療事故、高齢化社会、汚職、隠蔽、殺人、中毒、権威欲、正義といった言葉がキーワードかな。
    結末が明らかにならずに終わってしまったことでモヤモヤ感が残ったので星ひとつマイナス。
    医療関係への取材力は凄いと思う。

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    2015年11月07日
  • 破裂(下)

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    老人介護に関わる者として、後半は一気読みでした。
    介護保険、年金、医療保険、高齢者が増えていく中で、いつまでこの体制が保てるのか。もう破綻は見えているのでしょう。綺麗事ではすまない。
    とても重たい読後感です。

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    2015年10月20日
  • 第五番 無痛II

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    「無痛」の続編にあたる作品。

    ある日、原因不明の新型カポジ肉腫の恐怖が日本を襲う。
    小さな斑点のようなものにはじまり、劇的に悪化して死に至る肉腫。
    その病にかかるひとびとと治療法を探る医療人。
    同じ頃、ウイーンで在日本人のための診療所で医師として働く為頼のもとに、白神と共に日本を離れた南サトミが現れる。

    エボラ出血熱、エイズ、狂牛病、SARSといった日本でも話題になった疾患と、WHOを絡め、物語は進む。
    医学の世界の光と闇。それも、利権争いや汚職といったものではない、もっと恐ろしく深い闇。
    こんなことあるわけない。馬鹿らしい。
    こう言って一笑に付すことの出来ない真実味がこの作者の文章にはあ

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    2015年09月29日
  • 第五番 無痛II

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    すべての人が健康なら医者は要らなくなる。伝染性のひどい病気が発生すれば医療従事者の必要性は高まる。高い必要性を維持するにはどうするか‥‥う~ん 病気と医療 存在感はセットで発生するのか‥‥‥ なるべく医者にかからずにすませたいなぁ

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    2015年08月30日
  • いつか、あなたも

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    在宅医療に関わるクリニックの看護師や医師の話。放置される認知症のご老人、民間療法に傾倒する家族、ただ進行するのみの疾患。
    わりと劇的な展開はなく、患者さんの描写も状況のわりには手酷くない。
    読んでいて辛くてしかたなかった。

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    2015年08月08日
  • 第五番 無痛II

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    ネタバレ

    2015.8.5リクエスト
    10ヶ月間待って仮受したけど、単行本『第五番』の改稿だった。『無痛』『第五番』と続いてる。読んだことあったけど、再読。

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    2016年06月17日
  • 破裂(下)

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    確かに、『死』への距離が短くなっている。
    どう死ぬのか?
    と言うことは、重要なことに見える。

    アルツハイマー症にはなりたくない。
    寝たきりもいやだ。
    それ以外ならば いいかな。

    そうすると ガンが 痛みが伴うけども
    いいのかな。
    中途半端な脳梗塞が 危険だ。

    死ぬ時に 快楽があれば。
    という 説が いかにもいいね。

    主人公が いないのが 特徴的な編集法。
    松野が 医療過誤を暴くかと思ったが、違っていた。
    江崎は 重要なところで 麻酔中毒者となり リタイアー。
    香村も 裁判では 実質的な負けとなり、別の事件で襲われる。
    江利子は、最後までは 追求せず、元の鞘に収まる。
    佐久間の野望は 途

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    2015年04月29日
  • 人間の死に方 医者だった父の、多くを望まない最期

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    「今の医療は不安と心配ばかり増やしている。」医者が言ってくれたのが嬉しい。「莫妄想」「少欲知足」。2015.4.12

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    2015年04月12日