嗤う名医

嗤う名医

小説・文芸
616円 (税込)

3pt

脊柱管狭窄症で尿道に管を入れられ自宅で寝たきりの状態を強いられている男性は、嫁に浣腸を頼むのが憂鬱だ。あげくに嫁は看護婦や医師にわたしが痴呆だと嘘をついて嫌がらせをしている。きっと施設送りにしようと企んでいるに違いない。そんなことはさせないと叫ぶが――「寝たきりの殺意」。豊胸手術に失敗した運の悪い女を描いた「シリコン」他、現役医師による背筋が凍るミステリー全6篇。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    嗤う名医
  • タイトルID
    :
    399385
  • ページ数
    :
    312ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年10月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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嗤う名医 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ほとんどが知らない病院、医者の裏側。そのエグさが6編も!
    知らないからこそ、ありえるかもしれないエグさ。
    好きなのは大きな声では言えないが、「至高の名医」、「名医の微笑」デス。
    また、仲野徹さんの同窓生ならではの遠慮ない解説が笑える。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    現役医師の書く小説。
    リアルな医療現場が書かれてるんだろうなー楽しみだなーって軽はずみな気持ちで読んだら、
    かなり別の世界のあまりにもリアルな描写が…
    電車で読むの気まずかった…
    でもおもしろかったです。
    解説もよかった。他の作品もとても読みたくなった。

    0
    2026年04月10日

    Posted by ブクログ

    久坂部小説は読むのに勇気がいる。収載されている5話まではその通りであったが、最後の作品は爽快であった。デザート的な意味合いなのだろうか。

    0
    2026年07月13日

    Posted by ブクログ

    心臓外科医であることが、よりリアリティを読者に知らしめる作品。主人公はいずれも優秀な医師だが、反面、優れた面を維持していく苦しさや悩みも持ち合わせている。
    6篇の小話はいずれも最後になって平静を取り戻している、いや、穏やかになっているのが良い。

    0
    2026年06月04日

    Posted by ブクログ

    ブラックなテイストに対しての人々の反応は、三つくらいに分けられると思う。
    ①ブラックユーモアが分かる人 ②面白さが分からない人 ③怒り出す人。
    この本は①に該当する人にお勧めしたい。
    かなり濃い。
    そしてお医者様の書く医療物は本格的であり、ああ、こんな患者に悩まされているんだろうなー、そりゃ気晴らしも必要だ、と思う。

    【寝たきりの殺意】
    寝たきりの高齢男性・守山(もりやま)のモノローグで終始する。気難しくわがままな老人だ。
    舅の介護が嫌でたまらない様子の嫁だが、なぜか嫁の方の肩を持ちたくなってしまう。
    守山はついに嫁に殺意を抱き、さてどうやって殺してやろうかと想像するくだりが、ブラックユーモア。
    首を絞める、小便を漏らす。毒を飲ます、泡を吹いて・・・やっぱり小便を漏らす、うははは、と妄想する守山。
    実は・・・

    【シリコン】
    豊胸手術に失敗した「運の無い」女の復讐。復讐の手段が・・・
    おっぱいと一緒に良心もいくらか切り取られてしまったのだろうか。

    【至高の名医】
    清河武史郎(きよかわ たけしろう)は、神の手を持つと言われる外科部長。ストイックで正義漢。医師にも患者にも厳しすぎるのが玉に瑕。
    ふとした事で、病に対する恐ろしい体験をし・・・

    【愛ドクロ】
    文京大学医学部の解剖学講座の技術員である原山良人(はらやま よしと)は頭蓋骨マニア。
    良人は多くの標本を管理するうち、人の頭蓋骨が透けて見えるようになった。
    自分だけの美しい頭蓋骨を手に入れたくて仕方がない。

    【名医の微笑み】
    矢崎逸郎(やさき いつろう)42歳。0.1ミリの狂いが血管を突き破りかねないカテーテル治療の第一人者。そのほか、朝から外来診察、患者への治療説明、医療機器メーカーとの打ち合わせ。病棟の患者の診察では愚痴を繰り返す半身不随の老人、中途半端な医療知識を振り回すわがままな家族にも、矢崎は丁寧な対応と微笑みを崩さない。
    自宅では三年前に脳梗塞で倒れた父の食事の介助。妻から、息子の学力についての愚痴。息子は塾の勉強について行けず、妻は進学校に入れることだけが正義と思っている。自分の家族のわがままに対しても、矢崎は丁寧な対応と微笑みを崩さない。
    このストレスに見合うほどの息抜きはあるのか?

    【嘘はキライ】
    水島道彦(みずしま みちひこ)38歳、独身。都立新宿医療センターに勤務。去年、内科医長に昇進。
    嘘が見抜けるのでは?と看護師。嘘を言う人間は、後頭部からすっと黄緑色の狼煙が立ち上る。
    その能力を、教授選に利用される。

    0
    2025年07月03日

    Posted by ブクログ

    短編集です。
    医療を題材にした小説は初めてでしたが、非常に読みやすく、個人的には『寝たきりの殺意』と『名医の微笑み』が面白かったです。

    0
    2024年11月08日

    Posted by ブクログ

    私がどんなに努力してもなれない職業の一つ、医師。とてつもなく頭のいい人、でも、だから、きっとどこか欠点とか性癖とか裏の顔とか持ってるだろなぁ、きっとこんな医師いるんだろなぁ、

    0
    2022年11月19日

    Posted by ブクログ

    【医者、患者は何を思う】
    医療ミステリー短編の6話。
    「寝たきりの殺意」は後の長編「老乱」の様な認知症高齢者が主役。認知症の人がどう世の中を見て、聞いて、感じるのかは分からないはず。認知症は不可逆的であるからだ。それは死の瞬間や死後が分からないのと近いのだが、恐らくこの様なのだろうと怖くなる、擬似認知症体験小説である。
    「嘘はキライ」は超能力SF短編といったところか。軽い話として楽しめる。

    0
    2018年07月15日

    Posted by ブクログ

    医療関係のお話が6編入った短編集。ミステリー、とあるけど…どうなんだこれは(^^; どのお話もかなり毒がきいてて、結構好きだな~。現役医師の書いた小説だと思うと、エロもグロもあんまり生々しく感じないというかうっすらエタノールの匂いがするというか…そんなん私だけか? 私はいわゆる軍艦頭なので『愛ドクロ』に出てきたような、自分の頭蓋骨の3D映像をぜひ見てみたい!(笑)

    0
    2017年09月28日

    Posted by ブクログ

    医療に携わる人の環境などが勉強になった。少し過激な描写もあったが、また違う作品も読んでみたいと思った。オチが少し弱い気もする。

    0
    2017年07月09日

嗤う名医 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    嗤う名医
  • タイトルID
    :
    399385
  • ページ数
    :
    312ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年10月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • 【閲覧できる環境】
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