久坂部羊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書の私の結論は、
最期が遠いうちから、死を意識して備えておく事。
理想は病院死より在宅死。
結論においては、著者と同意見。
死生観はホントそれぞれあるだろうけど、安楽死について触れられていて、私は消極的だったけど、本当に苦しんでいる人の立場を知る事や価値観を思えば制度として設けて良いのではないか、と考えるようになった。
だって。それも選択の、人権の、尊重じゃないかと。
選択出来る事で救われる人も居る現実。
オランダでは、条件付きで12歳から安楽死を認め、スイスでは医師による自殺幇助が認められ他国から望む人の受け入れもしているのだとか。
だいぶ重い感想になってしまったけど。
命は尊むべき -
Posted by ブクログ
ネタバレ思い通りの死に方、というタイトルに惹かれて読む。
思い通りの死に方ができれば、こんな安心なことはないではないかと考えたため。
筆者は「人間の死に方」で有名な久坂部羊さんと「大往生したけりゃ医者と関わるな」著書の中村仁一さん。
この2人の延命治療反対派2人の対談なので、反対意見を差し挟まれることもなく、話が弾む様子が文字から見て取れる。
以下、心に残ったところ
①「自分の死を考えるための行動」として一番のおすすめは棺桶に入ること
②死に方は意のままにならないが生き方は思い通りになる。納得の行く尊厳ある生き方をすれば最後はどんな死に方であろうとどうでもよくなる
→ほんとそのとおり。やはり結局 -
Posted by ブクログ
すごくシンプルに強引に書くと「死が近づいた時に無理に病院で生かすことはせず、自然に任せることが最善」ということです。
このことは小説家でもある久坂部さんの作品にも何度も登場人物に言わせています。
ちょうど母が看取りのタイミングが近づいていて、健康ではあるけど体力がなく、食べられない。でも胃瘻はせずに水分と栄養の点滴になり、あとは自然に旅立つのを待っていますが、父も(元気)近くで看取ることができるので、久坂部さんの考えに賛同しています。
医者は家族に頼まれれば後でトラブルにならないように一見必死に生かすけど、「医者はホントは知っている」という副題があるように、医者としては家族と会話ができる(無理